地元・名古屋から世界へ!エンターテイメント集団、“ボイメン”ことBOYS AND MEN初のフルアルバム『威風堂々~B.M.C.A.~』
BOYS AND MEN | 2016.12.14
地元・名古屋から全国、そして世界へと確実にその活動の幅を広げている総勢10名から成るエンターテイメント集団、ボイメンことBOYS AND MEN。この2016年、メジャーレーベルとの専属契約、連続3作オリコンチャート1位獲得、そして第58回日本レコード大賞新人賞受賞と彼らは大きく躍進した。そんな彼らが12月14日に満を持してリリースするのがニューアルバム『威風堂々~B.M.C.A.~』だ。激動の1年を締めくくり、また新たなスタートを切るにもふさわしい1枚、熱き大和魂のたぎる1曲からダンサブルなロックナンバー、キュートなポップチューンに胸に迫るバラードとボイメンの魅力が存分に詰め込まれたこの超力作について、グループを代表して水野勝と田村侑久の2人にたっぷりと語ってもらった。氣志團による楽曲提供で話題の「GO!! 世侍塾 GO!!」も必聴!
- EMTG:メジャー専属契約後、初のフルアルバムということで。パワー溢れる作品になりましたね。
- 水野:本当に自信作です! 2016年はいろんなことがあったんですけど、これは集大成でもあり、新たなスタートでもある作品だと思ってて。新たな挑戦という意味では今回、初めて楽曲を提供していただいたんですよ。
- EMTG:氣志團の綾小路翔さんと星グランマニエさんが手がけられた1曲目の「GO!! 世侍塾 GO!!」ですよね。まさに夢のようなコラボレーションで。
- 水野:活動を始めた当初から氣志團さんに憧れていたので、めちゃくちゃうれしかったです。まさに夢がひとつ叶ったなって。氣志團さんも4年前ぐらいからボイメンを知っていて、いつか学ランを着てるこの子たちと一緒にやりたいなって思ってくださってたそうなんですよ。しかもデモの歌も翔さんが歌ってくださってて、そこでまたテンション上がりましたね。
- EMTG:そのデモ、宝物じゃないですか! 歌詞もインパクト大で、これだけ四字熟語が並ぶと壮観です。
- 水野:パッと見、なんのことかわからない四字熟語も調べていくと、ボイメンが今まで大事にしてきたこととか、それこそ氣志團さんからの“ボイメン、こうなっていけよ”っていう想いが込められていたりとか、すごく意味があって。翔さんが歌ってくれたその背中を追いかけるような気持ちで、僕らも自分たちの表現で思いっきり歌わせてもらいました。
- EMTG:四字熟語づくしで、ライブとかで歌うときに間違えちゃいそうですけども。
- 田村:そう思うでしょ? それが全然! どの曲よりも覚えるのが早かったです。やっぱりメロディがいいんですよね、さすがだなと思いました。
- EMTG:アルバムの前半は和テイストで大和魂炸裂な楽曲がダダッと並んでいますが、あえてそうしてるんですか。
- 水野:はい。最近、海外に行かせてもらうこともあって、先日も韓国の“2016 アジアアーティストアワード”でライジングスター賞をいただきまして。名古屋から世界へっていうのをスローガンに活動してますし、この学ランっていうスタイルも海外の方から見たらすごくインパクトがあって、ある意味、日本の文化だと思うんですよ。そういうものを伝えていきたいっていう想いもあるので。でも後半には今っぽいダンサブルな曲もあったり、ポップな曲やバラードがあったり、いろいろなボイメンの表情が見られるアルバムにはなっているのかなって。
- EMTG:バラエティに富んでいながらどの曲にもボイメン精神、がむしゃらで全力な熱い魂が宿ってますよね。
- 水野:根っこの部分でどの曲にもその魂はぶつけてます。ただ、表現の仕方はそれぞれに違ってるんですけど。例えば「Clear Snow」みたいなミドルバラードのキュンとくるような曲って今まで持ち曲にあんまりなかったんですよ。それこそ「まえのめりMinority」とか「男は歌舞いて花となれ」みたいなザ・ボイメンな、ウォー! ドーン! っていう曲が多いので、僕らにとっては挑戦でもあり、すごく新鮮でした。
- EMTG:お2人にとって個人的に思い入れのある曲というと?
- 田村:僕はやっぱり「シアワセアンテナ」かな。
- 水野:パラボラアンテナじゃないの?
