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JUJUの恒例イベント「ジュジュ苑」、さいたまスーパーアリーナで開催!

JUJU | 2014.10.28

 カラオケやスナックで家族や親戚からリクエストされて歌い、拍手や笑顔をもらう。カバーというよりも、リクエストが、JUJUの原点であり初心なのだろう。

 JUJUが様々なアーティストのカバー曲を披露する恒例企画「ジュジュ苑」。2008年に渋谷Duoからスタートした大人気のカバーライブイベントの10周年スペシャルバージョンが、自身最大規模となるさいたまスーパーアリーナで開催された。巨大スナックと化した会場に集まった2万5000人の観客にはLEDリストバンド「FreFlow(フリフラ)」が配布され、アリーナ中央には客席を360度見渡せる巨大な円形ステージを設置。オープニングには横浜を拠点に活動するマーチングバンドが登場し、会場を大いに盛り上げた。1曲目は、彼女が以前、「女の子たちにカラオケで靴を脱いで、ソファの上で跳ねながら歌って欲しい」と話してくれた「Voice」。さらに、「途中であきらめそうなったときもあったけど、夢を見続ける大切さを改めて教えてくれた曲を謳います」と語った「Dream」、イントロだけで歓声がわき、中盤では歌とピアノだけで大きなスケールを表現した「優しさで溢れるように」と、オリジナルナンバーを3曲続けてパフォーマンスしたあと、今回の企画の意図を説明した。

「私が歌うことを好きになったきっかけは、子供の頃に無理矢理、大人達に歌わされたカラオケで。誰かの名曲を歌うっていうことが、私にとってはライフワークのようなものだったので、デビューのときから、シングルには必ず、カバー曲をいれるようにしていたし、バーライブも大切にやってきて。……私、カラオケが好きなんですね。しかも、カラオケボックスに行くよりも、カラオケスナックに行く方が好きなんですよ。私と一緒にカラオケに行ったらこんな感じっていうのをやりたくて、このジュジュ苑をはじめました。ジュジュ苑は毎回テーマを決めてリクエストを募っているんですが、今回は“TIMELESS”というテーマのもとに、オリジナル曲とカバー曲の両方からリクエストを頂きました。JUJUの10周年の10月なので、オリジナル曲を10曲、カバー曲を10曲、選ばせて頂きました。四方にあるスクリーンには歌詞が出る仕組みになってますので、見るだけじゃなく、一緒に歌ったり踊ったり、手拍子をしたり。時にははしゃぎすぎてみたりしながら、楽しんで頂きたいと思います」

 ファンからのリクエストも多く、自身も「CHARAさんが好き」だというYEN TOWN BAND「Swallowtail Butterfly ~あいのうた~」では、甘さではなく、哀しみをたたえたウィスパーヴォイスを響かせ、彼女が敬愛してやまないグループであるサザンオールスターズ「真夏の果実」を極上のソウルナンバーに仕上げ、「小学生の私がいたく気に入っていた、ままならない歌」だというテレサテン「つぐない」(ボサノバに!)や竹内まりや「駅」など、文字通り、時代を越えて愛されている名バラードを披露。歌とアコギだけで始まった山崎まさよし「One more time,One more chance」の最後の見事なロングトーンには、会場から感嘆の声と拍手が自然と沸き起こっていた。

 本イベントでは恒例となっているJUJUとファンがステージでデュエットできるコーナーでは、まず、「歌いたい人?」という呼びかけに手をあげた候補者が彼女とジャンケンを行い、勝者となった丸山さんがEXILE「Lovers again」を一緒に歌い、「誰かと一緒に歌うのって本当に楽しい。だからジュジュ苑がやめられなくて。これからも続けていきたい」とイベントの継続の意志をみせた。また、ライブ後半では、DAMで開催されたオーディションで優勝した斉藤友美さんが「明日がくるなら」をJUJUとデュエット。JUJUが「最後、ハモられると思ってなくてゾクっとした」というほど、見事な歌唱力を発揮し、観客からも大きな拍手を受けた。

