「ジャパネクレディオ powered by EMTG MUSIC」 シャムキャッツが登場!

シャムキャッツ | 2016.08.21

TOKYO FM「ジャパネクレディオ powered by EMTG MUSIC」
放送日時:毎週土曜 深夜25:30~26:00
ナビゲーター:小川智宏(ROCKIN’ON JAPAN 副編集長)

ジャパネクレディオ第47回:シャムキャッツ

<第47回>ゲスト:シャムキャッツ
8月20日(土)25:30放送

―放送を終えて―
第47回目のジャパネクレディオには、シャムキャッツから、夏目知幸さん(Vo&G)と大塚智之さん(Ba&Cho)が遊びに来てくれた。

自主レーベルである「TETRA RECORDS」発足し、1年5か月ぶりの新作「マイガール」をこの8月にリリース。レーベル名にある“TETRA”には4という意味もあり、自分たち4人のバンドメンバーの事も表しているんだそうです。2009年の1stアルバム『はしけ』から7年、自主レーベルを立ち上げたのも、凄く自然な流れで物事が進んでいったみたい。

前作EP『TAKE CARE』からの1年5か月とう時間、ライブ、ツアー、楽曲の制作期間でありながら、同時に自分達を取り囲む周辺環境を変えたいね、という話もよくしていたんだそうです。サウンド面など楽曲のクリエイティブもそうだし、バンドメンバー内の関係性もいろいろ変わっていった期間だったようです。

自主レーベルになってどうですか?という問いに対して、「すごく楽しいです」という夏目さん、「いやーもう、こんなにストレスな事無いですよ(笑)」という大塚さんの真逆の答えが収録スタジオ内の笑いを誘ってました。レーベルをやるにあたっては、それ以前のメンバー内での役割を整理したんだそうで、「俺が一番変わったかも」と言う大塚さん、担う部分や責任も変わったのかもしれませんね。
大まかに役割をいうと夏目さんはアイデを出す人。大塚さんはスケジュールを管理したり実際に進行をして行く人。なんだそうです。

環境が変わった事で、音的にも、バンド的にも、その方向性においても、メンバーそれぞれが持つ理想を、意見として好き勝手に言うようになったんだそうです。それでもグチャグチャにならないのは、自分達がシャムキャッツをこれまで7年やってきたからなんだという言葉も印象的でした。
自主レーベルでの活動においては、時間的にも金銭的にも自分たちのペースで進められる環境になっていて、すごく良い状態なんだそうです。自主レーベルであるが故の新たな出会いも多いんだそうです。そういった偶然の出会いから、生まれるものが良い刺激になっているらしいですよ。

今作「マイガール」の制作において、そろそろギターを歪ませたいなとか、早い段階からロックがやりたいとい話になっていたそうです。夏目さん曰くWEEZERのサウンドや、Black Sabbathのサウンド、リフから曲を構築してゆく、みたいな部分で多くのインスピレーションを受けたんだそうです。
歌詞については「細かい事じゃなく、まわりくどい言い方じゃなく、ハッキリした事を、ハッキリと言っちゃった方が面白いかなと、空気を読むより。」という夏目さん。 環境の変化もあって、サウンド面はもとより歌詞も強いものになっていった様子です。

最後に、少し脱線ですが、メンバーがポケモンGOをやっている(た)らしく、なんか意外なエピソードでした。デジタルに強いのは菅原さん(G&Vo)なのだそうで、今もポケモンGOを一生懸命やっているらしく、探してあげないと可哀想で、ポケモンGOを辞められないのだそうです。
メンバーみなさん面白い感性ですよね。



=リスナーからの質問=
ラジオネーム:ビッグコミックさん(21歳:男性)
Q.
シャムキャッツのみなさんこんばんは!『AFTER HOURS』を友達に教えてもらって聞いてから好きになりました! 僕はシャムキャッツの歌詞の世界観や音楽の質感、ひとことで言うと“センス”がとても好きで、憧れます。シャムキャッツのみなさんは普段どんなことから自分のセンスが磨かれていると思いますか? 是非教えて下さい!

