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「極東ロックンロール・ハイスクール 第弍章」最終公演の相手はT.M.Revolution

氣志團 | 2015.02.10

夏を制する物がタイマンを制す!
妖精か悪魔か? ラスボス、T.M.R 降臨!!

 SPYAIR、乃木坂46、黒夢、D’ERLANGER、PUFFY、SCANDALなど、強豪アーティストとのタイマンGIGを繰り返してきた、氣志團主催の対バンGIGシリーズ「極東ロックンロール・ハイスクール第弐章」もいよいよファイナル。第46戦目となる、最終公演のタイマン相手に指名されたのはT.M.Revolution! 1996年、浅倉大介プロデュースによりデビューしたT.M.R。「WHITE BREATH」、「HIGH PRESSURE」、「HOT LIMIT」など、数多くのヒット曲を排出し、近年も水樹奈々とのコラボレーションで世間に賑わせた、誰もが認める超一流アーティストの降臨は、極東シリーズのファイナルに相応しい贅沢さ! 2012年には同時期に開催された、西川の主催する『イナズマロックフェス2014』と氣志團主催の『氣志團万博2012』に互いが行き来したり、西川と團長は西川が男性ファッション誌「SENSE」にて対談連載「真夜中の男子会」を長期に渡って連載するなど、良い関係性を保つ二組だが、タイマンでの対バンは今回が初。妖精か悪魔か? 極東第弐章を締めくくる、この重要なGIGで氣志團はラスボス・T.M.Revolutionの色気と男気に飲み込まれてしまうのか? はたまたT.M.Rメンバー(T.M.Rファン)もしっかり魅了し、大きな盛り上がりの中で第弐章を大団円で幕を閉じることが出来るのか?

 開演前から突き上げるような“ターボコール”が沸き起こる会場。ここまで全46戦に渡って毎回、対バン相手を徹底的に調べあげ、相手のコスプレも取り入れながら、練りに練ったネタで観客を喜ばせてきた、しーちゃん、弾くん、キコちゃんによる微熱DANJIの前説コントがT.M.Rメンバーもたっぷり楽しませ、しっかり温めたところで、先攻・T.M.Revolutionのステージがスタート。「HIGH PRESSURE」のイントロに乗せて、ステージに登場した西川貴教。過激で最高なバンドサウンドに乗せたタフなハイトーンを聴かせ、「来いよ!」と観客を煽ると会場中が振り付けを合わせる。「会いたかったぜーっ! (『極東ロックンロール・ハイスクール』)ラストに相応しい、精一杯の試合をやらせていただきます!」と短い挨拶を挟み、<氣志團的にもオールオッケー!>と歌った「HOT LIMIT」で、早くもフロアの熱気は沸点を超える。さらに「飛ばすぜー!」と始まった「WHITE BREATH」の激しいパフォーマンスで限界超えの盛り上がりを見せ、ラスサビを会場中が大合唱で合わせると、「T.M.Rファンとか、氣志團ファンとか、関係ねぇよな?」と西川が嬉しそうな笑顔を見せる。「今日はこの企画の最終日にお招きいただき、本当にありがとうございます!」と始まったMCでは、「“半ズボンの男じゃねぇのか!?”と思ってる方もいらっしゃると思いますが、今日は(長ズボンを)脱ぎません!」と断言し、“脱~げ、脱~げ!”と観客に煽られると、「俺が脱ぐか脱がないか? 突き破れるかどうかは、お前ら次第だ!」と返し、続く「突キ破レル ?Time to SMASH!」へと繋ぐ流れはお見事! 勢いと疾走感あるこの曲に再びフロアが熱気を上げると、ジャケットを脱ぎ捨てる西川。その男らしさに、フロアから突き上げるような歓声が上がる!「Thread of fate」のエモーショナルな歌声が会場の空気を一変させると再びMC。「翔やんとは何かと縁があって……」と團長との対談連載の話、本人も知らない暴露話で笑わせた後、「盛り上がるだけでなく、歌を届けたい。みなさんにバラードをお届けします」と新曲「Phantom Pain」を気持ちいっぱいに歌い上げる。「もう一度だけ、みんなが一体になってる姿を見せてもらって良いですか?」と始まった、「Preserved Roses」、「革命デュアリズム」はクライマックス。激しくダイナミックなバンド演奏と西川の力強いボーカルに合わせ、水樹奈々のパートを観客が大合唱! 猛スピードで2曲を駆け抜けると、シャツを脱ぎ捨てて上半身裸になった西川が強烈なシャウトで曲を締めくくる。「最後にみなさんと氣志團への贈り物を1曲やらせて下さい」と西川。♪WOW..,と始まった曲は、なんと氣志團の最新ヒット曲「喧嘩上等」! ヘヴィなバンドアレンジに打ち込みやサンプリングが加わり、原曲とも違った魅力で聴かせたこの曲。西川の男らしいボーカルや、原曲にはないギターの速弾きソロで観客を魅了。氣志團への愛と敬意、西川の男気とサービス精神を感じさせるこのカバーに、KISSESからも惜しみない拍手が贈られた。

