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えろ漫画家ピクピクン☆ワンマン、ROLLYと共演!果たして、どう立ち向かうのか…?

ピクピクン☆ | 2015.11.26

 えろ漫画家や舞台俳優だけでなく、“氣志團万博”への出演を目指し、音楽活動もガチで行っているピクピクン☆。そんな彼が3rdワンマンライブを11月13 日に渋谷WWWで行った。ライブ・タイトルは“今年の全てを吐き出し全力で暴れ咲き乱れろ!超ピクラー祭り♪”。しかも、この日はグラマラスなロックスター、ROLLYのゲスト出演が決定しており、華やかさが割り増しになるのは確実。果たしてピクピクン☆は、どう立ち向かうのか……。

 照明が落とされ、バンドメンバーがスタンバイしていく。ドラムのイントロでライブがスタートすると、ド派手な衣装に身を包んだピクピクン☆がステージに現れる。1曲目のメロディアスなロックチューン「千紫万紅アナタは万華鏡」で、ガッチリとペースをつかみ、2曲目には早くも名物曲「赤いLUNAうさぎ」を披露。この曲はタイトルから連想されるように、女性の生理がテーマ。したがって、曲がプレイされると、観客から大量のタン●ンが投げ込まれるのが定番(初めて見た人はビックリするだろうが、これはお約束)。「お前ら、なかなかやるじゃないか!」と、タン●ンの洗礼を受けながらも、嬉しそうに叫ぶピクピクン☆。ライブはエロさ全開の「花と汁蜂」やポップな「まったりネッチョリたっぷりドッピュリ☆」など、彼らしい楽曲で進んでいく。

「アツイね~、ピクラーちゃん! 今日は何を言ってもイェ~!って言ってくれますか?」というコールに、すかさず「イェ~!」と返すピクラー達の反応は見事。その後も「ハグペロリスト」や「コシピクリ☆」など、おなじみの曲で場内の一体感もグンとアップ。そして、次のブロックではついにスペシャル・ゲストのROLLYがステージへ。ROLLYは濃い赤を基調としたグラマラスな衣装で華麗に登場。スリムなボディーラインにフィットしたジャンプスーツで観客の視線を釘付けに!

 トークタイムでは、ROLLYがツイッターでピクピクン☆を調べ、“友達になりたい!”と思ったというエピソードが語られた。この日の共演が実現したことに関しては、ピクピクン☆も「夢がかないました!」と、感動をにじませながら告白。その後、ROLLYが在籍したすかんち(SCANCHI)の代表曲「恋のマジックポーション」をデュエットするなど、垂涎のパフォーマンスで魅了。その後も、ピクピクン☆のレパートリーの中ではハードな「東京City Boys Love」や、LUNA SEA(ピクピクン☆は彼らから多大な影響を受けたらしい)の「STORM」のカバー、そして「真夏のVENUS」まで、タップリと楽しませてくれた。演奏中や去り際に、ROLLYとピクピクン☆がキスするという倒錯のパフォーマンスが飛び出し、観客は大興奮! 強力なインパクトを残してROLLYが楽屋に戻ると、余韻を残しながらライブは後半へ。お約束のナウシカのテーマで、再び場内をピクピクン☆の世界へ引き込むと、「Virgin Geez Now!」からはハードなブロックへ。ヘドバンしたり拳を上げる観客によって熱い空間が広がり、ラストの「豊穣の舞」まで、パワープレイで押しまくった。

 アンコールでは、「今日、ひとつ夢がかないました。うれしかったです! お前達のおかげです!」と、ファンに感謝の気持ちを伝えたピクピクン☆。そして、改めて氣志團万博参加への決意を宣言。さらには、氣志團の「落葉」をカバーして熱い思いを表現した。ラストは「卍・臨界・ヌレロラメ」。メロディーが印象的なナンバーで、最後の最後は温かい一体感で場内を包んだ。熱意マックスでライブを完走したピクピクン☆。果たして、来年は氣志團万博には出られるのだろうか? 彼の思いの強さに期待したい!

【取材・文:海江敦士】
【撮影:にしゆきみ】

tag一覧 ライブ 男性ボーカル ピクピクン

リリース情報

:12_White

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2019年11月29日

WM Japan

01.ReNNE(introduction)
02.Alone//Dite
03.MEI
04.Utopia

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お知らせ

■ライブ情報

舞台『しあわせ荘なひとたち』
2015/12/25(金)~29日(火)新宿シアターモリエール
公演詳細はこちら⇒ http://www.sma.co.jp/shiawasesou/

※その他のライブ情報、詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。

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