「ジャパネクレディオ powered by EMTG MUSIC」tricotが登場!
tricot | 2016.04.10
TOKYO FM「ジャパネクレディオ powered by EMTG MUSIC」
放送日時:毎週土曜 深夜25:30~26:00
ナビゲーター:小川智宏(ROCKIN’ON JAPAN 副編集長)
<第28回>ゲスト:tricot
4月9日(土)25:30放送
―放送を終えて―
第28回目のゲストは、tricotのVo&Gt中嶋イッキュウさん!
tricotは2010年に結成された3ピースバンド。
D難度の変拍子楽曲を「爆裂」と形容される激しいライブ・パフォーマンスで披露し、シーンを大席巻中!2014年にはアジア・ヨーロッパツアーを行い、海外の野外フェスにも出演。昨年4月には、アメリカRolling Stone.comの「あなたが知るべき10組のニューアーティスト」に選ばれるなど、国内のみならず海外でも注目を集めています。
つい先月もヨーロッパツアーで各地を転々としていたというtricot。なんと、26日間の海外滞在期間中、21日間はライブをしていたというから驚き!(+_+)過酷なスケジュールを見事に熟して先日無事帰国し、今回スタジオに遊びにきてくれました!
そんなtricotは4月27日に5曲入りのEP『KABUKU EP』をリリース!
今作のタイトルを『KABUKU EP』と名付けたきっかけになった出来事として、最近イッキュウさんが伝統芸能に興味を持ち始め、年明けにメンバーと一緒に“歌舞伎”を見に行ったというお話も飛び出しました。そんな話を聞いた小川さんから、「tricot界の藤原紀香、中嶋イッキュウ!」という一言が飛び出すと、スタジオは大爆笑!でも、何だか妙に納得できてしまったのは私だけではないはず…!?他には、相撲や落語などにも興味があるらしく、コメント動画の中でもその話をしてくれました。こちらも是非チェックしてみてくださいね!
また、Vo・Gt・Baの3ピースバンドであるtricotは、今回初の試みとしてオーディションで募集した凄腕ドラマー4人と共に作品を作り上げたということで、レコーディングを通して今までにない刺激的な経験がたくさんできたと興奮気味に語ってくれました。今までとは異なる制作方法で完成したこのEPは、イッキュウさん曰く、「まさに“一曲入魂!”という感じだったので、5曲入りだけど、エネルギーが非常に濃い作品になった」とのこと。
そんな自信作 『KABUKU EP』を引っ提げ、5月5日からは全11本の全国ツアー「KABUKU TOUR 2016」を行うことも決定しているtricot。今回のツアーは大阪・名古屋・東京以外はゲストバンドを迎える対バン形式で行われるらしく、その対バン相手も今回はtricotのメンバーが直々に決めたのだとか。 「tricotがどう成長したのかも見てほしいし、お客さんが今どんなテンションなのかも楽しみ!」とイッキュウさんも話していた通り、今作『KABUKU EP』を完成させたことに加え、過酷な海外ツアーも見事に乗り越えてまた一回りも二回りも大きくなったtricotが一体どんなライブを見せてくれるのか、今からとても楽しみです!
=リスナーからの質問=
Q. 世界中の色んな所でライブをしているtricotのみなさん、世界を周っていて一番印象的だった事件ってなんですか??あと、本当に凄まじい演奏ですがやっぱり練習をしっかりしているんですか??
(ラジオネーム:キュウカンチョウさん)
A.
自分の事件としては、ついこの間まで行っていたヨーロッパツアーで、一時記憶を無くしていたことですね。お酒を飲んでいた訳でもなくて、多分疲労からだったと思うんですけど…。
「もっといいライブがしたい、もっと考える時間がほしい」と思っていても、ほぼ毎日次の日にはライブがあって、その日のことを考えなくてはいけないというのを繰り返していたら、他の要因も重なって爆発しちゃって。
ツアー中ライブ動画をTwitterに上げていたんですけど、そういえば覚えてない…ってなって。ライブの記憶が3本くらい一切無くなっていて驚きましたね。でも、人から言われて自分で気づいてから治ったんです。今はもう全然元気なので大丈夫です!
もう一つの質問の、練習は……してないですね(笑)。個人的にはするんですけど、いわゆる全員でのライブリハみたいなのは全然してないです。そもそもライブ本数が多いので、ライブで鍛えられていく方が大きいですね。でも、自分はそれだと筋トレをせずに試合ばっかりしている感じがして、粗がどんどん見過ごされていきそうだなと思うので、一人で練習しています。自分の中で冷静になる時間が私には必要なので。
※2010年9月に結成して、現在5周年目のtricot。リスナーさんからの質問の延長で、「バンド内における3人それぞれの役割」についてイッキュウさんに尋ねてみたところ、こんな答えが返ってきました!