 続いて登場した後攻・氣志團は1曲目「好きにならずにいられない」で、光の弾くシンセサイザーからGIGがスタート。キレの良い演奏で始まったこの曲だったが、曲の最中に舞台袖から黒子が現れると團長が着ていた長ランを剥ぎ取ると、團長はDJ OZMAでお馴染みの全裸タイツに股間をT.M.Rのロゴで隠しただけのあらわな姿に! そのまま團長が送風機で風を浴び、リーゼントをなびかせながら熱唱すると、暗転にサイレンの音が響き、ステージ中央でスポットライトを浴びたのは白鳥松竹梅。どっしりしたベースプレイで静かに始まった2曲目「高校与太郎組曲 -喧嘩ボンバー-」では、舞台袖から身長2mの團長と光が登場。さらに3曲目「Baby Baby Baby」では曲中に金テープの特効が上がったりと、いつも以上に大仰な演出でT.M.Rの圧倒的パフォーマンスに対抗! MCでは、「フルスペックの西川さんに何をしたら勝てるんだろう?と考えた結果が冒頭の小細工でした」と笑わせた團長。T.M.Rの「喧嘩上等」カバーに触れ、「獅子は兎を倒すのにも全力を出すと申しますが、全力出しすぎ! 違う鳥肌が立ちました。あんなアレンジしないでよ! あの後、俺たちが演ったらショボいと思われるでしょう!!」と騒ぎたて、会場からは大爆笑が起きる。さらに「しかし、TVで見ていたスーパースターに自分たちの曲を歌ってもらうだぁなんて、これは凄いことですよ!」と西川を絶賛すると、「西川さんの8分の1の迫力でお送りします」と、微熱DANJIを加えてオリジナルの「喧嘩上等」を熱唱。T.M.Rメンバーも巻き込み、全員で振り付けを合わせたこの曲で会場に一体感が生まれる! いよいよGIGも終盤を迎えた頃、全16本に渡って行われてきた『極東ロックンロール・ハイスクール第弐章』の終わりを惜しむかのように、「愛羅武勇」が丁寧にたくましく、たっぷり気持ちを込めて演奏され、クライマックスとなった「ONE NIGHT CARNIVAL」では、歌詞やギターリフに「HOT LIMIT」を引用した、この日限りのT.M.Rマッシュアップ・ヴァージョンを披露。T.M.Rへの愛と敬意を込めた演出に、T.M.Rメンバーも大興奮&大熱狂! そして、ラストはこのシリーズを通して、さらに強まったメンバーやKISSESとの絆や結束を確認するように「鉄のハート」を演奏。両組のファンが大きな拍手でそのステージを賞賛する中、氣志團のGIGが幕を閉じた。

