ポップとロックが同居する決定打的フルALで伝えたかったこと――そのすべて。

マカロニえんぴつ | 2020.03.31

 マカロニえんぴつのニューアルバム『hope』は、この1年半の活動を経て、得、発見し、手に入れた、現時点での最善な楽曲群が並んだ1枚。1stフルアルバム『CHOSYOKU』(2017年12月リリース)以降の既発作品からのパイロット曲たちや、昨今立て続いたタイアップ曲群、そして幅の広さや茶目っ気も含んだ新曲群からは、現在の彼らの盤石さすら感じる。まさに「彼らを知るならぜひこの1枚から!!」と太鼓判が押せる作品だ。
 収録楽曲も各メンバーの作曲やアイデアの寄与、あわせて自分たち+αの楽器の導入も含め、より作品性や構築性を増加させながらもきちんとライブ性を擁しているところも頼もしい。
 そんな今作について、メインソングライターで全曲の作詞を担当するはっとり(Vo/Gt)に深く濃く話を訊いた。あなたが求めているグッドミュージックや逃げ場所の在り処、ここにあり!!

マカロニえんぴつ 2nd full album「hope」トレーラー(2020.04.01Release!!)

EMTG:今回のニューアルバム『hope』からは、1stフルアルバム『CHOSYOKU』からのここ2年ほどのマカロニえんぴつのベスト選曲的な面が伺えつつ、自身のスイートスポットを自覚し、逆にそこに向けての覚醒すら感じました。
はっとり:今、「前作以降のベスト」的な言い方をしてくれましたけど、自分としては今作の1曲目「レモンパイ」、あれが出たのが2018年秋だったんですが、それ以降、この1年半から最新の自分たちまでを凝縮して出来たアルバムになったと捉えていて。
EMTG:私もその、「『レモンパイ』以降が色濃く表れている」の部分にはとても同調します。
はっとり:実際、今の状況に向けてエンジンがかかり始めたのがこの曲からでした。このバンドが誤解のない伝わり方をし出したのは、あの曲がキッカケだった気がするんです。それ以降の楽曲を収められたことで、自分で言うのもちょっとおこがましいですが(笑)、脂の乗り始めた自分たちをパッケージングできたかなと。自分たちでも「自分たちのいいところ」をしっかりと収められたアルバムになった感覚があります。

マカロニえんぴつ「レモンパイ」MV
EMTG:「レモンパイ」とその後のツアーにおいて、明らかにお客さんとの向き合い方が変わりましたもんね。いわゆる「お客さん在りき」をきちんとバンドが自覚し、以降、そこに向けて発信し出した感があります。
はっとり:かもしれません。もう少し広く捉えたら1stフルアルバム『CHOSYOKU』以降になるのかもしれないけど。その辺りからライブの在り方や見せたいものに向き合い始めたので。お客さんの数がわかりやすくぐんぐん増えていったのもまさにその時期だったし、その頃から自分たちが必要とされていることがより実感できるようになったのも大きかったです。それを経て、ライブが楽しい、曲作りが楽しいってモードになれたし。そしてそれを作品化できたのが「レモンパイ」や、それ以降の楽曲かなと。バンド自体に「しっかりと自身の意志で転がしていこう!」という自覚が芽生え出したんですよね。そこからバンド感もより強くなっていったし。あとは『CHOSYOKU』と違って、自分のエゴだけで作らなくなったし。

