TOKYO FM「ジャパネクレディオ powered by EMTG MUSIC」
放送日時：毎週土曜　深夜25：30~26：00
ナビゲーター：小川智宏(ROCKIN’ON JAPAN 副編集長)

＜第56回＞ゲスト：フレデリック
10月22日（土）25:30放送

―放送を終えて―
第56回目のジャパネクレディオには、フレデリックの皆さんが遊びに来てくれました！

SHE’S、LILI LIMITに続き、フレデリックも昨年11月以来2度目の出演！第9回目のゲストとして、番組スタート後すぐのタイミングでmini AL『OTOTUNE』を引っ提げ、3人揃って登場してくれました。

前回の出演時はまだ上京したてということで、一つ屋根の下共同生活をしていた3人ですが、そんな東京での生活にももうすっかりなれた様子。
隆児さん：「もう東京都民ですからね！シティーボーイですよ（笑）用事が終わって渋谷を普通に歩いてるとか、何年前かの自分からは想像できないシティーボーイ感が出てますからね（笑）」

これには、康司さんからも「“シティーボーイ”って言葉、好きな（笑）」と思わずツッコミが！さらに小川さんからは、「本当のシティーボーイは、自分でシティーボーイって言わないからね！」とバッサリ！隆児さんのお茶目な一面に、スタジオも大爆笑でした(^^)

今回、約1年ぶりにスタジオに来てくれた3人は、以前と比べてその表情にも“自信”が垣間見え、とても逞しくなった様子。それもそのはず、この1年の間にフレデリックは数々の大型フェスやイベントに出演してきただけでなく、自身のワンマンとしても、恵比寿リキッドルーム～Zepp DiverCity Tokyoと着実に規模感を上げ、全国各地にフレデリック旋風を巻き起こしてきました。

そして10月19日、満を持して初のフルアルバム『フレデリズム』をリリースしたフレデリック。メジャーに行って2年、いろいろな経験を経てやっと辿り着いたフルアルバムということで、気持ちが凄く高ぶっていると話してくれた健司さん。
「7年活動してきて思うのは、フレデリックはどんどん“変化”をしているというよりかは、“進化”をしているバンドだなと思うんです。その“進化”の過程をずっと見てほしいなという想いを込めて、今回のフルアルバムを作りました。フレデリックがこれからもっと前に進んでいくために絶対必要な15曲が集まりました。」と、このアルバムに込めた想いを熱く語ってくれました。

また、康司さんも　「自分たちが大事にしてきたサウンド面でのリズムと、お客さんと一緒に歩んできたリズムがあったからこそ、フレッシュなアルバムができたと思っています。初めましての人でも知らない過去を知っているかのように感じてもらえるものが“熱”としてあるアルバムだと思うので、自分にとって凄く自信作であり、絶対に聞いてほしい1枚でもあります。」と、自信に満ちた表情でその想いを伝えてくれました。

今のフレデリックの最新形でありつつ、7年間の集大成でもある今作『フレデリズム』。EMTG MUSICでもこの新作についてのインタビューを行いたっぷりとお話を聞いてきましたので、こちらも併せてチェックして、3人の溢れる想いを感じ取ってください。

そして、この『フレデリズム』を引っ提げ、11/12（土）からはいよいよ全国ツアー「フレデリズムツアー2016」がスタート！すでに全公演SOLD OUTということで、先日追加公演も発表されたばかり！さらには、初の単独海外公演も決定し、その活動の幅をどんどん拡大しているフレデリック！日本だけでなく、海外にもフレデリック中毒者が蔓延するのも時間の問題！次にゲストに来てくれるときには、フレデリックは一体どんな“進化”を遂げているのでしょうか？今から待ち遠しいですね！(^^)

＝リスナーからの質問＝
Q.私は友達に薦められてフレデリックを知って、「オドル―プ」のときから聞いています！
質問ですが、フレデリックの曲の中で3人それぞれの自分的お気に入りってどの曲ですか？モチロン全部だとは思いますがあえて言うなら、で、教えてください！（ラジオネーム：カンチェンジュンガさん）

A.
三原健司：「オワラセナイト」（アルバム『OWARASE NIGHT』より）
この高いキーを歌いこなすという意味では自分の中では“挑戦”だったんです。デモとしてもらったときは歌えなかったんですけど、ボーカリストとして“歌えない”ということが凄く嫌だなと思っていて。そこに挑戦していることが凄く楽しかったので、ボーカリストとしての思い出も凄く強い曲です。あと、このリリースのタイミングってバンドにとっての“節目”の時期でもあったんです。フレデリックとして「ここから始まる感」が凄く出たんですね。だから、今回の『フレデリズム』で15曲通して聞いたときにいろんな新曲が流れて、14曲目に「オワラセナイト」が来た時に凄くグッとくるというか…。その気持ちをずっと忘れんとこって思って。僕にとっては凄く大事な曲ですね。

三原康司：「オドル―プ」（アルバム『oddloop』より）
作曲者なのでいろいろ考えたんですけど、僕にとってはやっぱり「オドル―プ」が凄く大事な曲です。この曲をリリースして、フレデリックはいろんな人たちに聞かれるようになったんです。凄く思うのが、この曲を出して聞いてくれたいろんな人たちが自分たちの心を躍らせてくれたんですよ。だから僕も次の曲をリリースできたと思っているので、この曲を選びました。

赤頭隆児：「みつめるみつあみ」（シングル『オンリーワンダー』より）
この曲は『oddloop』の時くらいから入れたいと言っていたけど、“今じゃないかな”という話になっていて。で、やっと入れられたのが「オンリーワンダー」だったんです。ずっとみんなに聞いてほしかった曲だったので、これを出せたときはめっちゃ嬉しかったですね！

フレデリック
【L→R】　赤頭隆児(Gt) / 三原健司(Vo・Gt)/ 三原康司(Ba・Cho)

プロフィール：
2012年、ボーカル牧野を中心に山口県宇部にて結成。その後福岡へ拠点を移動し、現在のメンバーになる。
神戸出身の3ピースバンド。
独特なユーモア性、そして幅広い音楽的背景から生みだされる"忘れさせてくれない楽曲群"が話題となり結成当初から関西最大級の音楽チャリティーフェスCOMIN’KOBEに出演するなど注目を集める中、「MUSICA」「A-Sketch」「SPACE SHOWER TV」「HIP LAND MUSIC」４社合同オーディション"MASH A&R"の初年度特別賞を受賞。その後もCD販売はライブ会場のみ、流通に乗せるのは7インチアナログレコードに限定するなど独自のスタイルで活動を展開する。
2014年3月、プロデューサーに柏原譲(Polaris/FISHMANS)を迎え、初の全国流通盤となるミニアルバム「うちゅうにむちゅう」をリリース。その詞曲は"中毒性"とも表現され、一筋縄ではいかないスタンスを持ったバンドとしてシーンに登場。その夏にはRISING SUN ROCK FESTIVALやSWEET LOVE SHOWERなど大型野外音楽イベントから出演オファーを受けるに至る。
同年9月、ミニアルバム「oddloop」でメジャーデビュー、続けて翌2015年5月にはミニアルバム「OWARASE NIGHT」をリリース。夏フェスではデビューイヤーのニューカマーとしての最多本数に出演。11月、ミニアルバム「OTOTUNE」をリリースし同タイミングで開催した初のワンマンツアーのチケットは全会場ソールドアウト。翌2016年のスペースシャワー列伝ツアーへ抜擢される。

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