 アンコールの声に登場し、西川をステージに呼び込んだ氣志團。「こんな日が来るとは、10年くらい前には思っていませんでした」との團長の言葉に、「カニ食べに行きますか?」と西川が返す意味深な会話に会場から笑いが起こる中、「どの曲ならお互いの良さが生かせるか悩んだのですが……」と曲紹介して始まったセッション楽曲は、なんとクリスタルキングの「大都会」! <ああ 果てしない 夢を追いつづけ>と、超高音域の歌声と圧倒的な声量で聴かせる西川に驚嘆の声が上がる中、西川と團長が息の合ったツインボーカルで観客を魅了。曲中、「HOT LIMIT」時のコスプレで登場した早乙女 光が爆笑を生む中、團長と西川がガッチリと握手を交わし、この日のGIGは大団円で終演。強豪揃いのタイマン対バンGIGに果敢に挑み続け、数多くの名勝負を生み出した「極東ロックンロール・ハイスクール 第弍章」はこれにて全公演が終了。バンドとしての強靭さとたくましさをさらに増した氣志團は9月13日より初の3DAYSに渡って行われる『氣志團万博2014 ~房総大パニック!超激突!!~ Presented by シミズオクト』へと挑む。氣志團の飽くなき挑戦はまだまだ続く!!

tag一覧 ライブ 男性ボーカル 氣志團 T.M.Revolution

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リリース情報

喧嘩上等 (CD+DVD)

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2014年05月21日

影別苦須 虎津苦須

<CD>
1.喧嘩上等
2.友よ
3.喧嘩上等 (カラオケ)
4.友よ (カラオケ)

<DVD>
1.喧嘩上等 (ミュージックビデオ)
2.喧嘩上等 メイキング映像

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お知らせ

■極東ロックンロール・ハイスクール 第弍章

LiSA vs 氣志團
~デラべっぴんがやって来るっ。みゃあ!みゃあ!みゃあ!~
2014/03/17(月)東京・SHIBUYA-AX

SPYAIR vs 氣志團
~桶狭間爆音合戦!!尾張名古屋の終わらない夜~
2014/03/20(木)愛知・Zepp Nagoya

グループ魂 vs 氣志團
~超絶魂2 お台場大パニック!超激突\(‘jjj’)/~
2014/04/09(水)東京・Zepp Tokyo

乃木坂46 vs 氣志團
~学生服反逆同盟~
2014/04/15(火)東京・Zepp Diver City Tokyo

GRANRODEO vs 氣志團
~熱血硬派ろでおくん、ヤンキー集団に絡まれる、の巻。~
2014/04/24(木)東京・Zepp Tokyo

黒夢 vs 氣志團
~ロックンローラーは電氣羊の黒い夢を見るか?~
2014/05/10(木)東京・Zepp DiverCity Tokyo

サンボマスター vs 氣志團br> 極悪さんぼ~美しくない人間たちの日々~
2014/05/28(水)東京・赤坂BLITZ

D’ERLANGER vs 氣志團
~13日の金曜日の陶酔~
2014/06/13(金)東京・TSUTAYA O-EAST

NoGoD vs 氣志團
~The タイマン!! 団長vs團長!! 埼玉vs千葉!! ブサイクvsブサイク!!~
2014/06/19(木)東京・LIQUIDROOM

私立恵比寿中学 vs 氣志團
~私立恵比寿中学・私立戸塚水産高校 合同コンサートGIG 略して合コンin Zepp Tokyo 2014~
2014/06/26(木)東京・Zepp Tokyo

NIGHTMARE vs 氣志團
~ジャイアン vs ブタゴリラ BEYOND~
2014/07/04(金)東京・EX THEATER ROPPONGI

ニューロティカ vs PUFFY vs 氣志團
~ワンナイト・ネホリーナ・ハホリーナ・ナボリーナ・カーニバル~
2014/07/16(水)東京・赤坂BLITZ

MONGOL800 vs 氣志團
~モンパチとドンパチ!! ナハッ!ナハッ!ナハッ!~
2014/07/19(土)沖縄・ミュージックタウン音市場

SCANDAL vs 氣志團
~THE GREAT ROCK’N’ROLL SCANDAL in OSAKA~
2014/07/24(木)大阪・Zepp Namba

10-FEET vs 氣志團
~続・大きなフィートの木の下で in京都~
2014/07/26(土)京都・KBSホール

T.M.Revolution vs 氣志團
~妖精達の夏物語~
2014/08/11(月)Zepp Tokyo

※詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。

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