マカロニえんぴつ 1st AL「CHOSYOKU」トレーラー映像
EMTG:『CHOSYOKU』までははっとりさんのエゴで作っていた面も強かった?
はっとり:でしょうね。対して今回は「自分ひとり」って感じとか、自分のウェイトばかりが目立たない、その辺りも伝わってくれるんじゃないかな。このバンドを8年やってきて、初めてそれが出来た気がします。
EMTG:今作では、はっとりさんのみならずメンバーそれぞれが作曲した楽曲もありますもんね。
はっとり:そうなんです。それもあって、今作はこれだけ曲数があるにもかかわらず、各メンバーの色も含めて全曲でマカロニえんぴつが表せたかなって。それは今後に向けての大きな自信にもなりました。
EMTG:『CHOSYOKU』に比べて、歌詞の趣向も変わってきましたよね? あまり報われない歌詞なのは同じにしても(笑)、その先に光や希望の存在が感じられる歌詞に移ってきたというか。しかも、それをみなまで歌わずに。
はっとり:以前は希望の兆しが見えない主人公ばかりでしたからね(笑)。それも「レモンパイ」以降の話になりますが、あれ以降、たしかにただ絶望に打ちひしがれているだけではなく、答えまでは達してはいないけど、力強く生きていくためのちょっとしたヒントみたいなものは、歌の中に宿ってきた気はします。ああは歌っているけど、どこか諦めていない主人公みたいな、その辺りはより強く出始めたかも。
EMTG:その辺りが、最近はっとりさんがライブのMCの「ハートロッカー」を始める前によく口にする、「気持ちの逃げ場所になれる曲」なのかな?と。
はっとり:その辺りの想いは「ハートロッカー」発表当時よりも如実に強くなってます。当時から「逃げ場所」的な歌をうたってはきましたが、それはあくまでも自分用の逃げ場所でしかなくて。自分より外に広げられるスケール感や規模感をまだ持ち得ていなかったんです。でも今は元々の根底の「自分のために」は変わらず、それが自分だけのものではなく、似た者同士の聴き手の逃げ場所にもなってきたのかなって。その間違いのないことをあえて歌にすることで、このバンドの希望を感じ続けていたいという思いから、最近の曲たちが生まれてきたし。より自分の枠をはみ出せるようになってきましたね。
EMTG:「自分の枠」ということは、やはりそこには、これまで自分の枠に捉われ過ぎていた自覚がある?
はっとり:あります。特にサウンド面はそうですね。対して歌詞もミニマムだったし。それはそれで当時の良さがあったんでしょうけど、今振り返ると、このバンドのスケールアップと並行して歌詞も変わっていった感覚はあって。でも、それは特に意識的なものではなくて。「ヤングアダルト」も自分的にあの響き方や届き方は想像を超えてましたから。もちろん、そうなってほしい気持ちはありました。だけど結果、あのようなリアクションとして大きく返ってきたのは想像以上で。自分たち自身が、あの曲の中にみんなが希望を見出していること、それを求められていることに改めて気づかせてもらいましたね。

