「ジャパネクレディオ powered by EMTG MUSIC」 Ivy to Fraudulent Game
Ivy to Fraudulent Game | 2017.03.12
TOKYO FM「ジャパネクレディオ powered by EMTG MUSIC」
放送日時:毎週土曜 深夜25:30~26:00
ナビゲーター:小川智宏(ROCKIN’ON JAPAN 副編集長)
<第76回>ゲスト:Ivy to Fraudulent Game
3月11日(土)25:30放送
―放送を終えて―
第76回目のジャパネクレディオには、Ivy to Fraudulent Gameから、寺口宣明さん(Gt、Vo)、福島由也さん(Dr)が遊びに来てくれました!
今年1月に開催した“TOKYO FM「ジャパネクレディオライブ powered by EMTG MUSIC」Vol.3”にも出演し、熱いステージで会場を盛り上げてくれたIvy to Fraudulent Gameは、2010年に群馬県で結成された4ピース。昨年4月に初の全国流通盤『行間にて』をリリースし、そのリリースツアーでは全国24ヵ所を敢行し、5000人以上を動員!さらに追加公演の渋谷CLUB QUATTLO公演はソールドアウトになるなど、いま大注目のバンドです。
現在も群馬を拠点に活動を行っており、収録当日も群馬から都内にある収録スタジオまでお越しいただいた寺口さんと福島さん。高校生時代に10バンドぐらい掛け持ちをしながら“自分が感動できるメンバーに出会いたい”とメンバーを探していた福島さんが、友人に紹介され出会ったのが寺口さんで、それが今のバンドを結成するきっかけに繋がり、そこからはや6年――。昨年4月に待望の初全国流通盤『行間にて』をリリースしました。
寺口:「全国流通する前から足を運んでくれるお客さんや僕たちの存在を知ってくれているお客さんもいたので、前回が特別っちゃ特別なんですけど、そこまで前回からスタートだっていう気持ちではなく、“全国流通”というきっかけを通してさらに加速できた感じがして。それが自分たちの覚悟になったり、(バンドに対する)自分の責任感がさらに強くなったかなと間違いなく思います」
福島:「関わってくれる人が増えて、そういう人たちに対してやるっていうわけじゃないですけど、でもなんか一緒に見ていきたい景色とかがいっぱい出てきて、それが責任感というか、使命感というか、そういう感覚に近い感情になるのかなって思います」
そんな意識の変化も経て完成したのが3月8日にリリースされた約1年ぶりとなる待望の2ndミニアルバム『継ぐ』。小川さんも前作『行間にて』から今作『継ぐ』を聴くと、そこに込められているパワーがまったく違うと感じたそうです。
福島:「“変化していく”というのは音楽的にも意識していて、ツアーを経て実際に変化した部分もあるじゃないですか。そういうのが聴いてる人に伝わるんじゃないかなと思ってます」「音楽性の幅だったりもすごい意識して、今まで自分が聴いてきてかっこいいなって感じたものを全部昇華したいと思って作ったのが今作です」
寺口:「アプローチもかなり挑戦的なことをたくさんやってますし、筋肉が違うっていうのは感じます。『行間にて』を今聴いてみると、とってもいいアルバムだなと思うんですけど、でも、あ、一年でここまで変われるんだなって思うこともたくさんあります」
また、今作『継ぐ』のタイトルについても伺いました!
福島:「ジャケットのアートワークがヒントになってて。“刺し子(日本の伝統的な修復技法)”っていって、衣類の縫い目とかを縫うときに幾何学模様で縫っていくんですけど、それが心の在り方として素晴らしいなと思って。例えば日々の中で自分の感情とか心が衣類の切れ目のように途切れちゃったときに、それを音楽が幾何学模様で継いでいくような感覚というか、僕にとって音楽ってそういうものだなって。それで“継ぐ”というタイトルを付けました」
6月からは<Ivy to Fraudulent Game 2nd mini album “継ぐ” release tour ”告ぐ” ~One Man series~>の開催も決まっている彼ら。ファイナルは7月9日東京・恵比寿LIQUIDROOMにて開催されます!
寺口:「自分たちの色をすべて出し切りたいです」
福島:「僕たちの本質に触れられる一日になると思います」
特に寺口さんの“今を生きる”ステージ上での姿勢は、本当に目が離せなくなるほど力強く美しく、そしてどこか儚い……。そんな彼らのライブは必見です!ますますと勢いを増し走り続けるIvy to Fraudulent Gameの2017年の動きから目が離せません!!!
Ivy to Fraudulent Game
寺口 宣明(Vo&Gt)/大島 知起(Gt)/カワイリョウタロウ(Ba) /福島 由也(Dr)
プロフィール
2010年10月、結成。
2012年11月、FMぐんま主催ROCKERS2012にてBestROCKERS受賞。Ba.カワイリョウタロウ正式加入。
2013年03月、初の自主企画「揺れる0.1」を敢行
2013年08月、TokyoFM&Sony Music主催 閃光ライオット2013ファイナル出場。自主企画「揺れる0.2」敢行、初の全国ツアースタート。
2014年03月、 「myth”E”」の発売に伴った全国ツアーがスタート。ツアー初日となる自主企画「揺れる0.3」チケットソールドアウト。
2014年10月、「(cell) / ambient」の発売に伴った全国ツアーがスタート。自主企画「揺れる0.5」敢行。ツアーファイナルの吉祥寺warpワンマン公演はチケット即日完売。
2015年02月、自主企画「揺れる0.6」敢行。
2015年05月、「Tokyo/Kokyo e.p.」の発売に伴った全国ツアースタート。ツアー初日TSUTAYA O-Crestでのワンマン東京編、ツアーファイナル前橋DYVERでのワンマン故郷編、共にチケットソールドアウト。
2016年04月、SPACE SHOWER MUSICより初の全国流通盤となる1st mini album “行間にて” リリース決定。
2016年05月、行間にての発売に伴った、計・23本となる全国ツアー”行間にて” リリースツアーがスタート。ツアーファイナルとなる TSUTAYA O-WEST One Man Live.公演のチケットが即日ソールドアウト。
2016年08月、 “行間にて” Release Tour Final -東京にて- のチケットが即日完売した事から、急遽、追加公演として渋谷 CLUB QUATTROでのワンマンライブが決定。こちらの公演もチケットはソールドアウト。
2016年12月、自主企画”揺れる0.8″を渋谷WWW Xで敢行。チケットはソールドアウト。
2017年03月、SPACE SHOWER MUSICより2nd mini album “継ぐ”のリリースが決定。
【次回予告】第77回のゲストは雨のパレード!お楽しみに!
リリース情報
継ぐ
2017年03月08日
SPACE SHOWER MUSIC
M2:Dear Fate,
M3:E.G.B.A.
M4:!
M5:揺れる
M6:徒労
M7:夢想家
お知らせ
■ライブ情報
Ivy to Fraudulent Game 2nd mini album
“継ぐ” release tour “告ぐ” 〜One Man series〜
06/30(金) 名古屋 APOLLO BASE
07/08(金) 名古屋 APOLLO BASE
07/09(金) 名古屋 APOLLO BASE
※その他のライブ情報、詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。
■オンエア楽曲情報
ゲスト:Ivy to Fraudulent Game
【M1】「水泡」
(1st Mini Album『行間にて』より)
【M2】「Dear Fate,」
【M3】「夢想家」
(2nd Mini Album『継ぐ』より)
【エンディング】
「Fressy」 / the quiet room
※2017.3.29発売
(ミニアルバム『Little City Films』より)