TOKYO FM「ジャパネクレディオ powered by EMTG MUSIC」
放送日時：毎週土曜　深夜25：30~26：00
ナビゲーター：小川智宏(ROCKIN’ON JAPAN 副編集長)

＜第57回＞ゲスト：キュウソネコカミ
10月29日（土）25:30放送

―放送を終えて―
第57回目のジャパネクレディオには、キュウソネコカミからヤマサキ セイヤ（Vo/G）さんとヨコタ シンノスケ（Key/Vo）さんが遊びに来てくれました！

何度もオファーを重ね、57回目でやっと出演していただけたものの、「すっかりネクスト感がなくなってしまった」（！）ほど急成長を果たしたキュウソネコカミ。地元・兵庫県西宮を活動拠点にしながら、忙しい中お時間を割いてお越しいただき、本当にありがとうございます！！

ということで、初出演となるキュウソネコカミですが、2016年3月にはインテックス大阪、幕張メッセ・イベントホール各2Daysという過去最大規模のライブを実施。2015年は夏フェス過去最多出場、今年もフェスでは欠かせない存在となっていました。フェスでのし上がっていくストーリーを築き上げた最初の世代として、大成功を収めたバンドでもありますね。楽屋エリアでのコミュニケーション力についてのお話では、「やっとバーベキューコーナーの一角を担えるようになってきた」とのことですが、いまだに少し控えめなところも愛される理由のひとつですね！

そんなキュウソネコカミの次なる挑戦として10月26日にリリースするシングル『わかってんだよ』。小川さんの感想は「これまでのシングルとは少し違う趣を感じる」。セイヤさんは今まで「売れたい！」という気持ちで制作をしてきた曲がメンバーやスタッフにはなかなか評価されず、行き詰まっていたようです。その“苦しさ”をもって生まれたのが「わかってんだよ」。初の映画主題歌として書き下ろされた作品ですが、映画『14の夜』の脚本を読み、自分の状況ともリンクして、インスピレーションを受けたようです。制作に向き合う姿勢の変化が、キュウソネコカミの新たな名曲を生み出すきっかけになったのですね。

映画の話の流れで、小川さんから「どんな14歳だった？」という問いかけに対して、当時のお２人はまったく真逆のキャラクターだったといいます。

セイヤさん：「目立ってモテたい気持ちは強かったけど、いてもいなくても変わらない。空回りしてる少年」
ヨコタさん：「器用だったので学校の行事には欠かせない人物だったけど、熱いものがあるやつじゃなかった」

ヨコタさんは「芯があって、熱い人が一番かっこいいと気づいた」と話していましたが、改めてセイヤさんの性格の本質をとらえた曲「わかってんだよ」こそが、メンバーからも求められていたんだと納得しますね。

そして、11月からはキュウソ史上最長となる怒涛のワンマンツアー（38本！）が開催されます。対バン相手のいないワンマンは、少し寂しいところもあるようですが、今回は「メンバー5人で温泉とか、動物園とか行って、思い出づくりしよう（セイヤ）」という目標も！？お互いを尊重しあうからこそ、バラバラになりがちだったバンドの結束力が、ツアーを経てどれくらい強くなるのか、楽しみにしています！

＝前回のゲスト　フレデリックからの質問＝
Q.
三原健司：子供のころ、何をして遊んでいましたか？
僕らはバトルドームをしてよく遊んでいたんですが、意外とみんな知らないみたいで。関西圏だけなのかな？キュウソは一緒の神戸出身なので、もしかしたらバトルドームで遊んでたんじゃないかな、と。
赤頭隆児：あのCMも見とったはずや。（笑）
三原康司：質問を変えます。「バトルドームをしてましたか？」（笑）

A.
セイヤ：もちろん知ってる。やってましたよ！
ヨコタ：うん、「バトルドーム！相手のゴールにシューッ！超エキサイティン！」ってね。
セイヤ：4人で座って、相手のボールをはじきあうっていう（ボードゲーム）！
ヨコタ：中学生くらいになって出てきた最新型は、相手にゴールを決められると、水がピュッて出てくる仕様でしたね。
小川：すごい熱くしゃべってるけど、全然わかんないわ（笑）
セイヤ：おれは家にあった。
ヨコタ：おれはなかった、人を家に呼んで遊ぶタイプじゃなかった。
小川：前回の収録のとき、スタジオにいる人誰も知らなかったんだけど。スタッフのみなさん知ってる？
はいからさん（マネージャー）：（頷く）
セイヤ：一応関西の人だから。
小川：はいからさんだけ知ってるんだね。リスナーの方で、知ってるって人はメッセージください（笑）
ヨコタ：バトルドームがいまどこまで進化してるのか知りたい！

キュウソネコカミ
ヤマサキ セイヤ（Vo/G）/　ヨコタ シンノスケ（Key/Vo）/ オカザワ カズマ（G）/ カワクボ タクロウ（B）/ ソゴウ タイスケ（Dr）

プロフィール：
2009年12月、大学の軽音楽部内での就職活動に敗れた者たちを中心に兵庫県・西宮で結成。13年にインディーズでリリースした1st Mini Album『ウィーアーインディーズバンド！！』が、オリコンインディーズチャート2位を獲得。徐々に動員が増え、翌年ビクターよりメジャーデビューを果たす。15年にはインテックス大阪・幕張メッセ２Daysを実施。

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