- 田村:ちげーよっ!(笑) いや、これはすごく苦労したんですよ。初のソロ曲ということで歌詞も自分で書いたので頭もホント使ったし、歌も普段の僕では出ないキーも出さなきゃいけないところがあったりして。レコーディングの日は朝から発声練習しまくって、テイクを録るたびに“ちょっと聴かせてください”“もう一回、録ってもいいですか?”って何回もこだわって歌いました。ノドがダメになってきたらちょっと休んで、またすぐ歌い始めて…って感じで1日で録ったんですけど。
- EMTG:それはかなりハードな。
- 田村:補作詞をしてくださったYUMIKO先生にも“田村くん、こだわり方すごいね!”って驚かれました。“いつもこうだったらいいのに”って(笑)。
- EMTG:歌詞に綴られた言葉もすごくリアルな田村さんの想いですよね。まったく嘘がないというか。
- 田村:一切隠してないです。だから、ちょっと恥ずかしい(笑)。でも小洒落た言い回しや歌い方ができるんだったらまた別かもしれないけど、今の俺の実力だったり立ち位置だったり、ファンのみんなが求めているものを考えたときに、やっぱり素直にぶつけるのがいちばん届くだろうなって。特に僕的に気に入ってるのは“立派な大人には ほど遠いけれど”から“まず僕が笑おう”のくだりなんですけど。
- EMTG:ひとり一人がみんな、そう思えたら、きっと世の中が素敵なものに変わるでしょうね。
- 田村:だから僕は今の若者たちに聴いてほしいんですよ。高校生とか大学生くらいの、夢や進路について考える時期の子たちに。僕も一回、就職して脱サラをしているので、今しかないんだぞって伝えたい。逆に、今ならなんでもできるよって。
- EMTG:水野さんは「シアワセアンテナ」を聴いてどう思われました?
- 水野:……いい歌だなって(笑)。
- 田村:オマエ、軽すぎんだろ!(笑)
- 水野:ちゃんとこれから話すよ! ホントいい意味でギャップがありましたね。“タムタム、こんな表情もできるんだ”って僕にとっては発見でした。
- EMTG:では水野さんの思い入れがある1曲は?
- 水野:「GO!! 世侍塾 GO!!」もですけど、やっぱり「One For All, All For One ~夢は叶えるもの~」ですね。これはメンバーみんなで作詞したんですけど、今までボイメンが歩んできた道のりとか想いとか、そういうものが全部入っていて。この曲でも歌ってるように、最初は何もなかったんです、僕ら。歌もダンスもできなかったけど“やってみたい!”っていう想いだけで集まって、そこからのスタートだったので。これはメンバー自身も泣いちゃうぐらい歌ってて気持ちが乗っかる曲ですね。
- EMTG:ラストの「ヤングマン~B.M.C.A.~」は「Y.M.C.A.」のカバーで。これで終わるところがボイメンらしいです。
- 水野:バラードをやって感動で締めくくるっていうのが綺麗な流れではあると思うんですけど、ボイメンの場合、最後は明るく。
- 田村:ハッピーエンドグループですからね、僕たち。
- EMTG:ちなみに曲中で“子供たち”から“60代”“それ以上”って呼びかけるパートがあるじゃないですか。“(Yeah)”って応える声を各世代で微妙に違わせてません?
- 田村:わ、すごい! 気づいてもらえた!
- 水野:あそこは意識して、それぞれ声を変えて歌ったんです。基本的にひとりずつ録るので、前のメンバーのを聴かせてもらったりして、自分なりにイメージして。
- EMTG:面白いな。でも“40代”と“50代”の違いとかを表現するのって難しくないですか。
- 田村:ぶっちゃけ“30代”に入った瞬間から、めっちゃムズかったです(笑)。
- 水野:でもボイメンのファン層ってホントに幅広いんですよ。ライブにも、おじいちゃんとそのお孫さんが一緒に来てくれたりしてて。「ヤングマン~B.M.C.A.~」はもうライブでやらせてもらってるんですけど、どの層のお客さんもものすごく喜んでくれるんです。
- EMTG:文字通りの老若男女。その垣根のなさもBOYS AND MENの武器なんでしょうね。来年1月7日の日本武道館ワンマン公演もめちゃくちゃ楽しみです。
- 水野:ボイメン史上いちばん熱くて長いライブになると思います。僕らのライブは歌って躍るだけじゃなく、殺陣があったり大喜利コーナーが途中で入ってきたり、バラエティに富んだことをやるので、普通の武道館ライブとはまた違ったもの、僕たちにしかできないエンタテインメントを見せたいなと。
- EMTG:さて、振り返ってBOYS AND MENにとっての2016年とは。
- 水野:グループで一致団結して一生懸命走ってきた年でしたね。連続3作オリコン1位もそうだし、日本レコード大賞新人賞も獲らせていただいて。レコ大新人賞を獲るっていうのは今年がスタートした時点からずっと言ってきたことなので、こうして結果が出たのは本当にうれしい。信じて応援してくれたファンの子たちにもひとつ恩返しできたなって。
- 田村:まさに飛躍の年。この1年は圧倒的に大きな一歩だったと思います。
- EMTG:2017年はどんな年にしたいですか。
- 田村:来年は……そろそろ落としちゃう?
