go!go!vanillasの音楽歴史を振り返る短期連載『go!go!music~3rd SEASON~』第2回目は「お題で音楽トーク in ふくろうカフェ」です!

go!go!vanillas | 2017.01.18

第2回「お題で音楽トーク」


go!go!vanillasの音楽歴史を振り返る短期集中連載『go!go!music』。
“3rd SEASON”では、1月18日にリリースするニューシングル「おはようカルチャー」にちなんで、4人が様々なカルチャーに触れながら、ルーツミュージックを掘り下げます。

第2回目のテーマは、今作のジャケットがふくろうの写真ということで“ふくろう”にちなんだお題で様々なトークをしていただきます。
場所はなんと、ふくろうカフェ!トークの最後には、メンバー4人に今作のジャケットを思い出しながら描いていただく遊びも実施☆

今回も和気あいあいとした雰囲気でお届けします!それではどうぞお楽しみください♪





EMTG:まずはカードの中からテーマを1枚目から引いてください。
牧 達弥:はい……【福】!?
長谷川プリティ敬祐:昨日、俺、TVで久しぶりに(鈴木)福くんを観た。
牧:芦田愛菜ちゃんとやってた「マル・マル・モリ・モリ」!あれは、今の逃げ恥(「逃げるは恥だが役に立つ」)ブームの先駆けだよね。星野 源さんとガッキー(新垣結衣)の「恋ダンス」。
プリティ:主題歌がダンス込みで流行るっていう。
EMTG:音楽とダンスの融合ってバニラズも何かやってみたいと思いますか?
牧:今さらやってもちょっと恥ずかしいなあ。「エマ」のミュージックビデオではリアル女子高生がダンスをしてますけど。でも、見てると、ライブに来てくれるお客さんは踊りたそうなんですよね。最近、日本人がインド人化してるなと思ってて。
ジェットセイヤ:インド映画の感じ?
牧:そう、ことあるごとに踊ってるんですよ。



プリティ:フラッシュモブとかも流行ってるもんね。
柳沢進太郎:文化的に音楽よりもダンスのほうがきてる気はする。
EMTG:たしかに。
牧:誰かが言ってたんだけど、昔、バンドが人気だったときはそれしかなかったから、若い人はみんなバンドを組んだけど、今は三浦大知さんみたいなソロで踊るスタイルとか、EXILEみたいなダンスグループに人気が集まってるから、そっちに若い才能がいっちゃったっていう。しかも日本人はダンスとかで世界1位を取れるんですよね。
セイヤ:ブレイクダンスもそうだよね。
EMTG:バンドマンとしてはその風潮に悔しさも感じませんか?
進太郎:でも、ダンスをするには音楽が必要だからね。
牧:そこは切っても切り離せない関係ですから。
EMTG:じゃあ、次のネタにいってみましょう。



牧:【長老】!?……長寿じゃなくて?
EMTG:ふくろうは長生きするということで。ちなみに、音楽会の長老と言えば誰を思い浮かべます?
セイヤ:ポール(・マッカートニー)かな。また来日するし。
プリティ:俺は前回のポールの来日を観に行ったんですど、“水を飲まない”とか“休憩しない”とか聞いてて。生で見たら、本当に飲まないんだ! っていうのが印象的でしたね。自分が長老になったときにやれてるのかなって思えるぐらい、今の長老たちはすごいですね。
セイヤ:ニール・ヤングとかな。
EMTG:そういうレジェンドたちのライブを観ると、頑張ろうっていう気持ちになりますか?
牧:俺は結構割り切ってて……やっぱり全盛期じゃないから。やっぱりどうしても人間の老いは見えちゃうんですよね。すごいなとは思うけど、人間なんだなとも思うよね。
進太郎:面白いのが、ジョアン・ジルベルト(“ボサノヴァの神”の名を持つブラジルの歌手/名ギタリスト)がライブをするときに、声量が落ちてきて、自分の声がどんどん小さくなっていくから、エアコンとかも全部切るっていうのを聞いたんですよ。「空調ひとつで俺の声が聞こえなくなる」って。だから、夏にライブするときは大変らしいです。