マカロニえんぴつ「ヤングアダルト」MV
EMTG:「ヤングアダルト」は絶望が歌われていながらも、そこに希望を見出した方々も多かったですもんね。
はっとり:そうなんです。あのリアクションが自分たちの中では大きくて。バンドが向かう方向をあの曲がある程度道筋づけてくれたし。あれを受けて、バンドは「次はどんな曲を作ろう?」、僕も「どんな歌詞を書こう?」という気持ちに移ってきたので。そう考えると、それを直に感じた『season』のツアーも、今作を制作する上では大きかったし、タイトルに“hope”と付けることができました。
EMTG:アルバム収録の新曲たちからは、どれも「ヤングアダルト」以降の皆さんを強く感じました。あとは歌詞も全体的に、とてつもなく人恋しい感じがして。これもはっとりさんが作る独特な歌詞になってきてるのかなと。
はっとり:たしかに。突き放してはいるものの実は愛に飢えているが故の……みたいな。孤独を愛しているんだけど、自分が孤独だということを誰かに知ってほしいとか。
EMTG:かなり、かまってちゃんな主人公たちですよね(笑)。面倒くさいタイプ(笑)。
はっとり:面倒くさい奴らですよね(笑)。今おっしゃってくれた「欲している」とか「人恋しい」はどの曲の根底にもあるかも。でも、それは自分だけでもないんじゃないかな、誰しもがそうなんじゃないかなって。だけどみんな、それって隠したいし、恥ずかしい部分だと感じてる。寂しい事実より、寂しがっている自分を俯瞰的に見てダサいし恥ずかしいな……って。で、ついそれを隠しちゃう。でも自分は逆にそこにスポットを当てたいんです。目を逸らすことなく。
EMTG:それは「安心しなよ。スポットが当たっている君は大丈夫。きっと乗り越えていけるよ」という意味が含まれている?
はっとり:もちろんです。それは「この曲があれば大丈夫だから」の裏返しでもある。自分がそうなんです。自分自身と向き合ったときに、沈む時は徹底的に沈んでいくタイプなんで。でも、それを決して強要や強制したいわけではなくて。「ちゃんと自分と向きあって対話していますか?」と告げる程度。でも、その伝え方自体は非常に考えてやってます。それをそのまま伝えるのではなく、スッと入り込んだり、それさえも楽しんじゃえるような……それをバンド全体で全力で伝えようという姿勢があります。
EMTG:たしかに歌詞は重かったり、深かったりする面もありますが、どれもあえてそれを感じさせずにスッと入ってきます。振り返ると、その辺りはサウンド面によるところも大きそうな……。
はっとり:大きいでしょうね。暗くて重い歌詞に重くて暗いサウンドや音楽性だったらそれこそアウトでしょうから。そこにあえて親しみやすかったり、ポップだったり、わかりやすいサウンドを合わせることで、なんとも言えないバランスを醸し出すというか。それによって、聴いたり、一緒に歌うことでスッキリできるんじゃないかなって。やっぱり基本、聴いたり一緒に歌ってくれることでその方々の気持ちが軽くなってもらいたいですから。
EMTG:では、はっとりさんの中では、リリックに対してメロディやサウンドは別に一体化してなくてもOKと。
はっとり:OKです。僕はそのギャップや違和感があればあるほど、受け手がスッキリできる方向に行き着いてくれると信じてますから。ポップなメロディになればなるほど、もっと深く暗い場所までスポットライトで照らしたくなるタイプなので。だから自分の場合は、サビの部分で最も深いところまで沈んでるんでしょうね(笑)。
EMTG:通例では、サビで希望や励みを歌いますが、あえてそれらとは逆なのもかねてより気になってました。
はっとり:逆にあまりサウンドにインスパイアされたり、引っ張られた歌詞にしないように注意はしています。歌詞は歌詞、メロディやサウンドはあくまでも独立したふたつの別々のものという意識を持っていて。それを最終的にドッキングさせて微調整していくイメージです。もちろん中には例外もありますけどね。今回もメンバーが作った曲を含めて、おおかたサウンドに引っ張られずにどの曲も書けたかなって。あとは今作は先にモチーフやテーマがあり、そこに向けての楽曲制作もあったんで、その辺りは前作ではまったくなかった新しい要素のひとつになりました。
EMTG:今作には、私立恵比寿中学に書き下ろした「愛のレンタル」のセルフカバーも含め、タイアップ用に書き下ろした楽曲も多いですもんね。
はっとり:今作だと「青春と一瞬」(マクドナルド500円バリューセット『こんな時間が、ゴチソーだ。』CM書き下ろし曲)がいちばん最初でしたが、やりやすかったし、恋愛がテーマの曲じゃなくても書けるという自信にも繋がりました。どれも漠然とですがテーマをもらって、そこに向けて制作を進める流れでしたが、幸いにもすべて「マカロニえんぴつらしい曲をお願いします」でしたから。おかげさまでどの曲ものびのびとやらせてもらいました。漠然としたテーマながら、どこからでもその切り口が感じられるような……「これをあなたならどう受け取りますか?」「どう捉えますか?」と、あえて聴き手の各々が捉えやすい広い間口は意識して作っていきました。
EMTG:タイアップと言えば、「遠心」(漫画「君は放課後インソムニア」MMVコラボ企画書き下ろし曲)や「ボーイズ・ミーツ・ワールド」(「Follow Your Heart & Music Presented by RECRUIT」)は?

マカロニえんぴつ「遠心」×「君は放課後インソムニア」【MMV】
はっとり:「遠心」はまだ1巻しか出ていないこともあり、あえてあまり印象づける歌は避けながら、原作に出てくるワードを使ったり咀嚼して作りました。自分の中で眠れぬ夜をテーマに書いたことがなかったし。お題があったぶん楽しんで書けたかな。一方で、「ボーイズ・ミーツ・ワールド」は話が来て作ったわけではなく、実は元々作っていた曲だったんです。それこそ『CHOSYOKU』の楽曲たちを作っていたのと同時期には出来ていた曲で。話があったときに、「このような曲があるんですが、どうですかね?」と。当初から歌詞もこの感じでした。とはいえ、当時はお蔵入りにしていたこともありワンコーラスしか作ってなくて。それ以外は今回、歌詞も含めて新しく加えました。当時と今の自分が同居した面白い曲になったかな。
EMTG:作った2年前は、偶然にもこの歌のような心境だったんですね。
はっとり:そうなんです。そこにはちょっと運命的なものを感じました。先方からは「人生の選択や新しい生活に足を踏み入れて、ちょっと迷っている方々に何か背中を押してあげられるメッセージを有した歌を……」というリクエストでしたが、当時の自分は同じような迷いや不安があったので……(笑)。これからどうなっていくんだろう……って、その頃の心境や想いがそのまま入ってます。自信と迷いの境目にいた心境が歌になっているというか。で、サビではあえて、このテーマに対する今の自分のメッセージを織り交ぜています。今新しく書いていたら違ったものになっていたでしょうし、そう考えるとかなり興味深い曲になりましたね。

