ひめキュン、歩んできた5年道のりがあるからこそ今歌える、新曲「覚醒ミライ」
ひめキュンフルーツ缶 | 2015.09.09
- EMTG:ひめキュンは今年で結成5周年ですよね。5年間続けてこられた秘訣みたいなのってあったりします?
- 谷尾 桜子:常に自分に満足がいかないで進んで来たら5年経っちゃいましたね。
- 岡本 真依:でもみんな言いたいことは言うよね。
- 河野 穂乃花:何でも言い合ってお互い機嫌が悪くなりつつも、ちょっと経ったら忘れて普通になっているみたいな。
- 岡本:姉妹みたいですね。
- 谷尾:話し合いも良くします。
- 菊原 結里亜:意識の確認は定期的にしますね。
- EMTG:メンバーから見て5年間で一番成長したのは誰だと思います?
- 谷尾 やっぱりみんな成長したよねー。まゆりん(奥村 真友里)とか歌めっちゃ上手くなったもんね。
- 奥村:えへへへ。
- 谷尾:初めはクセが強かったよね。
- 奥村:全部しゃくりあげるみたいな歌い方で。だから最初のシングルには声入ってないんですよ。
- EMTG:え、そうなんですか?
- 菊原:私と2人入ってないんです。デビュー曲を歌ってない(笑)。
- 奥村:ど下手やったもんね。
- 菊原:キーも高くて合わんかったしね。
- EMTG:でも今ではそれも出るようになって歌えるようになってきたと。
- 菊原:徐々に最近良くなったねって言われるようになってきて。
- 奥村:新たな課題はドンドンでてくるんですけどね(笑)。
- EMTG:ダンスはどうですか?
- 谷尾:ひめキュンはダンスも歌もみんな自己流だから独自に進み過ぎちゃって。
- 河野:やり方とかも教わってないし、基礎もやってこなかったし、メンバー同士の合わせも先生がついてくれるわけでもなくて最初はメンバーでやっていたので。
- 谷尾:全部自分達でやれって言われて。ロックバンドのやり方なので。
- 奥村:だからかなり遠回りはしていると思いますね。
- 岡本:でも一歩一歩確実に進んで来てはいます。
- EMTG:そんなひめキュンのニューシングルですが、メイン曲の「覚醒ミライ」含め今回4曲とも聴いた時に今までの作品と違ってヴォーカルが強くて生々しく感じたんですけど。
- 河野:レコーディングのミックスをやってくれた人がいつもと違うので、結構声が目立つようになっていると思います。
- EMTG:なるほど、そういうことだったんですね。それではここからは各自に推し曲をあげてもらって話しを伺いたいなと思います。先ずは奥村さんから。
- 奥村:じゃあ「ワードレス」で。私は最近モデルのオーデションとかを受けて結構最後の方まで残ったんですけど、残るにつれて周りの人と比べてしまって段々自信がなくなっていってしまったんです。でも周りと比べずに自分らしくやっていった方がいいんだなって思うようになったので、そこがこの曲の「自分が自分を信じること」みたいな世界観と通じるものがあったんです。
- EMTG:この曲は落ちサビ前のソロパートが印象的でした。
- 谷尾:そこ私です。
- EMTG:こういうエモーショナルな歌い方をする人ひめキュンにいたかな?誰だろう?って凄く気になったんですよね。
- 奥村:さく(谷尾)はそういうの多いよね。
- 谷尾:そうなんですよ(笑)曲によってこういう風にしたいなってイメージがあったりすると毎回歌い方や声が変わったりするんです。私もこの曲が推し曲なんですけど、初めて聴いた時から「こう歌いたい!」ってイメージが閃いた曲で、今回それがそのまま歌えたし事務所の社長にも褒められたんです。自分の中でゼロからわき上がって完成して褒められたっていうのがホントに嬉しいなって思ったし、「知らない世界をずっと探してた」っていう歌詞も今のひめキュンと重なって共感することばかりなので、個人的に思い入れが一番強い曲です。
- 河野:ほのかは「青の少年」が好きです。ちょっと切なさも入っている音で特に間奏の所がめっちゃ好きで「もっと聴きたーい、生バンドで聴きたーい」って。そこからのCメロも泣けるポイントなのでこの流れは最強だなって思いますね。
- 岡本:まいは「僕がぼくであること」です。自分はこれだけしか持っていないけど周りには沢山のものがあるから耳をすまして目を開いて、自分に合うものを吸収しながら自分の価値観だったり見ている世界を大きくしていきたいなってこの曲を聴いて思いました。
- 谷尾:それ私は逆やな。この曲は色んなものがあって自分を見失っているから耳を塞いで目を閉じて自分の中にあるものは何だろう?って探しているんじゃないかなって。
- 岡本:あーなるほど。
- EMTG:確かにどっちの意味にも取れます。しかもそれって2つともこれから先ひめキュンが進んで行く為に大事な考えですよね。もしかしたらこの曲は今後のひめキュンにとって重要な曲になってくるんじゃないですか?
- 岡本:そう。この曲はあんまりいっぱいやりたくないんです。
- 谷尾:ここぞという時にやろうと思っていて。
- EMTG:なるほど。では最後にタイトル曲を菊原さんお願いします。
- 菊原:多分みんなこの曲が好きやけん、敢えて言わなかったと思うんやけど(笑)。この曲は夢や希望を語って終わっているだけじゃなくて、自分自身の今出来る力で覚醒しないといけないんだよっていうメッセージソングなんです。歌い方が優しい中にも芯があって強いので聴いている人の胸に届くような曲になっていると思いますね。4ヶ月間の長いツアーが終わって、5周年のイベントもあったり成長した今のひめキュンにピッタリの曲だと思っていて、一年前だったら歌えなかった今だから歌える曲だなって思います。
今年で結成5年目、先日O-EASTで今まで対バンをしてきたバンドやアイドルを招いて記念イベントを二日間行い大成功を収めた愛媛のアイドルユニット、ひめキュンフルーツ缶。9月9日発売のニューシングル「覚醒ミライ」に収録された新曲4曲はキミトサインの白石ひでのりが全ての詞曲を担当し、同じ4曲をキミトサインもシングルとして発売。今までのひめキュンにはあまりなかったメッセージ性の強いナンバーやスローバラードが歌われている本作は次のフェーズへと向かうグループの先を照らし新たな道を示しているようにも感じられる。ライブハウスでの活動を軸に独自の道を歩み続けてきた5人の5年間の思い出や新曲について話しを訊いた。
【取材・文:山村哲也】
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※その他のライブ情報、詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。
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