BOYS AND MEN、ニューシングル「帆を上げろ!」が全国の“あなた”に向けていよいよ船出!
BOYS AND MEN | 2017.07.28
後悔するより大航海。実にBOYS AND MENらしいフレーズも満載のニューシングル「帆を上げろ!」が8月2日、全国のあなたに向けて船出する。作曲にヒャダイン、作詞にいしわたり淳治と今をときめく俊英を作家陣に迎え、夏らしい煌めきと爽やかさに満ちたサウンドにボイメン魂のたぎりまくった熱い歌詞とを見事に融合させた今作は、彼らの新境地を拓く1曲ともなるだろう。さらなるステップアップを目指し、今日もしゃかりきに奮闘するBOYS AND MENを代表して、辻本達規、本田剛文、勇翔、平松賢人、吉原雅斗の5人にたっぷりと話を聞いた。なお、今作が主題歌のドラマ『マジで航海してます。』に鳴海新太役として勇翔が出演中。こちらも要注目だ。
- EMTG:ニューシングル「帆を上げろ!」はまさに夏にぴったりの曲に仕上がっていますね。みなさんがこの曲を最初に聴いたときの印象はいかがでした?
- 勇翔:第一印象は“爽やか”。ボイメンって結構、衣装も学ランで和柄だったりするので、曲も大和魂系というか男気あふれるものが多いんですけど、今回は正統派な曲がきたなと思って。ドラマの撮影前はいつもテンションを上げるために毎日聴いてました。
- EMTG:聴くとスイッチが入るとか?
- 勇翔:それもありますし、撮影のときはみんなと離れてしまうので、メンバー代表っていうことも忘れないようにと思って。
- 辻本達規:いいこと言うねぇ!
- EMTG:作曲がヒャダインさん、作詞がいしわたり淳治さんと、作家陣も新鮮かつそうそうたる顔ぶれで。
- 辻本:もともとヒャダインさんの曲が大好きでずっと聴いてきたんですよ。なので、今回いただいたこの曲を聴いた瞬間に“ホントにヒャダインさんだ!”って思いました。Aメロ、Bメロ、Cメロ、サビがそれぞれに独立していて、ひとつずつ聴くとまったく違う曲にも思えるんですけど、曲として繋がるとそれすらも心地いいところがヒャダインさんのすごさで。ファンからすると、そういう見事な転調っぷりとか、聴いてるだけでワクワクしちゃうんです。
- 本田剛文:わかる! “節”があるんだよね。
- 辻本:そう、ボイメンの曲だけどヒャダイン節がばっちり効いてて、ボイメン節とヒャダイン節の融合に驚嘆の声でしたね。
- EMTG:驚嘆の声って(笑)。でもホントばっちり融合してますよね。
- 本田:あと、歌詞もすごくいいんですよ。いしわたり淳治さんとご一緒させていただくのは初めてなんですけど、ホント、ボイメンらしい歌詞を書いてくださって。僕、“デカい後悔すんならいっそ大航海”っていうフレーズが特に好きなんです。韻を踏んでるところも好きだし、後悔するくらいならいっそ船出しちゃおうぜっていうのがまさにボイメンっぽい。
- 吉原雅斗:僕もいしわたりさんがボイメンのことをよく理解した上で書いてくださってるのがすごく嬉しかったです。それにプラスしてヒャダインさんといしわたりさんっていう新しいエッセンスが加わったことで、“ボイメン! もう一個、上のステップに行こうぜ!”みたいなメッセージが曲全体から伝わってくる気もしたんですよ。僕ら自身も背中を押されたというか、これまでも頑張ってきたけど、ここからまた次の新境地を目指してやっていこうって、すごくやる気をもらいました。
- EMTG:最初に勇翔さんがいつもの熱さとはまた違う、正統派な楽曲とおっしゃいましたけど、そうした曲を表現するにあたって何か心がけていたことはありますか。
- 本田:たしかに去年リリースした「YAMATO☆Dancing」や氣志團さんに書いていただいた「GO!! 世侍塾 GO!!」みたいな、聴いただけで男クサさが滲み出る曲とはまたタイプの違う、トラックや曲調も含めてすごく爽やかな曲なんですよね。でも、だからこそ気持ち的には今まで通りの“男気満載なBOYS AND MEN”で臨もうと思いました。胸にはボイメン魂を抱いてこの歌を歌うから意味があるのかなって。歌詞には今までと変わらず熱いメッセージが込められているので、そこがしっかり届くように、曲調に引っ張られずにやっていきたいな、と。