A.
大塚(Ba&Cho):
夏目に対して思うのは、勉強熱心な所ですね。
いろんな事を吸収して、自分のアウトプットに変換していく。
そのアウトプットの仕方が夏目のセンスそのものなんだと思うんだけど。
夏目(Vo&G):
ジョン・レノンの言葉で、そもそも才能(センス)なんてものは無いんだと。
もし仮にそんなものが僕に(ジョン・レノンに)あるとするなら、ただ曲に魔法の粉をどうやってふりかければ良いのかを知っているだけなんだと。ただ知っているかいないかというだけの話さ、みたいな言葉があって、僕も(菅原さんも)その魔法の粉の事を常に考えてるんですよね。
それから宮崎駿監督の言葉。
結局作家っていうのは半径3メートル以内にあるものからインスピレーションを得てもの創りをしているんだっていう話。結局人間それぐらいの範囲でしか世界を感じられないんだって事で、それはすごく信じている。センス磨くならそこだと思う。


<第47回>ゲスト:シャムキャッツ

シャムキャッツ
【L→R】大塚智之(Ba&Cho)/菅原慎一(G&Vo)/ 夏目知幸(Vo&G)/ 藤村頼正(Dr&Cho)

プロフィール:
4人組のロックバンド、シャムキャッツ。
2009年春、1stアルバム『はしけ』をリリース。
その後、自主制作で次々と発表したCD-R作品「DEMO SINGLE SERIES」(全3作)、シングル「渚」と「サマー・ハイ」は全てSOLD OUT。
2011年秋、ミニ・アルバム『GUM』をリリース。
2012年冬、P-VINE RECORDSより2ndアルバム『たからじま』をリリース。収録曲“SUNNY”がテレビ東京系「モヤモヤさまぁ~ず2」のエンディング曲に起用される。
2013年、夏から秋にかけてTurntable Filmsとのスプリット12インチアナログシングルの先行即売全国ツアーを開催。
2014年初頭、店舗限定シングル「MODELS」をリリースするも僅か一週間で完売。VJを加えた東名阪ワンマン・ツアー「GO」を経て、3月に3rdアルバム『AFTER HOURS』リリース。渋谷CLUB QUATTRO公演を含む全国ツアーを開催。また、アルバムの好評を得て「MODELS/LAY DOWN」を7インチ・アナログとしてシングルカット、『AFTER HOURS』もLP化。10月に自主企画イベント「EASY」の第一回を開催、大成功。
2015年3月4日に『AFTER HOURS』の“その後”を描いた最新ミニアルバム『TAKE CARE』をリリース。恵比寿LIQUIDROOM公演を含む全国9箇所ワンマンツアーを開催。10月、「EASY 2」開催。12月、東名阪クアトロツアー「素晴らしい日々」開催。
2016年4月より全国10箇所ツアー「EASY TOUR」開催。
8月10日にニューシングル「マイガール」を発売。


【次回予告】第48回のゲストはALL OFF!お楽しみに!

tag一覧 シャムキャッツ 男性ボーカル

ビデオコメント

お知らせ



■ライブ情報

TETRA RECORDS presents
シャムキャッツ「マイガール」発売記念ワンマン公演
“ワン、ツー、スリー、フォー”

2016/09/17(土) 東京・吉祥寺STAR PINE’S CAFE [SOLD OUT!!]

“「マイガール」発売記念ミニライブ&サイン会”
2016/09/04(日) 新宿店
2016/09/10(土) 梅田NU茶屋町店
2016/09/22(木・祝日) 名古屋パルコ店

※その他のライブ情報、詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。


■オンエア曲

ゲスト:シャムキャッツ
【M1】 「マイガール」
【M2】 「真冬のサーフライダー」
(New Single『マイガール』より)

【エンディング】
「ママゴト」 / Sugar’s Campaign
※2016.8.10発売 
2nd Album『ママゴト』より

リリース情報

マイガール[通常盤]

マイガール[通常盤]

2016年08月10日

TETRA RECORDS

1.マイガール
2.お早よう
3.真冬のサーフライダー

初回限定盤(CD+DVD)
TETRA-1001D/¥1,800+税

トップに戻る