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Benthamリリースツアーファイナル、デビューから約1年で渋谷クアトロを埋め尽くす!!

Bentham | 2016.02.25

 『OMG』リリースツアーのファイナルとなった東京公演。対バンで登場したのは、Halo at 四畳半。1曲目「リバース・デイ」を皮切りに、瑞々しいサウンドじっくり届けてくれた。Benthamのファンも盛り上がっていることを大喜びしていた彼ら。「やっぱりどうなるか不安だったわけです。でも、なんなんだ、あなたたちは。こんなに温かくしてくれて。5分間に感謝の気持ちをこめて歌います!」、渡井翔汰(Vo.Gt)が言い、ラストに披露された「シャロン」。全力で届けられたサウンドが、素晴らしい一体感を生んでいた。

 続いて Bentham のライヴ。SEが鳴り響き、小関竜矢(Vo.Gt.)、須田原生(Gt.Cho.)、辻怜次(Ba.)、鈴木敬(Dr.Cho.)が、見るからにやる気満々の様子でステージに飛び出してきた。手早く準備を進める彼らを、待ちかねた人々の歓声が包む。「おい、クアトロ。準備はできてんのか? 初めて言うわ。かかってこい!」、小関が叫んでスタートした1曲目「YUMEMONOGATARI」。エモーショナルなサウンドに刺激され、フロア全体で振り上がった無数の腕の勢いがすさまじい。その熱気をさらに上昇させた2曲目「contact」。湧き起った手拍子が、メンバーの奏でるサウンドと一体となる様がドラマチック。歌い始められるや否や、大喜びの声が起こった3曲目「タイムオーバー」。高まっていく観客の手拍子が、どんどん心地よい響きを帯びていった。

 「HEY!!」「ハイルーフ」「After party」……強力なナンバーがさらに披露された後に迎えたインターバル。「すげえ人がいっぱい。憧れのクアトロ。本当に嬉しいです。東京はソールドアウト。出てくれたHalo at 四畳半、ありがとう!」(須田)。「曲をいっぱいやります。楽しんで帰って」(小関)。MCを挟んで、切れ味抜群の演奏は続いた。清らかな光を放つかのように神々しく響き渡った「STORY」。ギターをスタンドに置いてハンドマイク体制となった小関が歌いながら腕を左右に振ると、観客も笑顔を浮かべながら一斉に腕を揺らし始めた「スローモーション」。そんな穏やかなひと時を経て、「アイマイミーマイン」によって再び猛烈な熱気に包まれた会場内。ビートが激しく躍動する「Undulate」で起こった手拍子は特大級であった。

 ツアーの思い出が紹介されたMCタイム。ツアー中の宿泊を手配する係だったという鈴木は、その役割に関するエピソードを語った。「前回のツアーの時は5人部屋とかで雑魚寝。風呂で水をかけあったり、修学旅行的なことが嫌になって(笑)。だから今回はカプセルホテルに泊まりました」。カプセルホテルに詳しくなったのだという彼は、知識を早速披露したのだが……「カプセルの中にTVがあるんですけど、エロチャンネルが無料(笑)。みなさん、観る派ですか?」、突然観客に問いかけて大爆笑を起こしていた。そして、「クレイジーガール」を起爆剤として、いよいよライヴは佳境へ。恒例のコール&レスポンスが交わされた「手の鳴る方へ」の盛り上がりは、やはり圧倒的なものがあった。《手の鳴る方へ》の他、《渋谷》や《クアトロ》という言葉も何度もメンバーと観客の間で交わされ、誰も彼もが笑顔を輝かせている。最終的に生まれたのは、幸福感で100%満たされたダンスフロア。Benthamのライヴの楽しさを改めて実感させられる場面だった。

 観客が夢中になって頭上で両手を打ち鳴らした「TONIGHT」に至る頃には、フロア内の誰も彼もが汗だく。その様子をメンバーたちが、心底嬉しそうに眺めていたのが印象的だった。そして「踊る準備はできてんのか? 踊れ!」という言葉と共に雪崩れ込んだ「パブリック」が、本編を華麗に締め括った。盛り上がる人々の間から起こった《どうやって君の事 振り向かせたらイイの?》という大合唱が力強い。最高の熱気と共にエンディングへと辿り着いていた。

 アンコールを求める観客の声に応えてステージに戻ってきた4人。小関がメンバーを代表して想いを語った。「ありがとうございます。知っての通り、BenthamはKEYTALKの後輩です。やっとクアトロでやれるようになりました。1年くらい前、お客さんが10人を切っていることもありました。今年、どんな汚い手を使っても売れようと思ってます(笑)。ついてきてください。それでは、生きてれば絶対なんとかなる、そんな歌。」という言葉を添えて「アナログマン」が披露された。元々の予定では、この曲で終演を迎えるはずだったようだが……「もう1曲増やします!」と言って届けられたのは「FOO FOO」。演奏が終わった時、会場内に漂っていたのは完全燃焼のムード。ステージ上の4人も、心底満足そう。今後の活動に対する自信を深めていた様子であった。

【取材・文:田中大】
【撮影:白石達也】

tag一覧 ライブ 男性ボーカル Bentham

リリース情報

OMG

OMG

2015年11月11日

KOGA RECORDS

1. YUMEMONOGATARI
2. クレイジーガール
3. タイムオーバー
4. After party
5. STORY
6. ハイルーフ
7. contact
8. 雨と街

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セットリスト

「OMG」RELEASE TOUR 2015-2016
2016.2.16@渋谷クアトロ

  1. YUMEMONOGATARI
  2. contact
  3. タイムオーバー
  4. HEY!!
  5. ハイルーフ
  6. After party
  7. STORY
  8. スローモーション
  9. アイマイミーマイン
  10. Undulate
  11. クレイジーガール
  12. 手の鳴る方へ
  13. TONIGHT
  14. パブリック
アンコール
  1. アナログマン
  2. FOO FOO

お知らせ

■ライブ情報

DISK GARAGE MUSIC MONSTERS -2016 winter-
2016/02/27(土)TSUTAYA O-EAST・TSUTAYA O-WEST・duo MUSIC EXCHANGE TSUTAYA O-Crest・ TSUTAYA O-nest

HUCK FINN 35th ANNIVERSARY [KOGA RECORDS NIGHT]
2016/02/28(日)名古屋 Live House HUCK FINN

QOOLAND present’s「COME TOGETHER リリースツアー」
2016/03/04(fri)新潟 CLUB RIVERST
出演:Bentham/QOOLAND/フィッシュライフ/Large House Satisfaction

見放題東京2016
2016/03/05(sat)新宿LOFT / 新宿LOFT BAR / 新宿MARZ / Marble / 新宿Motion / 新宿ACB HALL / 新宿 RUIDO K4

CLUB UPSET 10th ANNIVERSARY "Let’s Dance!!"
2016/03/09(水)名古屋 CULB UP SET
出演:Bentham/セプテンバーミー /aquarifa

TENJIN ONTAQ 2016
2016/03/12(土)福岡市天神地区ライブハウス 全8会場

G’s PRESENTS MUSIC CUBE 16
2016/03/19(土)アリスガーデン(無料ステージ)、広島クラブクアトロ、セカンドクラッチ、Cave-Be、Hiroshima Back Beat

HAPPY JACK 2016
2016/03/20(日)熊本B.9 V1、V2、V3、Django、ぺいあのPLUS’

SANUKI ROCK COLOSSEUM~BUSTA CUP 7th round~
2016/03/21(月祝)高松オリーブホール、高松DIME、高松MONSTER、高松SUMUS Cafe、高松 festhalle

※その他のライブ情報、詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。

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