初のアルバムなのにベスト盤を聴いているような...Violent is Savannaの1stアルバム
Violent is Savanna | 2011.04.28
北海道出身の4ピースロックバンド、Violent is Savanna。「OH LOVE YOU」でデビューして約半年、1stフルアルバム『SWING』がリリースされた。ポップで印象的なメロディに、音楽性の幅広さを見せるバラエティに富んだサウンド。そして紅一点・星花の真っ直ぐでいて表現豊な歌声とともに、聴く人のココロとカラダを踊らせるポップ&ロックチューンが満載!レコ発ツアー『come out "SWING" ing tour』もスタート!!
- EMTG:デビューしてちょうど半年が経ちますが、何か変わりましたか?
- 工藤:やってる事はインディーズの頃とあまり変わんないんですけど、有線とかで曲が流れたりして、“聴いたよ”っていう人が増えてきているのはやっぱり嬉しいですね。
- 星花:例えばCDを出すために曲を作るとか、具体的な目標や目的地のために全力で取り組める環境になったなとは思いますね。
- 川合:個人的なことを言わせていただくと……髭が伸びた。
- EMTG:あっ、そうですか……(笑)。
- 工藤:そんなマジメに聞かなくていいですよ!(笑)
- EMTG:こういう場合、どう受け答えしたら?
- 星花:無視で!(全員爆笑)基本くだらないこと言った人がいたら無視だねっ!(笑)
- 小野:あとは、関わる人も多くなった分、視野が広がったと思いますし。より多くの人に聴かせるチャンスも増えてるのは実感してますね。
- EMTG:それによって音楽やライブに取り組む姿勢、意識も変わりましたか?
- 星花:より音楽が好きになりました。今までは友だちづきあいだったのが、家族になった感覚が大きいですね。より身近になった感じはします。今は、自分たちに一番しっくりきて、尚且つ聴いてくれる人を笑顔にできるような音楽が理想なんですけど。今回のアルバム『SWING』もそうですけど、1枚を通して聴いた時に、少しでも前向きになれるような、ちょっとだけ背中を押せるような1枚になればいいなと思って作ってましたね。
- EMTG:『SWING』は本当にバラエティに富んでいて、聴き進める度に“こんな曲もやるんだ!?”って驚きながら聴かせてもらいました。
- 星花:自分たち的には、いろんな曲調が入ってるけどバラつきがあるわけじゃなくて、1本、核となる部分がちゃんとあると思っていて。“インディーズからある曲とシングル曲を詰め込みました、はい、どうぞ”っていうアルバムではなく、今までの経験と、更に未来のことを思って取り組んだ1枚かなと思いますね。
- 川合:あと、このアルバムを作るにあたって、“踊れる”というコンセプトがありまして。もちろんこうやって(←両腕を曲げて小刻みに左右に揺れる・全員爆笑)、体のダンシングの踊るもあるんですけど
- EMTG:だいぶ古?い感じのダンスですね(全員爆笑)。
- 川合:最新のはちょっとわかんないんで……(苦笑)。
- 工藤:僕らそれがツボなんです(笑)。
- 星花:“踊れる”と言ってもダンスミュージックとかじゃなく、聴いてるうちについつい体を揺らしたくなるような、そういう心も踊る音楽をたくさん詰込みたいっていう。
- EMTG:じゃあ今まで以上に、1曲1曲に時間をかけて制作されたんですか?
- 小野:本当にこれが遺作になってもいいぐらいの気持ちで、1曲1曲に悔いを残さないようにやったところはあるんですけど……
- 星花:でも結構やりたいようにやったっていう感じがするよね?わりとスムーズにね。すごい楽しく自由にできたなっていう気はしてますね。
- EMTG:確かに、演奏している様子や歌ってる時の表情まで見えてくるほど、のびのびやっている感じが伝わってきました。
- 工藤:レコーディングは本当のびのびと、自分たちのやりたい事が全面に出てる曲たちばかりだなと思いますね。
- 川合:僕はこう見えて熱い男で(全員爆笑)。勢いのある曲は立って弾いたりして、熱い気持ちは全部入れたつもり……いや入れました!(笑)プロデューサーの片寄(明人)さんからジッチ……あ、僕“ジッチ”って呼ばれてるんですけど(笑)。“ジッチ、この曲はロックンロールだよ。ロールの部分を大切にしようぜ”と。それはグルーヴなのかノリなのか何なのか、って考えてやれたからこそ、ちゃんとロックンロールになったんじゃないかなと思います。
- EMTG:歌詞のほうもほとんど悩まずに書かれたそうですね?