■キダ モティフォ:職人。ギターを武器にしていて、音楽が一番好きなのも先輩です。その分、思い詰まるところも多いというか、ダメになったらダメというタイプ。
■ヒロミ:楽観的。ヒロミさんがいないとバンドのバランスが取れないと思います。いつも前向きに「ええやん」って言ってくれます(笑)。私も先輩とは違うところで考え込んじゃうタイプなので、その間で2人をハッとさせてくれるというか。あと、私はせっかちで暴走気味になってしまうことが多いんですけど、それを止めてくれるのもヒロミさんですね。裏ボスみたいな感じです。
■自分(中嶋イッキュウ):暴走車ですね(笑)。それで周りを困らせる部分もあると思うし、それがないとtricotっぽくないというか。tricotの曲は面白いけど、その分伝わり辛い部分も多いので、それをより多くの人に伝えるのが自分の役目かなって。曲の中でも、表向きな存在としても、そういうものかなと思っています。
tricot
【L→R】中嶋イッキュウ (Vo&Gt)/ キダ モティフォ(Gt&Cho) / ヒロミ・ヒロヒロ(Ba&Cho)
プロフィール:
「このメンバーなら凄い事が出来る(絶対)!」と確信し、それまでの各々のバンド活動を終え、2010年9月1日、中嶋イッキュウ (Vo&Gt)、キダ モティフォ(Gt&Cho)、ヒロミ・ヒロヒロ(Ba&Cho)の3人でtricotを結成。
2011年5月にサポートメンバーであった komaki♂(Drums)が正式加入。直後に自主レーベル、BAKURETSU RECORDSを立ち上げる。展開の予測できない独特でスリリングな楽曲、それでいて耳から離れない中毒性の高いサウンドに、力強くも可憐で繊細なヴォーカルが絶妙にマッチし唯一無二の世界観を生み出している。キュートな笑顔からは想像のつかないD難度の変拍子楽曲をまさに「爆裂」と言う言葉が相応しい激しいライブ・パフォーマンスで 披露し現在シーンを大席巻中!!フロアには変拍子に合わせて無理やり踊るチャレンジングなキッズが大増殖中!!
2012年、2013年はARABAKI ROCK FEST、京都大作戦、FUJI ROCK FESTIVAL、SETSTOCK、MONSTER baSH、ROCK IN JAPAN、RISING SUN ROCK FESTIVAL、WILD BUNCH FEST、SWEET LOVE SHOWER等、各地の大型フェスに出演し注目を集める。2014年2月にはアジア3カ国の現地レーベルからアルバム・リリースが決定し、3月には初のアジア5カ国ツアーを実施。続く3月20日には東京・赤坂BLITZ、3月27日には大阪・梅田AKASOでワンマンライブを開催。3月27日、komaki♂(Drums)が音楽性の相違を理由に脱退し、オリジナルメンバー3人での活動を再開。2014年7月には、チェコ、ハンガリー、スロヴァキア、セルビアの野外フェス出演や、Pixiesのサポートアクトを含む初のヨーロッパツアーを実施。2015年に2月にはイギリスのNME.COMで特集記事が組まれ、同年4月にはアメリカのRolling Stone.comの「あなたが知るべき10組のニューアーティスト」に選ばれるなど、国内のみならず海外でも注目度が急上昇中のロックバンド。
ビデオコメント
お知らせ
■ライブ情報
KABUKU TOUR 2016
2016/05/05(木祝)大阪 CLUB QUATTRO(ワンマン)
2016/05/12(木)広島 セカンド・クラッチ w/アルカラ
2016/05/14(土)高松 DIME w/パスピエ
2016/05/20(金)福岡 DRUM Be-1 w/TBA
2016/05/27(金)札幌 Sound Lab mole w/アカシック
2016/05/31(火)新潟 GOLDEN PIGS RED w/cinema staff
2016/06/01(水)金沢 vanvan V4 w/cinema staff
2016/06/03(金)名古屋 CLUB QUATTRO(ワンマン)
2016/06/05(日)沖縄 Output w/MASS OF THE FERMENTING DREGS
2016/06/10(金)仙台 Darwin w/MASS OF THE FERMENTING DREGS
2016/06/18(土)赤坂 BLITZ(ワンマン)
※その他のライブ情報、詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。
■オンエア曲
ゲスト:tricot
【M1】「節約家」
【M2】「プラスチック」
(EP『KABUKU EP』より)
【オープニング】
「さよならDNA」 / 最終少女ひかさ
※2016.4.6発売
1st Full Album『グッドバイ』より
【エンディング】
「ファンファーレ」 / The Cheserasera
※2016.4.6発売
『Time To Go』より