プリティ:こないだ誰かと観てたYouTubeの動画で、ブルースマンのおじいちゃんが演奏しながら寝るっていうのがなかったっけ? だんだんギターも声も弱くなって、寝て、しばらく経ってまた起きて、途中から始まるっていう。
牧:かわいい(笑)。
EMTG:逆に、ロックバンドにいちばん脂がのる年齢っていくつぐらいだと思います?
牧:そのバンドによって違うとは思うんですけど。音楽的には35ぐらいじゃないですかね。で、20代後半ぐらいが体力的には……。
進太郎:アグレッシブですよね。
プリティ:経験と体力のバランスが良いときだよね。
セイヤ:今のTHE BAWDIESぐらいが良いんじゃない?(2017年1月時点で33歳)
進太郎:35歳ぐらいになると中堅な感じもするしね。
牧:俺は今年28の年になるけど、よく考えたら、会社だったらひとつのチームとかを統括しなきゃいけないような年齢なんですよね。それをバンドで言うのも違うかもしれないけど、そういう意味では、新人みたいなところから、ひとつ抜けていかなければいけないところではあるのかなと思います。気持ちとしては。
EMTG:そうやって続けて、いずれはバニラズも長老になれるように。
進太郎:やってる音楽は年をとってもずっと聴ける音楽だと思ってますからね。
牧:80歳になっても今の曲やりたいな。
プリティ:80歳になっても「ハイテンション」を演奏したいよね。



進太郎:ドラムのテンポとかヤバいんじゃない?
セイヤ:16ビートがドッ……タン、ドッ……タン、とか。
牧:「セ、セイヤ、テンポが速い……っ!」みたいな(笑)。そんな感じになってもやれたらいいですよね、っていう話です。
EMTG:(笑)では次のネタにいきましょう。
牧:【ふくろう】。あ、やっぱり今回はこの話をしなきゃ始まらないですからね。



EMTG:バニラズと同じように、ふくろうのジャケット写真で思いつくのは?
プリティ:UNISON SQUARE GARDENの『Catcher In The Spy』。
牧:あとは北欧メタルとかでも使われがちでもあるよね。
EMTG:アートワークにしたときに、ふうろうはシンボリックな感じがしますよね。
牧:僕らも今回ジャケットにするまでは、ふくろうに注目もしてなかったんですけど、そこからいろいろ知ると、面白いですね。鳥はいっぱいいるけど、こんなにじっとしてるのはあんまりいないし。だから、長老とか言われるのもわかるというか。
プリティ:みんな(ふくろうは)俺より頭良さそうに見える。
牧:たしかに(笑)。
EMTG:(笑)ふくろうと自分たちが重なるところはありますか?
牧:バンドマンはやっぱり夜に活動をすることが多いじゃないですか。僕は曲を作るのも夜だし、バンドで面白いことを考えるときも夜お酒を飲みながらだし。しかも、ライブも夜ですよね。人間としては夜型だから、ふくろうと似たところがあるのかな。しかも表には出さないけど、バンド同士がバチバチしてる感じも。“俺らがいちばん最強だし”みたいなのを、みんな静かに思いながら、獲物を狙ってる。それも、ふくろうっぽい。
EMTG:夜に作ったものを朝になって見直すると恥ずかしくなるときってありません?
プリティ:夜に書いたラブレター現象(笑)。
牧:曲は結構ありますね。思いついたらすぐにボイスメモに入れて、そのときは“良いな”と思うけど、朝聴いてみると、“なんだこれ!?”ってなってすぐに消す。
進太郎:あるある。
プリティ:歌詞とかはどうなの?
牧:ああ、めちゃめちゃあるよ。夜中になってくると、エモくなってくるから、朝読むと“うひゃー!”ってなるよね。それが良かったりするときもあるんですけど。でも、夜中じゃなくても、歌詞は夜しか書けないな。
EMTG:わかりました。ちょっと今日のお題はトークするのは難しかったですね……。
牧:最近はラジオで真面目な話ばっかりだったから、たまには良かったです(笑)。
EMTG:で、今から皆さんには1月18日リリース「おはようカルチャー」のジャケット写真を記憶を頼りに書いてもらいたいと思います!
牧:なるほど。俺たち、最近たくさん宣伝してますからね、覚えてますよ。

