7月19日、「音×AiR♪JOL原宿でLove Me Do!」第3回。外は35度を超える炎天下、夏休み突入も手伝って、JOL原宿は冷房も歯が立たないほどの熱気が立ち込めた。今回もお笑いコンビ「磁石」とのコラボライブ、おまけに占い師のラブちゃんことLove Me Doもゲスト。なかなかゴージャスなひとときとなった。

　13時きっかりに3組勢揃いで登場。音×AiRについてツイートすると先着5名がLove Me Doに占ってもらえるという趣向を発表し、音×AiRだけが残って「シャカリキエビデイ」で1stステージがスタート。過去2回とはお客さんのノリのよさが明らかに違う！　手拍子を打ってくれてたり一緒に歌ってくれる子が多く、楓も思わず「ええ感じ！」と口走る。続いては原宿初披露の大人っぽい「叱ってサディスティック」。お客さんが乗ってくれると4人の動きも目に見えてよくなる。ライブ育ちだなぁ。「Love Me Do」には楓が先日レッスンを受けてきたという振りを盛り込み、お客さんもしっかりついてきてくれていた。

　ここでいったんハケて磁石がステージに上がる。クイズ大会など観客参加型のネタで着実に笑わせてくれ、おかげでさらに盛り上がったお客さんの前に音×AiRが再び登場し、「愛を唄おう」で2ndステージのスタートだ。楓は客席を練り歩いて、外国人観光客に声をかけたり、ブレイク部分ではメンバーと息が合わない（柱の陰になってステージ上から見えなくなる）のをネタに変えたりと、余裕が出てきた。「なんちゃってヒーロー」の後「次の曲で我々のステージ最後なんですけども」と言うと、第3回にして初めて「えーっ」の声が！　ラストの「Love Me Do」では手拍子を打つお客さんがさらに増えていた。終演後の物販コーナーも大盛り上がりで、なかなかいい日になったんじゃない？

「そうですね。歌もうたってくれたし、レスポンスが大きくてすごくやりやすかったです。次回はもっと距離を狭めていきたいと思います！」（楓）
「夏休みなので小、中学生が多くて、ヤングでしたね。お客さんのほうが若いことって僕らあんまりないんですよ。今日は“年上の日”でした（笑）」（大地）
「2回3回続けて来てくれてたお客さんもいて、うれしかったです！」（MASAYA）
「夏休みパワーで人も多くて、盛り上がりましたね。楓が歩き回ってるのを見て“いいなぁ”と思ったので、僕も何か工夫したいと思います」（竜之介）
　――というコメントどおり、夏休みのおかげでお客さんの年齢層がさらに下がってノリがよくなり、彼らもリラックスして一緒に楽しめた感じ。手ごたえはこれまでで文句なしに一番だったと思う。次回は8月30日。さらにアツく盛り上がること間違いなし！

【取材・文：高岡洋詞】
【撮影：Sinpu Tokyo.】