- 水野:何をだよ(笑)。
- 田村:飛ぶ鳥を(笑)。ホップステップジャンプで言えば、来年は“ステップ”の年だと思うので、ここでさらに勢いつけたいなと。
- 水野:これはまだ僕の願望ですけど、来年は全国ツアーがしたいですね。
- 田村:で、“ジャンプ”の年はナゴヤドーム! 今のうちに僕たちにツバつけといてください。絶対、後悔させませんから!
【質問・文:本間 夕子】
リリース情報
威風堂々~B.M.C.A.~[初回限定盤]
2016年12月14日
ユニバーサルミュージック
<CD>
1.GO!! 世侍塾 GO!!
2.まえのめりMinority
3.YAMATO☆Dancing
4.男は歌舞いて花となれ
5.BOYMEN NINJA
6.FAKE
7.シアワセアンテナ
8.Clear Snow
9.One For All, All For One ~夢は叶えるもの~
10.ヤングマン~B.M.C.A.~
全10曲収録
<DVD>
GO!! 世侍塾 GO!! -Music Video-
GO!! 世侍塾 GO!! -Music Video (Dance ver.) -
YAMATO☆Dancing -Music Video-
YAMATO☆Dancing - Music Video (Dance ver.) -
GO!! 世侍塾 GO!! -Making -
「BOYS AND MEN 真夏の強化合宿!ボイメンがもっと好きになっちゃうツアー2016」@愛知センチュリーホール(8.11)
Fight & Fire
Voyager
<アジアメドレー>
グッジョブ!ムチューマン
BOYMEN NINJA
RETURNER
零
なごやめしのうた
One For All, All For One ~夢は叶えるもの~
YAMATO☆Dancing
1.GO!! 世侍塾 GO!!
2.まえのめりMinority
3.YAMATO☆Dancing
4.男は歌舞いて花となれ
5.BOYMEN NINJA
6.FAKE
7.シアワセアンテナ
8.Clear Snow
9.One For All, All For One ~夢は叶えるもの~
10.ヤングマン~B.M.C.A.~
全10曲収録
<DVD>
GO!! 世侍塾 GO!! -Music Video-
GO!! 世侍塾 GO!! -Music Video (Dance ver.) -
YAMATO☆Dancing -Music Video-
YAMATO☆Dancing - Music Video (Dance ver.) -
GO!! 世侍塾 GO!! -Making -
「BOYS AND MEN 真夏の強化合宿!ボイメンがもっと好きになっちゃうツアー2016」@愛知センチュリーホール(8.11)
Fight & Fire
Voyager
<アジアメドレー>
グッジョブ!ムチューマン
BOYMEN NINJA
RETURNER
零
なごやめしのうた
One For All, All For One ~夢は叶えるもの~
YAMATO☆Dancing
お知らせ
コメント動画
■「威風堂々~B.M.C.A.~」配信URL
iTunes http://po.st/it_bam_ihdd
レコチョク http://po.st/reco_bam_ihdd
■2017年1月7日(木) 日本武道館ライブ情報
BOYS AND MEN
「BOYS AND MEN LIVE 2017 in 武道館 One for All, All for One」
2017年1月7日(土)
料金:7200円(税込)
会場:東京・日本武道館
開場:16:00/開演 17:00
一般発売
11月3日(木祝)10:00~
https://boysandmen.jp/contents/70452
■「威風堂々~B.M.C.A.~」配信URL
iTunes http://po.st/it_bam_ihdd
レコチョク http://po.st/reco_bam_ihdd
■BOYS AND MEN 「GO!! 世侍塾 GO!!」MV
■2017年1月7日(木) 日本武道館ライブ情報
BOYS AND MEN
「BOYS AND MEN LIVE 2017 in 武道館 One for All, All for One」
2017年1月7日(土)
料金:7200円(税込)
会場:東京・日本武道館
開場:16:00/開演 17:00
一般発売
11月3日(木祝)10:00~
https://boysandmen.jp/contents/70452