TOKYO FM「ジャパネクレディオ powered by EMTG MUSIC」
放送日時：毎週土曜　深夜25：30~26：00
ナビゲーター：小川智宏(ROCKIN’ON JAPAN 副編集長)

＜第55回＞ゲスト：LILI LIMIT
10月15日（土）25:30放送

―放送を終えて―
第55回目のジャパネクレディオには、LILI LIMITから牧野純平さん（Vo）と土器大洋さん（G）が遊びに来てくれました！

SHE’Sに続き、LILI LIMITも今回が2度目の出演！放送50回を迎え、番組内で再会できるアーティストさんが増えてきているのは嬉しい限りです！ゲストの皆さん、ありがとうございます！！

ということで、前回は2015年最後のゲストとして、12月にミニアルバム『#apieceofcake』を持って番組に登場してくれたLILI LIMIT。昨年7月に『Etudes』、今年1月に『#apieceofcake』と2枚のミニ・アルバムを発表し、7月には『LIVING ROOM EP』でメジャーデビューを果たしました。

この約10カ月という短い期間でネクストステージへと更なる歩みを進めた彼ら。デビュー前後で環境の変化はもちろんあったものの、「忙しくなったけど、すっごく楽しいです！本当に刺激的な毎日です。」と嬉しそうに話してくれたお二人の表情からは、その充実ぶりが伝わってくるようでした。特に、今年初めて出演した夏フェス「ROCK IN JAPAN FES2016」で目の前に広がる景色を見たとき、環境の変化というものを改めて実感したそうです。前回のゲスト、SHE’Sの井上さんも話していましたが、やはり“夏フェス”というものは、参加するリスナーだけでなく、アーティストにとってもいろんな意味で心が踊る瞬間なんですね！(^^)

そんな様々な環境の変化を経て、また一回り大きくなったLILI LIMITが10月26日にリリースするフルアルバム『a.k.a』。小川さんに「手応えは？」と聞かれたお二人は、「あります！」と即答！LILI LIMITとしては初のアルバム作品ということで、「耳馴染みが良くなるように余計なものをなるべく省いて、何周も聞けるものを作りたいと思いました」と牧野さん。さらに、「今回の制作では、曲に教えてもらうことがとても多かった」と、作品と共に自らも成長ができたと語ってくれました。

また、今回のアルバムタイトル『a.k.a』（also known as＝別名、～で知られる）は、LILI LIMITの1年の集大成という意味で付けられたと同時に、収録曲の頭文字を組み合わせると、なんとアルバムタイトルになるという遊び心も詰め込まれているというから驚き！！(*_*)
この話の流れで、「LILI LIMIT a.k.a 〇〇だとしたら、このアルバムを通してどういう姿を届けたいと思いましたか？」と小川さんに聞かれると、お二人からはこんな答えが返ってきました。　

土器さん：「ライブと音源がちょっと違うから難しいなぁ…。ライブだったら、別名“幸せ”とか“多幸感”とかですけど、音源になってくると…」
牧野さん：「”音楽好き“とかじゃないですかね？”音楽好きの集まり“みたいな。」

さすが、いつも制作作業を共にしているとあって、お互いをフォローし合う息ぴったりの回答で我々を納得させてくれました！（この二人の相思相愛ぶりは、下記の質問部分の回答からも垣間見れます！笑）

そんな、本人たちも手応え十分な初のフルアルバム『a.k.a』を引っ提げ、こちらもLILI LIMIT初となるワンマンツアーを行うことが決定しています！「バンドでいっぱいいろんな人の希望になりたい。何かを始めるきっかけになれるバンドになりたい。」そう語るLILI LIMITが、様々な“初めて”を通して、我々にまたどんな新しい世界を見せてくれるのか、今から楽しみですね！！

＝前回のゲスト　SHE’Sからの質問＝
Q.
井上竜馬:作曲を土器ちゃん、作詞をマッキーが中心に担当したりと、2人で作業をすることが多いと思うんですけど、2人でやってると、「ここはこうじゃん！」みたいに、揉めたりしないのかなと思って。僕は1人でずっと作詞・作曲をしてるので独壇場って感じなんですけど、そこのバランスってどうなってるんですか？ あと、2人も山口とか福岡とかから東京に出てきていると思うんですけど、僕は今大阪に住んでいて、最近東京に来る機会が増えてきているんですね。で、長期滞在になると結構疲れちゃうんですけど、上京して1年くらいって、田舎から出てきた組としては環境の違いに疲れたりしなかった？っていうことを聞きたい！（笑）

A.
牧野：ははは！竜馬とは親友みたいな感じで、LINEとかもよくするんですけど！（笑）
土器：曲作りで揉めることはないですね。僕はもう歌詞に関しては良い意味で牧野に信頼して任せてるので。なので、内容に関して言うことは何もないです。ただ、メロディーが先なことが多いので、それに対して乗ってきた歌詞について新しく提案してみたりというやりとりとかはありますけど、中身で揉めることはないですね。
牧野：音に関してもそうですね。僕も土器の音を信頼してるからこそ今回も作曲を全部任せましたし。僕が考える土器の音より、土器が考える土器の音の方が100％正しいと思っているので。あとは、いちリスナーとして楽しんでる部分もありますし、「こういう音で歌詞書けるんだ、嬉しいな！」っていうのもあるから。SHE’Sの竜馬には申し訳ないけど、揉め事は全くないですね！揉めてほしかったんだろうけどね（笑）

牧野：で、次の質問が「環境の違い」ね…確かに出てきて1年目とかはきつかったよね。
土器：最初出てきたときとかは誰も僕たちのこと知らないし、アルバイトとかバンバンやってたけど辛かったよね…。
牧野：でも、竜馬は友達も東京にいるし、割とエンジョイできそうな気がするけどね！ストレスは僕が癒してあげるくらいの感じだし（笑）だから、大丈夫だと思いますよ、だって大阪近いじゃん！しかもイケメンだし、コミュ力高いし！君は大丈夫でーす！（笑）

LILI LIMIT
　牧野純平（Vo）/ 土器大洋（G）/ 黒瀬莉世（B）/ 志水美日（Key）/ 丸谷誠治（Dr）

プロフィール：
2012年、ボーカル牧野を中心に山口県宇部にて結成。その後福岡へ拠点を移動し、現在のメンバーになる。 14年より東京にて活動を開始。15年4月、ラストラムよりタワーレコード限定で1stシングル「Girls like Chagall / RIP」をリリース。発売日から完売店舗が続出するなど、新人バンドとしては驚異的なセールスを記録。同年7月、初のミニアルバム「Etudes」を全国リリース。

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