マカロニえんぴつ「ボーイズ・ミーツ・ワールド」MV
EMTG:タイトル曲の「hope」からは、個人的に今作での「肝」や「本質」みたいなものをとても感じました。
はっとり:この曲こそかなり自分の深いところまで沈ませて書きましたからね。先ほどの間口で言ったら、かなり広めに取った曲で。聴く人によっては恋愛の歌になるし、友情なのか、はたまた大風呂敷を広げてみて、「人生とは?」って捉える人もいるかも。サビ以外はあえて混沌とさせて相手が見えないようにしていて、今はそこにいないけど存在はたしかに感じるというか。対してサビで<手を繋いでいたい>と歌うことで、“結局はそういったことなんだろうな……”と悟ってもらいたくて。物質的な交わりだけが繋がりではないことに目を背けず向き合ってみた曲です。

マカロニえんぴつ「hope」 MV
EMTG:この曲を始め、今作ではアウトロをあえて長くとっている曲が多い気が……。
はっとり:それはツアー中に制作していたこともあって、単純に演奏が楽しかったから、それがそのまんま出たのかも。あえて「アウトロではふざけたり面白いことをしよう」と。でも、それも歌の内容に自信がないとできないことですから。「遊んでも大丈夫だ」という確信があってこそ成立することで。アウトロなんて普通聴かないだろうし、カラオケだったら演奏停止にして次の曲に行っちゃう部分じゃないですか(笑)。でも、実はすごいことをしている。そこまできちんと聴いてくれるか?を試していたり(笑)。だけどそれも、ただ単純にアウトロを長くしているわけではなく、各々に意味や意義を持たせています。「Mr.ウォーター」の水が流れる音や、「恋人ごっこ」のエレクトロでの不穏な雰囲気とか。終わらせ方にも意味や演出をもたらしてみました。

マカロニえんぴつ「恋人ごっこ」MV
EMTG:「Mr.ウォーター」や「この度の恥は掻き捨て」なんかはかなり斬新だし、楽しそうにやっている光景が浮かびました。ライブでの再現は大変そうですが……(笑)。
はっとり:この2曲はそれこそガス抜きでもありました(笑)。「極力アホっぽいことをしよう」って。お客さんを振り回したかったんですよね。ライブでやるかどうかは検討中ですけど(笑)。「この度の恥は掻き捨て」は作曲してデモを作ってきた賢也(高野賢也/Ba・Cho)のPCのドラムの打ち込みを起用していて。自分たち、ライブでは全部生でやって同期や打ち込みは一切使わずここまで来たので、それをどうするかは今まさに考え中です(笑)。そうそう、「この度の~」のギターソロは賢也がデモの段階で弾いてきたものをそのまま凝縮して採用してます。本職じゃないヤツが弾いたセンスや拙さがまたいいんです(笑)。
EMTG:「Mr.ウォーター」はかなり無国籍な感じの楽曲です。
はっとり:これは大ちゃん(長谷川大喜/Key・Cho)が作りました。この曲も大ちゃんのデモを基調にいろいろな国を意識して。途中、よっちゃん(田辺由明/Gt・Cho)のハードロック然としたギターソロがあり、そのあとに左右の両方違ったジャズピアノを弾き、それをステレオで左右に振る作品ならではなことをやってます。音大出身の僕らですが、基本それを見せつける形にはしたくなくて。なので演奏はああいう感じですが、サビはあえてキャッチーにさせてアカデミックに響かないようなバランスは取りました。この辺りの自由な曲が出来たのも『LiKE』『season』と培ってきたものが大きかったです。このような曲たちを、違和感を感じずに交ぜられるようになりました。
EMTG:対して「嘘なき」はかなりシンプルで。
はっとり:当初は入れる予定もなくて。最終的に曲が揃って並べたときに急遽このような曲が欲しくなったんです。で、1年半前に作った過去曲から引っ張り出してきました。弾き語りというシンプルな手法を間に入れることで、またいいエッセンスを加えられることを1stのときに知ったので、今回もやってみようと。この曲は自分の部屋で録ったんですが、渡せなかった手紙風な内容で。結果かなり生々しい個人的な歌になってます。
EMTG:「愛のレンタル」は提供曲のセルフカバーですね。
はっとり:エビ中に負けたくなかったですから(笑)。先に彼女たちに歌ってもらって、それを逆輸入みたいな形で自分で歌うと、それによりまた違った響き方がするんだな……って。自分たちのファンがエビ中バージョンを聴いて、「はっとりバージョンが浮かぶ」ってコメントをくれたり。歌う人によって女子の心境に響いたり、男子の心境に響いたりしたのが意外でした。この曲を通して、今後のマカロニえんぴつの強味になっていくかもしれない、“歌い手によって響き方が変わる”発見ができたのも大きかったです。
EMTG:「青春と一瞬」は新たにストリングスが入り、今のライブバージョンにアレンジも変わってますね?
はっとり:そうなんです。今回はほかの曲でもストリングス的な音が入ってはいますが、生で入れたのはこの曲だけで。今回ライブアレンジバージョンで最新の自分たちとして入れたかったのと、その時点でなんとなく頭の中にストリングスが鳴っていたので、アレンジも含めて大学時代の同期にお願いしました。自分でもアレンジできたし、過去にやった経験もありましたが、今回は先ほど話した自分のエゴを捨てるのと、あえて外の風を入れたり、他者とやることでの化学変化やマジックにも期待したところがあって。その辺りも含めて、ストリングスアレンジは同期にまるっとお願いしました。

