2015年5月30日から続けてきた「音×AiR♪JOL原宿でLove Me Do!」もとうとう12回目。つまり記念すべき1周年、とりあえずの最終回である。客席は春らしく女の子たちで大にぎわい。その圧倒的な若さに緊張気味のお笑いゲスト、どきどきキャンプの二人を和ませようと「僕らもバリバリどきどきキャンプ世代ですよ」と調子のいいことを言う楓だが、「そんな世代ないから」とすかさずつっこまれてしまった（笑）。

　1stステージはミディアムの「愛を唄おう」でスタート。正直お客さんたちはおしゃべりに忙しそうで、♪Love, love, loveのコーラスを歌うよう促しても少々つれないが、かまわずグイグイ突き進む。イケイケの「ダントツ☆YOU」でもうひと押しすると徐々に反応がよくなってきた。さらに「Love Me Do」の振付講座もいつもより少しクドめ。その成果かJOLの温度はかなり上昇、「フゥ～?」のかけ声が飛び交った。

　おハコの『24 -TWENTY FOUR-』（10年くらい前に人気があった海外ドラマ）ネタ以上に顔芸がウケたどきどきキャンプを経て、2ndステージへ。「イェ～イ」を返してくれるまで繰り返し、やはりウケがいいアップテンポの青春ソング「ウォナノウ」でかなり盛り上がってきた。重大発表（※最後に触れます）を経て「乙女ビンビン」でたたみかけると盛り上がりも最高潮を迎え、最後はもちろん「Love Me Do」。コール＆レスポンスもいい雰囲気だし、振付もかなり浸透して、なかなかの一体感だった。

　さて、先述した重大発表ですが、「音×AiR♪JOL原宿でLove Me Do!」は5月以降も継続することになりました。やったー！　5月以降も月イチで音×AiRに会えることになったので、JOL原宿にどんどん遊びにきてくださいね！　……というわけで最後は、どきどきキャンプに「元気があって若くて、忘れていたキラキラしたものをいただきました」と評された4人からひとことずつ。

楓「初見の子に元気な子がいたんで、ちゃんとつかまえたいと思ってやりました。全体に雰囲気もよかったし、いい意味で力を抜いてできたと思います。イベント継続はめっちゃうれしいです。これまでの1年より成長した姿を見せていきます！」

竜之介「騒いでくれる子もいてやりやすかったですけど、そうじゃない人たちをどうやって巻き込んでいくかが相変わらず課題ですね……。1年やって、JOLもワンマンも反省点がいっぱいあるんで、これからきっちり克服していきます」

MASAYA「毎回来てくれる子は増えてるんですけど、2ステージ目に引き込むことがまだまだできてない気がしますね。初めての子もつかんでいかなあかんし。来月からの1年は、もっともっとみんなを巻き込んで、JOLと一緒に育っていきます」

大地「1年の総決算というか、顔を知ってる子がいっぱい来てくれてたのはありがたかったですね。来年度――うちのJOLの年度は5月始まりなんで――はやり方をちょっと変えたりしてもっともっと盛り上げたいです。来年度もよろしくお願いします！」

【取材・文：高岡洋詞】
【撮影：Sinpu Tokyo.】