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氣志團主催「極東ロックンロール・ハイスクール 第弍章」スタート!

氣志團 | 2014.06.18

アニメ界のリアル・プリンセスのパンイチジャンプに大興奮!
極東ロックンロールハイスクール新学期、波乱の幕開け

 全30本に渡り、並み居る強豪たちと激戦を繰り返した、伝説のタイマン対バンGIGシリーズ『極東ロックンロールハイスクール』から、早3年。“全国制覇”をテーマに掲げ、氣志團がライヴハウスに帰ってきた! 2014年3月17日、渋谷AX。ついに幕を開けた『極東ロックンロールハイスクール 第弐章』。「LiSA vs 氣志團 ~デラべっぴんがやって来るっ。みゃあ!みゃあ!みゃあ!~」と銘打たれた、前シリーズから数えて第31弾となる今回の対バンは、アニメ界のリアルプリンセス・LiSA! 2011年4月、ミニアルバム『Letters to U』でソロデビュー。キュートなキャラと抜群の歌唱力、圧巻のライブパフォーマンスで人気を集め、今年1月にはデビューわずか3年足らずで、初の日本武道館公演を成功! そんな、勢いに乗りまくる彼女に、無謀にも果たし状を叩き付けた氣志團。同じ事務所の可愛い妹分でもある彼女に先輩風を吹かせることが出来るのか? はたまた返り討ちに遇い立場逆転となるか? 極東ロックンロールハイスクール、波乱の新学期が幕を開ける!

 開演時間を少しすぎ、チャイムの音が新学期の幕開けを告げると、会場の照明が落ちる。LiSAっ子(LiSAファン)たちの歓声が会場を包む中、バックバンド・らーメンズの演奏に乗せて黒マントで全身を隠した人影が登場。ステージ中央でマントを脱ぎ捨てると、姿を現したのは、セーラー服にポニーテール姿のLiSA! ラメで飾ったきらびやかなセーラー服は、明らかにこの日のための特注。ハイソックスにスクールバックを背負い、バンドメンバーも長ランにリーゼントの昭和ヤンキースタイルで統一するという気合いの入れようは感涙もの。フロアを指差し、「おまんら、許さんぜよ!」と、スケバン刑事の名台詞で決めると、1曲目「KISS me PARADOX」でライヴスタート。アップテンポな曲調に合わせて、1曲目から尋常でない盛り上がりを見せるフロア。LiSAのひらりとなびくスカートの下から見えるブルマにドキドキしながら、伸びやかな歌声と堂々たる立ち姿に、「でらカッコええ!」と胸キュン。「行けるか、極東ぉ~~!」とLiSAが煽ると、2曲目「コズミックジェットコースター」が間髪入れずに始まる。痛快な8ビートとキャッチーなサビに合わせて、フロアいっぱいに揺れるピンクのペンライト。MCでは「初めまして、LiSAでーーす!」と大きく手を挙げて観客に挨拶すると、「事務所の先輩、氣志團さんに果たし状をもらって、全力で答えるためにやって来ました!」と出演の経緯を語り、「氣志團先輩の名に恥じないように頑張ります」と氣志團への敬意を語るLiSA。「愛と思いやりを大切に!」とメッセージを込めて歌った「笑って欲しくて」ではパワフルに、イントロから大きな歓声が上がった「DOCTOR」では色っぽく、様々な表情や歌声で魅せる彼女のパフォーマンスに会場中が釘付け。「氣志團先輩に真っ向から立ち向かっても勝ち目がないんで、みんなで楽しめる曲をたくさん用意してきました。KISSESのみなさん、力を貸してもらえますか?」と始まった後半戦は、自ら振り付けをレクチャーした「say my nameの片思い」、タオル回しが一体感を生んだ「逆行オーケストラ」と続く。キレのあるパフォーマンス、ライブ運びの巧みさ、堂々とした立ち姿にライヴミュージシャンの本領を見た! ラストは「crossing field」の力強くたくましい歌とパフォーマンスでバンドや観客をリードし、会場を完全掌握。「今日はホントにホントにホントにホントに、でらありがとうございました!」と深々と頭を下げ、「今日もいい日だ、ばいち~!」とステージを去るLiSAに、惜しみない拍手が送られた。

