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超特急、8号車との絆で新しいスタイルを作りあげた初の配信ライブ

超特急 | 2020.06.17

 「生配信だったからこそ、強い絆を感じられて。僕たちと8号車(ファンの総称)なら間違いないと思えました」と伝えたリョウガの言葉が、この日初めて彼らが取り組んだ新しいライブスタイルへの手応えを象徴していた。

 5人組ダンス&ボーカルグループ、超特急がCDデビュー8周年の記念日となる6月10日、最新シングル「Stand up」発売とともにグループ初の試みとして無観客ライブ『8th Anniversary Special Studio Live「超特急とStand up!!!!!!!!」』をスタジオから生配信。やっぱり超特急と8号車はとんでもなく凄かった!! “ファン参加型ライブ”必須の超特急が作り出したこの日のステージに、新たなエンタテインメントの可能性の光を見た。

 この日の配信は、いつものライブのように視聴者は開演1時間前からアプリ内に入場。そこでスタンバイしていると特別なライブ映像が次々と流れだす。さっそくコメント欄は8号車のコールで埋め尽くされる。映像の合間にはメンバーのコメントも挟まれていて、そこでコメントしたメンバーをフィーチャーした楽曲が次に流れるという構成にまず感動。そうして、いよいよ生ライブ開幕。というところで視聴者のアクセスが殺到し、8号車全員の乗車を待つために開演が遅れるというアナウンスが! すると彼らは急きょアドリブで“Stand up RADIO”なる声だけの生配信を開始。それを受けた8号車がすぐさまラジオネームまで入れて「夜ご飯食べた?」、「今日の調子は?」と質問を送りだすと、メンバーはそれを話題に軽快なトークを展開。こうした連携プレイでアクシデントも即座に楽しく乗りきってみせる彼らと8号車のつながりに、大感動。そこでは当日、8時8分から8号車たちが協力して“#超特急とStand up”のハッシュタグをツイッターのトレンド入りさせた話題にも触れ、画面を通じてその喜びを彼らと8号車が分かち合う場面にもグッときた。

 そうして、いよいよライブが開幕。2ヵ月ぶりに集結した彼らにとって、このライブは5人体制になってから初の公演。電車の発車音に続き“超特急”のコールがコメント欄に連弾されるなかOvertuneが流れ、1曲目「a kind of love」へ。バラを持ち、楽屋に1人いたユーキが「始まったよ~」とメンバーを探しにいくと、それぞれ“初セン”(超特急はメインダンサー&バックボーカルというスタイルで、曲ごとにセンターが変わるグループ)を飾ったときの小物を身につけた姿で合流。その移動中にチラリと映る壁には、昔の衣装や過去のツアーTがディスプレイされているなど、冒頭から超特急と8号車が歩んできたこれまでの道のりを感じさせるエモい演出にウルウル。5人がスタジオに集まり、笑顔で歌い踊る姿を観た8号車は、画面越しでもすでに(コメントのなかで)涙腺崩壊。続く「My Buddy」では、タクヤが“超特急”、“Stand up”とこの日ならではのコールを展開すると、メンバーとともに視聴者も書き込みでそれに応え、生配信ならではの臨場感を作り出していく。曲中、みんながお楽しみのカップルパフォをどアップで抜いたり、最後にカメラを囲むように5人がサークルを作ると360度メンバーを独り占めするようなアングルで映像を撮るなど、カメラワークでも生配信ならではの手法で視聴者をワクワクさせていった彼ら。

