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LUNA SEAがまた歴史を塗り替える!SLAVEたちとの熱く激しい聖なる夜

LUNA SEA | 2016.01.12

 12月23、24日の2日間、LUNA SEAがZepp DiverCity TOKYOにて、SLAVE(=彼らのファンの総称でFC名)限定ライブ“SLAVE限定GIG 2015 The Holy Night -To The Next Dimension-”を行った。これまでも、クリスマス時期には多くの印象的な公演を行ってきた彼らだが、2015年はライブハウスで、SLAVE達との熱い時間を楽しんだ。ここでは、クリスマス・イブ(12月24日)の様子をお伝えしよう。

 場内をビッシリ埋めつくした観客の中には、古くからのファンばかりでなく、若いファンの姿も目立つ。そんな光景に、彼らがここ最近で急激に聴き手の裾野を広げてきたことを実感する。25周年を超えてなおパワーアップするバンドの底力は計り知れない。開演時間を少々まわった頃、場内の照明が暗転し、観客のテンションを煽るようにライトが激しく点滅する。続いてメンバーが悠然とステージに現れた。SUGIZOのギターをキッカケにスタートしたオープニングナンバーは「SLAVE」。スレ限(SLAVE限定)にふさわしい幕開けから、2曲目も「TIME IS DEAD」というハードチューンで急激に熱量を上げていく。

 最初のMCではRYUICHIが「今夜、LUNA SEAの終幕から約15年経つんだよね。『One Night Dejavu』から9年、そして初の東京ドームライブに立ったのは20年前。そういう歴史を今日、塗り替えたい」と語って観客の熱情を底上げする。直後に「SLAVE達、飛ばしていくぞ!」と煽って「Rouge」や「JESUS」など、新旧織り交ぜたアグレッシヴな選曲で攻めていく。 出色だったのは中盤にプレイした懐かしい楽曲達。「久々の曲をやります」というRYUICHIの振りから、96年リリースのシングル『END OF SORROW』のカップリング曲「TWICE」や、94年リリースのアルバム『MOTHER』に収録された「AURORA」など、レアなナンバーが飛び出す。

 さらには「RA-SE-N」(96年にリリースされたアルバム『STYLE』収曲)や「BLUE TRANSPARENCY 限りなく透明に近いブルー」(91年リリースの1stアルバム『LUNA SEA』収録曲)といったSLAVE泣かせの名曲を連発。久々にプレイされた楽曲に、観客から感動の声が漏れた。

 後半からは、ライブのマストチューンを並べたブロックへ。「Metamomrphosis」でヘドバンを引き起こし、INORANのギター・イントロで始まるキャッチーな 「TONIGHT」では、観客からのシングアロングで、熱い一体感を生みだしていく。エンディングに向けてRYUICHIが「もういっちょういけるか!」と檄を飛ばし、「Dejavu」へ。長きにわたってライブで愛されてきた曲だけに観客のコーラスも完璧。メンバーの動きも一層激しくなり、SUGIZOとJがからんだり、INORANが積極的にコーラスパートで熱唱したりと、ライブハウスの距離感で体感するパフォーマンスは格別だった。

 本編最後の曲はメジャー1stシングルである「BELIEVE」。疾走感のあるサビ始まりのキャッチーなナンバーは、いつ聴いてもテンションが上がる。最後は、真矢が豪快にスティックを放り投げてフィニッシュ。しかし、聖なる夜はまだまだ終わらない。アンコールの声援のかわりに 「きよしこの夜」の歌声が響き、メンバーがステージに戻ってくるまで続けられた。美しい歌声が続く中、頭上から雪(細かい泡の特効)が降るという粋な演出もあり、クリスマスムードは最高潮に。

 雪が降る中、メンバーが再登場してアンコールがスタート。まずは、SLAVE内でリクエストを取り1位となった「FOREVER & EVER」で高揚感のある荘厳なサウンドをぶつける。サビで放出されるバンドの熱量は圧巻の迫力だ。観客もじっと音に耳を傾け、濃密なプレイを堪能する。

 かと思えば、メンバー紹介では真矢が衣装のパンツが破けたというアクシデントを告白するなど、緊張感をほぐす場面も。「君達のことをSLAVEって呼んでるけど、本当は俺達5人が君達のSLAVEかもしれないね(笑)」と、笑顔で告白し、空気をなごませた。

 そして「今日は 皆さんに話すことがたくさんあって――なんと、俺達はニュー・アルバムを作ってます!(RYUICHI)」と宣言。続けて「12月23、24日って俺達の日じゃない? やっぱりLUNA SEAは、その日にコタツでミカン食べてる場合じゃないよね」と2016年の12月23、24の2日間、さいたまスーパーアリーナでのライブ開催を発表! 大喜びするSLAVE達に、バンドはキラーチューンの「ROSIER」をプレイして、さらなる盛り上がりを引き出した。

 その後も、スタンダードなクリスマスソング「White Christmas」をLUNA SEA風にアレンジして聴かせるなど、クリスマスらしい趣向で楽しませてくれた。大ラスはバンドとSLAVE達をつなぐ名曲「WISH」。やはりこの曲で 終わらないと、SLAVEの気はおさまらない。きらめく空気の中、メンバーも観客も体に染みついたクロージング・ナンバーを熱唱。温かい一体感で場内が満たされた。曲が終わっても、観客からは引き続きアンコールを求める声がやまなかったが、メンバーと観客によるジャンプでライブは終了。しかし、SLAVE達には次に向けてのカウントダウンが始まったわけだ。もちろん、バンドも新たなフェーズに突入したと言えるだろう。 果たして次のクリスマス時期に、彼らはどんな光景で歴史を塗り替えてくれるのだろうか。2016年、彼らの活躍が楽しみで仕方がない。

【取材・文:海江敦士】

tag一覧 J-POP ライブ 男性ボーカル LUNA SEA

リリース情報

[DVD] Live on A WILL(初回限定盤)

[DVD] Live on A WILL(初回限定盤)

2015年06月24日

ユニバーサル ミュージック

DISC1(DVD)収録内容:
1. Anthem of Light 
2. Rouge
3. The End of the Dream
4. MARIA 
5. Glowing 
6. 乱
7. absorb 
8.Metamorphosis 
9.銀ノ月
10.Thoughts
11. Grace 
※収録予定会場:代々木第一体育館 / さいたまスーパーアリーナ/ 横浜アリーナ / 大阪城ホール

DISC 2(CD)
DISC 1のライヴ音源CD
※ボーナストラックとして横浜アリーナ公演で演奏された「Lost World」のライヴ音源を収録

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セットリスト

SLAVE限定GIG 2015 The Holy Night
-To The Next Dimension-
2015.12.24@Zepp DiverCity TOKYO

  1. SLAVE
  2. TIME IS DEAD
  3. Rouge
  4. JESUS
  5. a VISION
  6. TWICE
  7. AURORA
  8. RA-SE-N
  9. BLUE TRANSPARENCY
  10. Metamorphosis
  11. TONIGHT
  12. Dejavu
  13. BELIEVE
ENCORE
  1. FOREVER & EVER
  2. ROSIER
  3. White Christmas~WISH

お知らせ

■ライブ情報

LUNA SEA Next Holy Night
2016/12/23(水・祝)さいたまスーパーアリーナ
2016/12/24(木)さいたまスーパーアリーナ

※その他のライブ情報、詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。

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