 氣志團のGIG初体験であろうLiSAっ子を含む、観客の期待が会場を包む中、拍手と歓声に迎えられて登場した、後攻・氣志團。神聖に大仰に鳴らされる光のトランペットで始まる「夜明け」でGIGが幕を開け、ステージに團長が姿を表すとフロアから大きな歓声が上がる! 團長の舞台出演などがあったため、フルメンバーでのGIGは今年初となる氣志團。亜樹良と松の重厚で安定したリズム、トミーとランマの激しく美しいギターアンサンブル、そして團長の魂揺さぶる歌声に光のキレのあるダンスパフォーマンスと、ブランクなど全く感じさせないステージングで観客を圧倒。映画『ワンピース』の主題歌であった「夢見る頃を過ぎても」では、LiSAっ子も♪ウォッウォッウォッ!と声を合わせて拳を突き上げ、観客のコーラスに乗せた團長の歌声はさらにたくましく響き、会場をひとつにする。「Lisaっ子のみんな、ピース!」と始まったMCでは、「俺たち、LiSAちゃんの楽屋の隣にいるんだ。俺と仲良くすると、楽屋にご招待するかも知れないぜ」とLiSAっ子の心を買収しようとする團長。さらに「初めまして」とLiSAに挨拶すると、「2度目です」と返されたエピソードを語り、実は初対面の際、酔った團長がLiSAに絡んでいた事実を語ると、LiSAっ子からブーイングを受け、深々と謝罪。LiSAっ子から大きな笑いと軽い反感を受ける(笑)。微熱DANJIが加わっての「スーパーボーイフレンド」では、6色のペンライトに加えて、一生懸命振り付けを合わせようとするピンクのペンライトも多く上がり、賑やかに派手やかに会場を盛り上げる。亜樹良と松のダンスビートに乗せたトミーのロックンロールギターなど、演奏面も見どころ満載なこの曲のバンド・ヴァージョン。メロウなランマのボーカルパートでは、ステージが暗くなる演出にフロアを埋め尽くすペンライトが美しい景色を生む。「悪い虫が付かないように、俺がこれからもずっと斜め後ろからLiSAちゃんを見張っててあげるから!」と、迷惑行為禁止条例スレスレのLiSAへの偏愛ぶりを語る團長とLISAっ子の間に妙な連帯感が生まれる中、披露されたのは「愛羅武勇」。愛と思いやりがたっぷり込められた熱い歌や演奏はGIG初観戦の人たちにも伝わったようで、最初はいぶかしげに見ていたLiSAっ子たちも、氣志團の届ける“愛羅武勇”に熱い拳を上げて応える。こうして両者のファンが見事、一体になったところで、氣志團のGIGはフィニッシュ。「そう、この対バンの枠を超えた一体感こそ『極東ロックンロールハイスクール』の醍醐味なのだ!」と、新学期スタートの喜びを改めて実感。「新学期が始まりました。夏まで30本予定、日本中のとんでもない相手と戦うから!」と團長が力強く宣言し、会場を大歓声が包む中、本編が終了した。

