ライブのカッコ良さを凝縮! Jがライブ&ドキュメンタリー映像作品をリリース!

J | 2014.03.26

 問答無用のロックンロールで、多くのファンから熱い支持を集めるJ。今年はLUNA SEAとしての活動でも大いに話題を呼びそうだが、ベース&ボーカルとしてのソロ活動で見せる存在感は圧倒的だ。その魅力を余すところなくつめこんだ映像作品『CRAZY CRAZY IV -THE FLAMING FREEDOM-』が3月26日にリリース! 昨年1年の活動を網羅したドキュメンタリーに加え、クールなライブ映像は、カッコいいのひと言! さっそく、J本人に、ライブはもちろん、ファンへの思いなどもきいてみた。

EMTG:最新映像作品のDVD&Blu-ray『CRAZY CRAZY IV -THE FLAMING FREEDOM-』は、予想通りライブの魅力満載ですね!
J:今回で『CRAZY CRAZY』の映像としては4作目になるんだけど、そもそも最初にこれを出そうと思ったキッカケが、ライブやアルバムでプレイする曲はどうやって生まれてくるのか、そしてどうやってライブがなりたっているのか……。そして、それを人に伝えるには、僕の日常を見てもらったら一番わかりやすいかな? っていうことだったんですね。これだけテンションの高い日常があるから、こういうサウンドで、こういうライブになるっていうことが、よりリアルに感じてもらえるだろうと。で、出来上がったものを見た時、自分が想像していた以上に、こういう映像って重要なファクターになっているなと感じたんですよ。それで、これまでもいろんな節目に出してきたのが、4作目になって。今回は去年1年間を密着したドキュメンタリーと、年末のライブ――カウントダウンの1日前、12月30日のSHIBUYA O-ESATのライブをパッケージしてます。
EMTG:ドキュメンタリーはすごく自然だし、まさにロックな日常という感じで(笑)。もうカメラは全然意識してないんですよね。
J:映像スタッフも顔見知りだし、もう空気のようにいてくれたから。すごい情報量だったけどね(笑)。しかも、そのすべてが熱を帯びた映像で。ただ、ひとつだけ監督と話したのは、“説明になるのはイヤだね”と。映像を見た時に、何かが残るような作品にするには、やっぱり楽しくないと見ていても辛いだろうし。そういう意味では、いいバランスの作品になったと思うよ。
EMTG:しかも、オフステージでもいい表情で録られてますよね(笑)。
J:まぁ、悩んだり落ち込んだりすることもあったりはするんだけど(苦笑)、いざライブやレコーディングに向かう時には余裕の表情でやれているのかもしれないな。もしかしたら普段の方が何かに追われていたりするのかもしれないね。
EMTG:ドキュメンタリーを見ていると、昨年1年も、かなり動き回っていたんだなっていうのが伝わりますが、どんな1年だったんですか?
J:自分自身でも見返すと、いろんなことをやってきたんだなって思うよ。しかも、その全部を100パーセントでやってきて、その瞬間が、ずっとつながってるんだもんね。そんな活動ができたこと自体、すごく感謝すべきことだし、その感謝をさらに形に変えていくのが2014年かなって思う。
EMTG:ライブ映像の方も、非常にカッコいいですよね。何ていうか、SHIBUYA O-EASTの規模じゃないような……。
J:ああ、それは嬉しいですね。何度もプレイさせてもらっている会場だから自分たちのホームみたいな気もするし。あとは、見に来てくれたみんなの熱が、あの会場に入りきれないぐらいのテンションだったんじゃないかな。そういう部分も映像に入ったのかもね。
EMTG:ステージ上で演奏する側としては、どんな感覚なんですか?
J:実は大きな会場でもライブハウスでも、ステージ上のバンドメンバーとの距離感って変わらないんですよ。それも、自分たちのサウンドが大きく見えている原因なのかなって思います。
EMTG:ステージとフロアとでパワーが循環しているのも、映像がカッコいいと思える要因じゃないかと。Jの代名詞とも言うべき「PYROMANIA 」で、オーディエンスがライターを掲げる風景は、何度見ても感動的ですよね。
J:いつの間にか恒例になったけど、最初は、僕がステージの上でつけたライター、ひとつだけだったんですよ。それが、ずっとつながっていったというか。ホントにあのシーンはいつ見てもいいなって思いますね。「PYROMANIA」っていう曲だからこそ、自分たちの心にも火をつけるんだっていう思いが掲げられている気がします。