- 平松賢人:パフォーマンスでもそういう部分は心がけてます。今回はラッキー池田さんが振り付けをしてくださったんですけど、デッキブラシを使ったりとか、すごくポップなものになっていて。だからこそ逆にボイメンらしさを出していけるように、常に全力で表現するっていうことに気をつけて、この曲には臨んでますね。
- EMTG:MVも拝見しましたけど、その全力感はものすごく伝わってきました。
- 平松:普通のアーティストさんやアイドル方だったら、傾きはここまで、っていうところも、ボイメンなんだからもっといっちゃおうって(笑)。
- EMTG:むしろ進んで転がってましたよね(笑)。
- 辻本:しゃかりきなので、僕たち(笑)。そこはなくしちゃいけないカラーなんです!
- EMTG:ところで歌詞に“男上げろ”ってありますが、最近、男を上げたなって思う出来事などはありますか。
- 勇翔:筋トレですかね。
- 本田:勇翔、伊藤英明さんに憧れて鍛え始めてるんですよ、最近。
- 辻本:筋肉つくと違うよな、やっぱり男として。
- 勇翔:うん!
- 本田:賢ちゃんは?
- 平松:なんだろ、男を上げたこと……あ! 最近っていうかちょっと前なんですけど、ハワイのホノルル駅伝に出たんですよ。僕を入れて6人、ボイメンチームっていうのを作ってメンバーで出たんですけど、280組中16位だったのかな。
- EMTG:え、すごい!
- 平松:みんなで力を合わせてやれたし、自分の中でもベストを尽くせたっていう手応えがあったので、あの駅伝は男が上がったんじゃないかな、と。
- 辻本:この4人(平松、本田、勇翔、辻本)が頑張ったんだよな。あと田中(俊介)と土田(拓海)。
- 本田:吉原をハブにするなよ、かわいそうに(笑)。吉原は仕事で先に名古屋に戻っとっただけなんだから。 吉原:そうなんですよ~(←悔しそう)。
- 本田:でも、僕らもちゃんと練習できないまま臨んだんですけどね。
- 平松:そうそう。走る前は“せっかくハワイなんだから順位なんて気にしないで景色を楽しみながら走ろう”とか言ってて(笑)。
- 本田:なのに、第一走者の田中が走り出したらいきなり本気になっちゃって、めちゃくちゃいいタイムで帰ってきたから、僕らもやらざるを得なかったっていう。
- 平松:前の人の走りを無駄にはできん! って。ただ、直後にライブをやったんですけど、そっちはフラフラでした(笑)。
- 辻本:そこまで考えてないんだよな。ライブがあるってわかってるんだけど、まずは目の前のことを全力でやっちゃうの。でも、なんでもガチンコっていうのがボイメンの良さだと思うので。プロとしてどうなんだって言われたら、ぐうの音も出ないんですけど(笑)。
- EMTG:カップリングの「がむしゃらロケンロー」もそんなボイメンらしさが前面に押し出されていますよね。アッパーで、前向きで、これぞボイメン! な1曲。
- 本田:これもA面でいいと思えるくらいの曲ですよね。応援ソングでもあるので、聴いた人に元気になってもらえる仕上がりになってますし、ライブでやっててもすごく楽しいです。
- EMTG:ちなみに、がむしゃらな自分を感じる瞬間って特にどんなときですか。
- 平松:僕はステージに立ってるときですね。ボイメンはノリのいい曲が多くてダンスも激しいので、どうしても途中で体力が尽きるんですけど、これはもう気合いでやるしかないってパフォーマンスしてるときの自分はがむしゃらだなって感じます。
- 辻本:限界を超えたあとがボイメンだからね(笑)。
- 平松:本当はパフォーマンスって技術とか、そういうところで魅せるべきだと思うんですけど、もうがむしゃらのみ。
- 本田:吉原とか平松はダンスが得意ですけど、最終的に持ち出してくる武器はやっぱりガッツですからね(笑)。 吉原:むしろダンスのほうに寄せてると“あいつ、今日は手を抜いてるな”って思われちゃうんですよ。