――(お絵かき中)――



EMTG:では、順番に見せてください。
牧:じゃあ、俺からいきます。



プリティ:うわ、目がデカい!
牧:名前はトム。トム・ヨークですね。夜感があるし。
(今回取材を行ったふくろうカフェにいるふくろうたちには、店長さんの趣味により、全員ミュージシャンの名前が付けられている)。
プリティ:たしかに目の感じが似てる。
EMTG:次は、プリティ。



セイヤ:字体が上手いね。
プリティ:ふくろうは上手く描けないから、字を似せました。名前は、リンゴ(・スター)。優しそうだから。「俺、よかったら話聞くよ?」って言ってくれそうな顔をしてるので。
EMTG:セイヤくんどうぞ。



進太郎:おー、上手い。
牧:でも、字の投げやり感がすごい。“カ”が“力”(ちから)になってる(笑)。
プリティ:目がオール(徹夜)3日目ぐらいの感じだね。
セイヤ:じゃあ、名前はオール3日目の(松山)千春で。でも、女の子です。
EMTG:最後は進太郎くん。



全員:あはははは!
牧:毛の感じがゾクッときた。毛量がやばいっ(笑)!
プリティ:『キングダム』の最初の河了貂みたい。
セイヤ:恐怖だな(笑)。
進太郎:名前はセントラルです!
牧:中心?
進太郎:真ん中を意識して描きました。



正解はこちら!
というわけで、今回もいろんなトークを繰り広げてくれました!
次回第3回目は、「古き良き日本の音楽と言えば?」をテーマにそれぞれがセレクトした楽曲についてトークしていただきます。
次回もどうぞお楽しみに♪

【カメラマン:オオタシンイチロウ】
【取材・文:秦 理絵】



present

※応募受付は2017年2月9日(木)23:59まで※


●今回ご協力いただいたお店
パクチーバル8889
東京都豊島区高田3-14-23
TEL:03-6912-9883

【営業時間】
フクロウカフェ:平日13:30~17:00土日祝13:00~17:00
パクチーバル:全日19:00~24:00
火曜日定休


牧:これ、やばいわ……。

tag一覧 男性ボーカル go!go!vanillas

リリース情報

おはようカルチャー

おはようカルチャー

2017年01月18日

ビクターエンタテインメント

01.おはようカルチャー
02.12:25
03.あの素晴しい愛をもう一度

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お知らせ

■ライブ情報

おはようカルチャーツアー2017
~カルチャーショック編~

2017/01/20(金) 札幌 PENNY LANE 24(w: sumika)
2017/01/22(日) 仙台 JUNK BOX(w: OKAMOTO’S)
2017/01/26(木) 福岡 DRUM LOGOS(w: THE ORAL CIGARETTES)
2017/01/28(土) 松山 サロンキティ(w: ドラマチックアラスカ)
2017/01/29(日) 岡山 CRAZYMAMA KINGDOM(w: 夜の本気ダンス)

おはようカルチャーツアー2017 ~クライマックス今夜の僕ら編~
2017/02/03(金) なんば Hatch
2017/02/05(日) 東京 Zepp Tokyo
2017/02/08(水) 福井 CHOP
2017/02/10(金) 名古屋 DIAMOND HALL

ビクターロック祭り番外編
Getting Better Records presents
MUSIC TAGS vol.4 ~カロリー高め!東西ガチモリ燃焼系ナイト~

2017/02/14(火) 新木場STUDIO COAST

rockin’on presents
JAPAN’S NEXT TURBO 2017

2017/03/19(日) 豊洲PIT

YON FES 2017
2017/04/01(土)モリコロパーク(愛・地球博記念公園)
2017/04/02(日)モリコロパーク(愛・地球博記念公園)

VIVA LA ROCK 2017
2017/05/03(水・祝) さいたまスーパーアリーナ

rockin’on presents JAPAN JAM 2017
2017/05/04(木)~06(土)千葉市蘇我スポーツ公園

go!go!vanillas presents
READY STEADY go!go! vol.04

2017/05/05(金・祝) 赤坂BLITZ(w: ストレイテナー)


※その他のライブ情報・詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。

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