TOKYO FM「ジャパネクレディオ powered by EMTG MUSIC」
放送日時：毎週土曜　深夜25：30~26：00
ナビゲーター：小川智宏(ROCKIN’ON JAPAN 副編集長)

＜第36回＞ゲスト：LACCO TOWER
6月4日（土）25:30放送

―放送を終えて―
第36回目のジャパネクレディオには、LACCO TOWERのVo. 松川ケイスケさんとBa. 塩崎啓示さんが遊びに来てくれました！

「えーこんな深夜に申し訳ないです…LACCO TOWERです」と、テンション＆腰低めの第一声で登場したお二人…。そのテンションの低さを小川さんに突っこまれると、「こんなオッサンがねぇ、深夜にワーってテンションでお送りしてもねぇ！」と今度は一転自虐キャラに(笑) これは何やら面白い放送になりそうな予感…！

2002年に結成したLACCO TOWERは、インディーズでアルバムを4枚リリースし、昨年2015年5月にアルバム「非幸福論」で待望のメジャーデビュー。3年連続で主催ロックフェス“I ROCKS”を故郷群馬で開催し、今年はGOOD ON THE REEL / グッドモーニングアメリカ / BRADIO / My Hair is Bad等、ジャパネクレディオでもお馴染みの面々などが多数出演しました。
そして、来週6月8日にメジャー2ndアルバム「心臓文庫」をリリース！

メジャーで活動してまもなく1年が経過しようとしているLACCO TOWERに、まずはこの1年を振り返ってみての“変化”を尋ねてみたところ、こんな答えが返ってきました。

松川：ありがたいことに、忙しくなってあまりご飯がうまく食べられなくなって…胃腸が弱くなりました(笑)でも、未経験のことが多いので、日々楽しいですね！忙しい楽しさを味わっています。
塩崎：大事にしたい人や仲間がどんどん増えていくので、その人たちに早く恩返しをしたいなと思っています。

この発言をきっかけに、オンエア内の至るところで「胃腸が弱い」と連発していた松川さん(笑)　終いには、小川さんが「胃腸薬のタイアップお待ちしています！」と冗談で盛り上げる一幕も！3人の息もぴったりで、松川さんと塩崎さんのテンションも上がってきたところで、いよいよ本題の2ndアルバム「心臓文庫」の話に。

かなりインパクトのあるアルバムタイトルですが、今作の歌詞を書くにあたり、松川さんはまず全曲に対して短編小説を書いて、その中から歌詞を組み立てていったそうです。それも、1曲について原稿用紙10ページ分の小説を書いたというから驚きです。そんなLACCO TOWERならではの素敵な過程を経て生まれた曲たちが詰まった今作は、バンドの「今」が色濃く詰まった作品になったとのこと。
そして、「未来前夜」という収録曲に掛け、小川さんからこんな質問も。

小川：LACCO TOWERとして、これからどんな“未来”をイメージしていますか？

松川：1年メジャーを経験してきて、本当にいろんなことが分かってきました。だからこそ、出来ること出来ないことの境界線も分かってきたので、良い意味でこれから先、暴れられる気がします。あと、胃腸が良くなる気がします…！(笑)
塩崎：この1年初めてのことだらけで何事も新鮮で、凄く充実していました。この先は、まだまだやれる気しかしませんね！

お二人のこの答えを聞いて、LACCO TOWERの明るい未来が見えたのは私だけではないはず。そんな勢い溢れるLACCO TOWERは、アルバムを引っ提げ、7/18（月・祝）恵比寿LIQUIDROOMを皮切りに全国リリースツアー【心造旅行】を行うことが決定しています！今回の全13本のツアーを「めちゃくちゃ短い」と軽く言ってのけたお二人！(笑)一本一本のライブが、さぞかし凄いステージになることでしょう！(^^)コメント動画では、このツアーに向けた意気込みも語ってくれていますので、こちらもお見逃しなく！

=リスナーからの質問＝
Q.LACCO TOWERのみなさんは自分たちで会社も経営されていますが、自分たちで会社をやっていて良かったなー！と思うことは何ですか？（ラジオネーム：ミントさん）

A.
松川：タイムカードがないことですかね(笑) 他にも良かったなーと思うことは結構ありますよ！例えば、うちはKey.の真一ジェットが経理担当なんですけど、僕らは彼に領収書を渡すんですね。そういうとこでは、ミュージシャンとは違う、“会社員”としての顔になるので、その2つの顔があるからこそ、バンドとうまく切り替えられるみたいなのはありますね。ずっと同じ場所にいる訳じゃないからこそ、仲は良くなった気がします。

塩崎：単純に、会社経営をしているということで活動の幅は広がりましたね。いろんな方々と接する機会も増えましたし、やりたいことも実現に近付けるようになりました。やっぱり早いですよね、自分たちの意志で決められるので。一方で嫌なこととしては、会社に関する変な電話が増えたことですかね…(笑)。


※塩崎さんが社長だというLACCO TOWERの会社。放送の中では、会社員ならではのこんな生々しい（！？）会話も繰り広げられました！

小川：社長から見て、「もっと働けよ！」と思う社員は誰ですか？
松川：おっと、そろそろ査定の時期ですか？(笑)これ、小川さんの一言で変わりますからね！
塩崎：やっぱりそれぞれ個人差がありますからね、ポテンシャルに(笑)そこはシビアに評価しないと！

塩崎社長、なかなか厳しいようです…！この日の収録後、松川さんは塩崎社長にお昼を奢ってご機嫌を取ろうとしていました(笑)　松川さん、査定の結果報告お待ちしております！(^^)

LACCO TOWER
【L→R】真一ジェット（Key）/　塩崎啓示（Ba）/松川ケイスケ（Vo）/　細川大介（Gt）/　重田雅俊（Dr）

プロフィール：
叙情的なリリック、パワフルなドラミング、空を切り裂く轟音ギター、縦横無尽にグルーヴするベース、幻想と狂奏が入り交じるピアノライン、どこか懐かしい印象のメロディがフロアを大きく揺り動かす。
叙情的な詩世界とは裏腹な激情その物のとんでもないライブパフォーマンスで全国各地で暴れ回る狂想演奏家。

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