EMTG:ライブに行ったことがない人にも、あのシーンは特に見て欲しい部分ですね。そこには、お客さん自体のカッコよさもあると思います。
J:みんな喜びますね、それは。僕自身もライブをしていると感じるね。いろんなイベントにも出るけど、よく他のアーティストからもそう言われるし。ソロをスタートさせた最初の頃は、いろいろな意見もあったんです。でも、僕らはそこから逃げずに、自分たちの自由を作ってきたし。実はフロアには、ルールがないようでいて、ちゃんとあるんですよね。それこそが、同じ音楽が好きな仲間への最大限のリスペクトなんじゃないかな。自分さえ楽しければいいっていう部分では成り立たない場所だから。それを理解していくと、自分と音楽、自分と仲間たち……そういたものが見えてくると思う。
EMTG:今でこそ、フェスでは自由に楽しんでいるロックファンも増えたけど、Jがソロを始めた頃って、まだまだクラウドサーフも一般的ではなかったですもんね。
J:僕のファンはホントにタフで強いと思う。そういう意味では、いい信頼関係が築けていると思うな。だからこそ、僕もライブでは当然手も抜けないし、100パーセント楽しもうと思ってのぞんでいるからね。
EMTG:ライブ映像でもJさん自身、笑顔が多い気がします(笑)。100パーセント楽しんでいるのは間違いないかと(笑)。
J:あまり意識してないんですけど(苦笑)。まぁ、笑っちゃうぐらいスゴいことって、この世の中にあるでしょ? それがライブしている目の前のフロアで起きているってことなのかな。
EMTG:お客さんを楽しませているつもりが、実は自分が楽しませてもらっていたみたいな。
J:そうですね。それはあるかもしれないな。
EMTG:さて、気になる今後のご予定は?
J:この映像作品が完成した時に、もう次の扉が開いてるんだなって思ったんですよ。これまでの活動で、僕自身がみんなからもらったパワーとか確信めいたものを形にするのが、2014年なんだなって思う。もちろん、これまでもそれがずっとつながってきたし、そうやって生きてきたからね。今年はLUNA SEAでの活動もあるし、僕個人としても、去年以上にヤバいことをたくらんでいるので(笑)。
EMTG:またそんな気になることを(笑)。オープンになっているところでは、5月3、4日のSHIBUYA-AXでのライブですが。
J:5月にAXがなくなってしまうんだけど、AX史上、一番ライブをしている男としては、いろんな思いと感謝を込めて派手に盛り上がりたいですね。あと、5月1日には、SHIBUYA O-EASTでAA=と一緒にやります。世紀のベーシスト対決になるんで、それも楽しみにしてて欲しいですな(笑)。
EMTG:音源もまた作ったり?
J:そうですね。またレコーディングには入ると思いますよ。最近、曲を書くのが楽しくてしょうがないんで(笑)。

【取材・文:海江敦士】

tag一覧 DVD 男性ボーカル J

ビデオコメント

リリース情報

[Blu-ray]CRAZY CRAZY IV -THE FLAMING FREEDOM-

[Blu-ray]CRAZY CRAZY IV -THE FLAMING FREEDOM-

2014年03月26日

cutting edge

・LIVE at SHIBUYA O-EAST 2013.12.30
・J’s Document 2013
・MUSIC CLIP

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アドベンチャー チャンネル
『ディスカバリーチャンネル』って言葉が出てこなくて(苦笑)。今回出る 『CRAZY CRAZY IV -THE FLAMING FREEDOM-』って、ライブもレコーディングも、全部冒険だったなって思ったんですよね。それがまさに『ディスカバリーチャンネル』みたいなだって思ったんだけど、その言葉が出てこなかったんで検索しました。


■ライブ情報

New Audiogram ver.7.4
2014/05/01(木) 渋谷TSUTAYA O-EAST

J 2014 Special Live
-Thank You AX!! Good Bye AX!!-

2014/05/03(土) 東京・SHIBUYA-AX
2014/05/04(日) 東京・SHIBUYA-AX

※その他のライブ情報、詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。

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