 アンコールでは、ロングヒット中のダンスバラード「ラストシーン」で、シャープで速いパッセージの上で、柔らかく踊るメロディラインを艶っぽく、情感たっぷりに歌い上げた。続いて、ジュジュ苑恒例の<今月のユーミン>コーナーに突入。「私は松任谷由実さんが大好きで。日本の音楽と言えばユーミンというくらい心底聞いてきて。はじめて聞いたときに、まだ子供だったけれども、衝撃が走り、心をわしづかみにされて。それ以来、何回も何回も聞いてきました。アニバーサリーイヤーだからこそ、この曲を歌わせて頂きたいと思いました」と語り、松任谷由実「ANNIVERSARY」を崇高ながらも親しみやすいアレンジで、あたたく、優しく歌い、最後にデビュー当時の心境と、自分を見つけてくれたファンへの感謝の気持ちを口にし、彼女がブレイクする契機となった3枚目のシングル「奇跡を望むなら…」の言葉1つ1つを手渡しするかのように大事に歌い、約3時間に及んだ巨大スナック、ジュジュ苑の営業は終了した。

 余談だが、オリジナル10曲、カバー10曲の予定だったが、インストナンバーだったインタールードの途中で白銀から金のドレスに着替えた彼女が登場し、急遽、「ありがとう」のアンサンブルに加わり、美しい歌声を響かせた。その、歌声が入った瞬間、言葉では言い表せない興奮と感動があったことも忘れられない。

【取材・文:永堀アツオ】

tag一覧 ライブ 女性ボーカル JUJU

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1. ANNIVERSARY /松任谷由実 【プロデューサー : 武部聡志】
2. Swallowtail Butterfly ~あいのうた~ /YEN TOWN BAND【プロデューサー : 亀田誠治】
3. Last Smile /LOVE PSYCHEDELICO【プロデューサー : 島田昌典】
4. シングル・アゲイン /竹内まりや【プロデューサー : 松尾潔】
5. 誰より好きなのに /古内東子【プロデューサー : 島 健】
6. Miss You /今井美樹【プロデューサー : 小林武史】
7. Can’t Stop Fallin’ in Love /globe【プロデューサー : 大沢伸一】
8. あなたのキスを数えましょう ~You were mine~ /小柳ゆき【プロデューサー : 松浦晃久】
9.情熱 /UA【プロデューサー : 玉井健二】
10. 人魚 /NOKKO【プロデューサー : 冨田恵一】
11. ENDLESS STORY /REIRA starring YUNA ITO【プロデューサー : 蔦谷好位置】
12. 糸 /中島みゆき【プロデューサー : 本間昭光】

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2014年09月17日

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1ラストシーン
2.Brand New Days Will Love You
3.Hot Stuff -English ver.-
4.恋人よ

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セットリスト

JUJU SUPER LIVE 2014
-ジュジュ苑 10th Anniversary Special-
2014.10.12@さいたまスーパーアリーナ

  1. Voice
  2. Dreamer
  3. やさしさで溢れるように
  4. Swallowtail Butterfly ~あいのうた~
  5. 真夏の果実
  6. つぐない
  7. Lovers Again
  8. One more time, One more chance
  9. YOU
  10. この夜を止めてよ
  11. 明日がくるなら
  12. If I Ain’t Got You
  13. Viva La Vida
  14. 六本木心中
  15. Hot Stuff
Encore
  1. ラストシーン
  2. ANNIVERSARY
  3. 奇跡を望むなら...

お知らせ

■ライブ情報

DENKA presents J-WAVE LIVE~AUTUMN
2014/11/06(木)Bunkamuraオーチャードホール

アメリカン・エキスプレス 百貨店ギフトカード presents MUSIC FOR ALL, ALL FOR ONE 2014
2014/12/21(日)国立代々木競技場 第一体育館

※その他のライブ情報、詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。

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