マカロニえんぴつ 「青春と一瞬」MV
EMTG:今作はやはり最後を締める2曲、「ヤングアダルト」「青春と一瞬」の流れがたまらないです。
はっとり:ありがとうございます。今回のアルバムの最後は「ヤングアダルト」「青春と一瞬」の流れで締めたかったんです。このバンドを変えてくれた2曲だし、“夜を越えるための唄”を歌うバンドだし、あなたにとっての青春でもありたいし、という意味も込めて。最後フェードアウトで終わるのでいい具合に“to be continued感”が出せたし。このアルバムの意図のひとつでもある「希望」でちゃんと終われたかなと。これを経て、僕らは早くもまた次へと進み始めています。

【取材・文:池田スカオ和宏】

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リリース情報

hope

hope

2020年04月01日

TALTO

01.レモンパイ
02.遠心
03.ボーイズ・ミーツ・ワールド
04.ブルーベリー・ナイツ
05.hope
06.この度の恥は掻き捨て
07.Supernova
08.愛のレンタル
09.嘘なき
10.Mr.ウォーター
11.たしかなことは
12.恋人ごっこ
13.ヤングアダルト
14.青春と一瞬(Strings ver.)

お知らせ

■コメント動画




■ライブ情報

マカロックツアーvol.10
~わずかな希望を探し求める者たちよ篇~

04/18(土)大阪 なんばhatch
04/19(日)香川 高松オリーブホール
04/24(金)神奈川 KT Zepp Yokohama
04/29(水・祝)静岡 Live House浜松窓枠
05/01(金)熊本 B.9 V1
05/02(土)福岡 DRUM LOGOS
05/09(土)新潟 NEXS NIIGATA
05/10(日)石川 金沢EIGHT HALL
05/15(金)愛知 NAGOYA CLUB QUATTRO ※追加公演
05/21(木)北海道 Sound lab mole
05/22(金)北海道 Sound lab mole ※追加公演
05/24(日)宮城 仙台darwin
05/26(火)岩手 Club Change Wave
05/30(土)大阪 BIG CAT ※追加公演
05/31(日)広島 LIVE VANQUISH
06/05(金)愛知 名古屋DIAMOND HALL
06/12(金)東京 渋谷TSUTAYA O-EAST ※追加公演
06/13(土)東京 豊洲PIT


ARABAKI ROCK FEST.20
04/26(日)宮城 みちのく公園北地区 エコキャンプみちのく

VIVA LA ROCK 2020
05/02(土)~05(火・祝)埼玉 さいたまスーパーアリーナ
※05/04(月・祝)に出演

rockin’on presents JAPAN JAM 2020
05/04(月・祝)~06(水・祝)千葉 千葉市蘇我スポーツ公園
※05/06(水・祝)に出演

森、道、市場2020
05/15(金)~17(日)愛知 蒲郡市ラグーナビーチ(大塚海浜緑地)&遊園地ラグナシア
※05/16(土)に出演

OSAKA METROPOLITAN
ROCK FESTIVAL 2020

05/16(土)、17(日)大阪 堺市・海とのふれあい広場
※05/17(日)に出演

※その他のライブ情報・詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。

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