- 星花:そうなんですよ。自分の中でどういうことを書きたいのかが明確に見えるようになってきて、本当に楽しくできましたね。
- EMTG:いろんな曲調があるように、歌い方も真っ直ぐなのに表情豊かですね。
- 星花:歌詞は基本自分が主人公なので、歌に入り込むのが難しいっていうことはないので、自分の気持ちを思うがままに歌えた時が一番乗った時かなと思ってますね。10曲目の「TOKYO」に関しては、いろんなことを想いすぎて、何回録ってもしっくりこなかったんですよ。それで、その題材となった友だちのことだけを想って歌ったら、OKテイクが録れて。そういう気持ちって大事なんだなってすごく勉強になりましたね。
- EMTG:改めて『SWING』はどんな作品に仕上がったなと思いますか?
- 工藤:最初のコンセプト通り、全11曲聴き終わった後、“また明日も気負いなくポジティブに生きていこうかな”というふうな気持ちになるアルバムになったと思いますね。
- 星花:曲たちの個性がいっぱいあって、“あっちにも行きたい!こっちにも行きたい!”って暴れてる感じなんだけど、でもなんかきちんとまとまっていて。そのまとまりも、決して太いリボンとかでまとめてるんじゃなくて、切れそうなぐらい危うい細い糸で結んだような感じで。それが今の私たちっぽくてすごくいいなと思います。
- 小野:僕自身、聴いててすごく楽しくて、お気に入りの1枚です!(笑)
- EMTG:素敵ですね(笑)。
- 小野:自信作ですね。このハッピーな気持ちを、聴いてもらう人たちと共有できたら嬉しいです。
- 川合:初めてのアルバムなのに、ベストアルバムを聴いているような感じで。それでいて、ストーリーもあって、本当に素敵なアルバムができたと思います。
- EMTG:『SWING』を引っ提げての全国ツアーもありますね!
- 星花:“come out "SWING" ing tour”っていうツアータイトルですけど、“アグレッシブな態度をとる”とか“強気な態度をとる”っていう意味があって。初めて行く地が多くて、私たちのことを知ってくれてる人もまだまだ多いわけじゃないので、そこで怯まず私たちらしくアグレッシブに、強気にライブができたらいいなって思ってますね。
【 取材・文:牧野りえ 】
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INFORMATION
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コールドストーン
コールドストーンに行ったとき店舗どこにあるかな何時までやってるいのかなって調べてました。
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鍵をなくして、鍵をもう一本作るというので鍵屋を検索してました。
●川合栄次(Bass)
鍵屋
3人(小野、川合、工藤)が一緒に住んでいるので(笑)
●工藤竜之介(Drums)
日本三大ガッカリスポット
地元の札幌時計台がガッカリスポットと言われているので。時計台、好きですけどね。
■ライブ情報
♪1st Full Album「SWING」レコ発ツアー
『come out "SWING" ing tour』
◆2011年4月19日
札幌cubegarden
[問]マウントアライブ
011-211-5600
◆2011年4月27日
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[問]福岡ドラムBe-1
092-737-5300
◆2011年4月28日
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◆2011年5月15日
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◆2011年5月17日
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[問]MACANA OFFICE
022-262-5454
◆2011年5月18日
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◆2011年5月24日
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03-3402-3089
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鍵屋
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●川合栄次(Bass)
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3人(小野、川合、工藤)が一緒に住んでいるので(笑)
●工藤竜之介(Drums)
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地元の札幌時計台がガッカリスポットと言われているので。時計台、好きですけどね。
■ライブ情報
♪1st Full Album「SWING」レコ発ツアー
『come out "SWING" ing tour』
◆2011年4月19日
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◆2011年4月27日
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