 アンコールの声に再登場した氣志團。「せっかくアンコールやるなら、LiSAちゃんとやりてぇよな?」と、LiSAを呼び込む。「こんな“おもてなし”受けたことないってくらい、すごいおもてなしをいただいて、ありがとうございました!」と、楽屋裏で受けた接待に感謝を述べるLiSAに、「出会った時は“ろくでなし”だったけどね」と團長が照れ隠し。「LiSAっ子のみんなには、これが終わったら“おもてでろ”って言われるだろうし……」とさらにかぶせると、「さすが先輩、上手い!」とLiSAが大爆笑。両者の愛情がたっぷり伝わるMCの後、「LiSAちゃんとデュエットしてぇ!」と團長が叫ぶと、「ちょっと待って!」と聞き覚えのある声。ステージ袖から登場したのは、黒のドレス姿でLiSAのコスプレをした、白鳥雪之丞! 3月30日で、氣志團を無期限休学することが発表されたばかりのユッキ登場にKISSESが歓声を上げる中、笑顔で「ピース!」を連発する雪之丞だったが、團長の手であっさり射殺(笑)。何もなかったように氣志團とLiSAによる、中山美穂&WANDSのカバー「世界中の誰よりきっと」が披露。会場中が手を振り大合唱するピースフルな雰囲気の中、「もう一曲行こうぜ」と始まったラストナンバーは、LiSAによる「俺んとここないか?」の台詞で始まった「One Night Carnival」。自身の代表曲さえ差し出してしまう、氣志團の過剰なおもてなしにも驚かされるが、團長とLiSAのツインボーカルによるこの曲は新鮮かつ貴重。團長と光に挟まれ、光を真似ながらダンスするLiSAも最高にキュートだったし、光とLiSAの作る大きなハートに合わせて、会場中がハートを作って大合唱する光景には大感動。ラストはお立ち台の上に立ったLiSAが、團長の「パンイチお宮でお願いします!」のフリを受けて、スカートの下からブルマを見せつける“パンイチジャンプ”でフィニッシュ! それと同時になぜかズボンが落ち、パンイチ姿になっていた光の姿にみんなが気付き、会場中が爆笑に包まれる。MCによると、GIG直前に収録された團長の冠番組「綾小路 翔の六本木バナナボーイズ」にゲスト出演した際、團長の間で交わした“パンイチお宮”の約束を律儀に果たしたらしいLiSA。「翔さんもパンイチになると言ってましたよね!?」とLiSAが詰め寄ると、最後は團長もズボンを下ろしてパンイチに。実際の“貫一お宮”の「金色夜叉」で両者が結ばれることはなかったが、“パンイチお宮”の極東版「金色夜叉」は両者の愛がしっかり結ばれたよう。ユッキ扮する偽LiSAも登場し、「今日もいい日だ、ばいち~!」とLiSAの真似で会場を沸かせ、『極東ロックンロールハイスクール 第弐章』の開幕戦は大団円のうちに幕を閉じた。

 終演後は氣志團の公式ファンクラブ“戸塚水産高校”の生徒を対象とした、限定イベントを開催した氣志團。3月1日生まれの星グランマニエ&3月17日生まれの白鳥松竹梅の誕生日を祝うこのイベントには、たくさんのKISSESが参加。「誕生日を迎えての目標」を聞かれ、「遅刻をしない。字が綺麗になりたい」と答えるランマ、「ダイエットを頑張る」と答える松と、相変わらずな二人(笑)。西郷どんをかたどったケーキがステージ上に運び入れられ、嬉しそうな笑顔を浮かべると、肩を組んでケーキに顔を近づけてろうそくの火を消す。仲良しだなぁ! その後は、抽選で選ばれた30名がランマか松に直接お祝いを言えるという嬉しいサプライズも。エンディングでは、ニヤニヤするユッキを指し、「バカ之丞はどこまでもノンキなので、心配しないで下さい!」と團長。偽LiSAの衣装のままで、「今日もいい日だ、ピース! ばいち~!」と脳天気な挨拶でイベントは終了。共演者のLiSAのみならず、KISSESへのおもてなしも決して忘れない、サービス精神旺盛な氣志團らしいイベントだった。

tag一覧 男性ボーカル 氣志團

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リリース情報

喧嘩上等 (CD+DVD)

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2014年05月21日

影別苦須 虎津苦須

<CD>
1.喧嘩上等
2.友よ
3.喧嘩上等 (カラオケ)
4.友よ (カラオケ)

<DVD>
1.喧嘩上等 (ミュージックビデオ)
2.喧嘩上等 メイキング映像

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お知らせ

■極東ロックンロール・ハイスクール 第弍章

LiSA vs 氣志團
~デラべっぴんがやって来るっ。みゃあ!みゃあ!みゃあ!~
2014/03/17(月)東京・SHIBUYA-AX

SPYAIR vs 氣志團
~桶狭間爆音合戦!!尾張名古屋の終わらない夜~
2014/03/20(木)愛知・Zepp Nagoya

グループ魂 vs 氣志團
~超絶魂2 お台場大パニック!超激突\(‘jjj’)/~
2014/04/09(水)東京・Zepp Tokyo

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~学生服反逆同盟~
2014/04/15(火)東京・Zepp Diver City Tokyo

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2014/04/24(木)東京・Zepp Tokyo

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2014/07/19(土)沖縄・ミュージックタウン音市場

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~THE GREAT ROCK’N’ROLL SCANDAL in OSAKA~
2014/07/24(木)大阪・Zepp Namba

10-FEET vs 氣志團
~続・大きなフィートの木の下で in京都~
2014/07/26(土)京都・KBSホール

※詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。

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