 この後はいつもの自己紹介を挟み、スマホを見ていたカイが冒頭のラジオで話題になった“#超特急Stand up”が「9万ツイートに増えてるんだけど」と伝えると、8号車は大喜び。こうしてライブ中にスマホを通してリアルタイムで交流できるのも配信ライブならではの手法。この後はユーキの持ち込み企画“君と僕なら問題ない!超特急3本勝負”を開催。3曲同時再生では「聴いたことない曲があるんだけど」(リョウガ)、歌なしインスト3曲ミックスでは「ゲーセンのゲームの音がごちゃまぜになった音じゃん」(カイ)など、ダンサーたちが苦戦するなか、続くイントロ早押しクイズも含め、1本目の<イントロクイズ>を圧倒的強さでポイントをゲットしたのはボーカルのタカシだ。メンバーに負けじとコメント欄で参加していく8号車たち。なかにはカイから「音楽の道に進んだほうがいい」といわれるほどの強者もいた。続く、ヘッドフォンで曲を聴きながらメンバーの口の動きを見て曲名を当てるという2本目の<超イヤモニガンガンゲーム>は、カイが全問正解して得点をゲット。風船が爆発するまで“魚”の名前を言い続けるという3本目の<風船爆弾ゲーム>では「ここで一発逆転決めるよ」と宣言していたユーキが「シメサバ」、「エビ」とドジっ子伝説を更新するような珍回答で自爆。風船爆発後もカーテンの裏に隠れる風船が苦手なタカシ、ゲーム終了後も「シシャモはOK?」など魚の名前をひたすら考え悔しがるユーキ、その横で一人淡々と床に散らかった紙吹雪をモップで掃除するタクヤなどゲームの余韻まで、歌とダンス以外の部分でも超特急を存分に楽しませてくれた。(ゲームの結果は終演後ファンクラブサイトで発表され、罰ゲームの様子は後日公開される)

 この後はダンサー陣が初めてラップに挑戦した「Booster」でライブ再開。ユーキはさっきの悔しさを吹き飛ばすように、アクロバティックなパフォーマンスを華麗に繰り出し、続く「Kiss Me Baby」では情熱的な歌と妖艶な仕草をメンバーが次々とみせ、画面越しに8号車をたっぷりと誘惑していった。そしてリョウガが、CDデビュー8周年を迎えたいまも「東京ドームという夢に向けて全速前進は変わりません」と宣言したあとは、5人が画面越しに熱いコール&レスポンスを展開して、新曲「Stand up」へ突入。初パフォーマンスを観た視聴者は、ダンサーたちのリズミカルなラップに加え、そこにタカシがコーラスをのせて歌っていくパフォーマンスが新しいと大興奮。そこからラストはユーキの「みなさんもうひと暴れしましょう!」の煽りから「Drawイッパツ!」を投下。いつもは8号車の激しいコールとライトで爆上げソングとなるここでは、コールとともに「もーライブ行きたい」、「この声とライト、届けたい」と叫ぶ声がコメントを爆走。そんな8号車たちの思いに応えるように、画面の中で彼らはバキバキに踊って暴れ倒してライブは終了。

 即座にコメント欄が“超特急!”とアンコールを求める文字で埋め尽くされると、タカシが「“超特急!”って聞こえへん? みんないくぞ!」と叫び、そこから「Burn!」へ。バッテンダンスと共に、この日は大サビをメンバー全員で大合唱して8号車に気持ちを届けた。ライブを終えたリョウガは「こういう時期だからこそ顔をあげて、みんなで手をとっていまできることをして。これからも夢のレールを走っていきます」という言葉でライブを締めくくった。

 しかし、ライブはそこで終わりではなかった。翌日からリピート放送が始まると、時間ごとにメンバーがコメント欄にリアルタイムで書き込みをして登場し、8号車は大興奮。こうして1回目にして超特急と8号車の絆があればこその、新しいライブスタイルを作り上げた彼ら。8月8日にWOWOWで開催する『超特急8号車の日SPECIAL WOWOW限定! 超特大8時間特番 BULLET TRAIN 8th Anniversary Special「超フェス2020」』は、さらに進化したいまだからこそできるアクトに期待が膨らむ。

【取材・文:東條祥恵】
【撮影:米山三郎】

tag一覧 J-POP 配信ライブ 男性ボーカル 超特急

リリース情報

Stand up

Stand up

2020年06月10日

SDR

01.Stand up
02.#いいね
03.Table Manners

セットリスト

8th Anniversary Special Studio Live
「超特急とStand up!!!!!!!!」
2020.06.10

  1. Overture
  2. 01.a kind of love
  3. 02.My Buddy
  4. 03.Booster
  5. 04.Kiss Me Baby
  6. 05.Stand up
  7. 06.Drawイッパツ!
【ENCORE】
  1. EN1.Burn!

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