- 辻本:“何、カッコよく見せようとしてんだよ”って(笑)。 吉原:なので結局、武器を取り出すしかない(笑)。“おらぁっ、ガッツ!”って。
- 平松:ステージ上でも言われますよ、メンバーに。“オマエ、手ぇ抜いてんじゃねぇぞ!”って、マイク入れずにですけど。
- 辻本:そうやって鼓舞し合ってるんですよ、“ダッセぇ、もうバテとるやん!”“どこがじゃ!”って。
- 勇翔:そうやって復活し合うんです(笑)。
- 辻本:メンバーに“バテとる”って思われるのがいちばんイヤなんですよね。バテたままやってるのはボイメンじゃないなって思うし、限界を超えて初めてお客さんに何か伝えられる気がするので。
- 平松:人間、やればここまでできるんだぜっていう。
- EMTG:それが、この曲でいう“漢を見せろ!”。
- 本田:うん、僕らの“漢”はそこなんだと思いますね。
- EMTG:そして3曲目の「NAGOOOOOYA」は沢田研二さんの「TOKIO」を替え歌でカバーしてますね。「ヤングマン~B.M.C.A.~」(西城秀樹「YOUNG MAN (Y.M.C.A.)」のカバー)に次ぐオマージュソングとなりますが。
- 本田:もともと僕、ジュリーファンですし、カラオケでもよく歌っていて、実際“TOKIO”を“NAGOYA”に替えて歌ったりもしてたんですよ。なので、こういう形で僕らがこの曲を世に出せるのが純粋にうれしいです。それに「ヤングマン~」もそうですけど、どの世代の方もほとんど知っている曲じゃないですか。やっぱり“名古屋の町おこしお兄さん”と言っているからには、名古屋の人みんなに愛されてるグループになりたいと思っているので。
- 辻本:ボイメンのライブには親子連れだったり、おじいちゃんおばあちゃんと一緒に来てくれる方も多いので、そういう意味でもこういう曲はいいよね。若い人には新鮮だし、年配の方も楽しめるし。2世代、3世代と幅広く楽しんでもらえるのもボイメンらしさだと思うので。
【取材・文:本間 夕子】
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リリース情報
帆を上げろ!
2017年08月02日
ユニバーサルミュージック
01.帆を上げろ!
02.がむしゃらロケンロー
03.NAGOOOOOYA
04.帆を上げろ! (カラオケVer.)
05.がむしゃらロケンロー (カラオケVer.)
06.NAGOOOOOYA (カラオケVer.)
02.がむしゃらロケンロー
03.NAGOOOOOYA
04.帆を上げろ! (カラオケVer.)
05.がむしゃらロケンロー (カラオケVer.)
06.NAGOOOOOYA (カラオケVer.)
お知らせ
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■ライブ情報
ボイメン真夏のがむしゃらライブinNAGOOOOOYA
~乗り込め!船出だ!アイアイサー!!!~
08/05(土) 名古屋国際会議場 センチュリーホール
お台場みんなの夢大陸2017 めざましライブ
08/10(木) 東京台場 夢大陸・スマイルランド内
HOT SUMMERスタジアム
THE ARTIST BOX LIVE vol.2
08/21(月) 恵比寿リキッドルーム
シミズオクト Presents 氣志團万博2017 ~房総与太郎爆音マシマシ、ロックンロールチョモランマ~ Supported by イオン銀行
09/16(土) - 17(日)
千葉県・袖ケ浦海浜公園
※その他のライブ情報・詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。
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千葉県・袖ケ浦海浜公園
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