韓国出身の現役女子高生シンガー、JUNIEL登場!!
JUNIEL | 2012.04.10
- EMTG:JUNIELさんは、音楽センスをより磨くために、2010年6月に韓国から来日されたそうですね。日本を選ばれたのはなぜですか?
- JUNIEL:韓国はダンスをするアーティストさんが多くて、ギター弾き語りのアーティストさんがすごく少ないんです。1人で練習していたら限界を感じて。それで日本は韓国からいちばん近い国だし、シンガーソングライターが多い日本に行って勉強したいと思いました。
- EMTG:日本にシンガーソングライターが多いことは知っていたんですね?
- JUNIEL:はい。韓国にいるときから椎名林檎さんとYUIさんが本当に大好きなんです。
- EMTG:へえ! どんなふうに知ったんですか?
- JUNIEL:ギターを始めるときに、知り合いのお姉さんから“こういう人がいるから聴いてみて”って教えてもらいました。メロディとかが頭に残って好きになりました。
- EMTG:ダンス系のK-POPが流行っている中で、JUNIELさんはシンガーソングライターのほうに魅力を感じたんですね?
- JUNIEL:最初は私もダンスをやったんですけど、才能がなくて……。
- EMTG:そうなんですか!?(笑)
- JUNIEL:それですぐ辞めました(笑)。作詞・作曲して歌いたいなと思ってギターを始めました。
- EMTG:作詞・作曲はいつ頃から?
- JUNIEL:中学3年生のときに初めて作りました。子供の頃から“曲を作ってみたいな”って思ってて、小学2年生のとき、楽譜のノートを開いて作ろうとしたらやっぱりできなくて。中学3年生のときにギターを始めて、コードとかもわかるようになって作曲を始めました。。
- EMTG:曲を作るときに大切にしていることは何ですか?
- JUNIEL:“感情”ですね。楽しいときにはやっぱり楽しい曲が思い浮かびますけど、逆に、落ち込んでいるときに“もっと明るい気持ちにしたい”と思って明るい曲ができることもあります。あと、本を読んで感じたことを表現することもありますね。
- EMTG:日本語を歌に乗せるのは難しいですか?
- JUNIEL:まだ日本語が話せないときは難しかったですけど、今はもう慣れてきました。同じ言葉でも、日本語と韓国語で意味が全然違うものもあって、それが面白いです。
- EMTG:ライブでは、アコギ1本で歌うことも多いですよね。アコギ1本のときはメロディの良さがすごく伝わってきましたが、他の楽器が加わったCDでは、アレンジによって楽曲が持つ雰囲気がガラッと変わるところがすごく面白いなって思いました。
- JUNIEL:それは私も感じます! アレンジによって曲の雰囲気がすごく変わるんですよね。
- EMTG:最初にアレンジャーさんに曲のイメージを伝えられるんですか?
- JUNIEL:これも不思議なんですけど、自分が持ってるイメージを言わなくてもわかってくださって。上がってきたものを聴いてすごく満足してます。
- EMTG:また、歌声も曲によって本当に表情が違いますね。
- JUNIEL:歌詞の気持ちを考えながら歌うと自然にそういう表情が出てきます。やっぱり見に来てくれたお客さんに伝えることが大事だと思ってるので、歌うときにも“感情”をいちばん大切にして歌ってます。
- EMTG:日本で音楽を始めて、変わったなってご自身でも感じてますか?
- JUNIEL:周りからも“変わったね”っていう話をたくさん聞くし、自分でも変わったなと思うんですけど、それが何かは確実にはわからないんですよね。これからもっと成長していく中で出てくるのかなって思います。
- EMTG:音楽や曲作りに向かう気持ちは変わってますか?
- JUNIEL:感情を大事にする気持ちは変わってないんですけど、今はもっとたくさんの人々に近づいていける曲を作りたいなって思ってますね。
- EMTG:デビュー曲の「Forever」は、まさにリスナーに寄り添った曲ですね。昨年の震災を受けて作った曲だそうですが?
- JUNIEL:あの震災のとき、私も日本にいて。ニュースでいろんな話を聞いたり観たりして、いろんなことを感じました。日本に来ていろいろ助けてもらってるから、私も日本の人たちに何かできることはないかなって思って。そういう気持ちを持って曲を作りました。“作った”っていうか、いきなりメロディと歌詞が出てきた感じでしたね。
- EMTG:2月にリリースされた2ndシングル「さくら ?とどかぬ想い?」は、今の季節にぴったりの切ない曲ですね。
- JUNIEL:インディーズ時代に「さくら」という愛の曲があって、今回卒業シーズンを考えて、歌詞とアレンジを変えてリカットしました。
- EMTG:歌詞はどんなふうに変わったんですか?
- JUNIEL:愛のさびしさと卒業のさびしさってちょっと違うじゃないですか。そういう気持ちを入れて表現しました。今回は、作詞家さんにも入ってもらったんですよ。
- EMTG:いしわたり淳治さんですね?
- JUNIEL:はい。“制服の高校生 放課後の校舎裏”など、本当に素敵なフレーズです。
- EMTG:そのフレーズを聴いたときに、パーッと光景が思い浮かびました。
- JUNIEL:私もそうです! こういう考え、表現もできるんだなって思ってうれしかったです。あと、“大丈夫 また会える”からのブロックもすごく感動しましたね。
- EMTG:ちなみに日本では“さくら”って、卒業や、出逢いと別れをイメージする特別な花ですけど、韓国ではどうですか?
- JUNIEL:韓国は卒業のイメージはないんですけど、“春がきたな?”っていう感じがします。
- EMTG:お花見とかしますか?(笑)
- JUNIEL:全国的にしてますね、日本と同じ感じで大人たちはお酒呑んだり(笑)。みんなさくらが好きだと思いますね。
- EMTG:「Forever」のカップリングには「星の王子様」、「さくら ?届かぬ想い?」のカップリングには「ピノキオ」と、童話をモチーフにした曲もありますね。
- JUNIEL:私、本が大好きでよく読んでいるんですけど、最近童話を読み直すことが多いんです。。子供のときに読んだ感じとまた違って、“あ、こういう意味があったんだ?”って思うことも多いし、すごく面白いなと思って。
- EMTG:また、JUNIELさんはこの童話をこんなふうに捉えられるだなっていうのも感じながら聴かせてもらいました。童話を曲にすることはこれからも?
- JUNIEL:チャレンジしてみたいですね!次にどんな童話が出てくるのか楽しみにしていてください(笑)。
- EMTG:では今後、どんなシンガーソングライターになっていきたいなと思っていますか?
- JUNIEL:これからもっといろんな感情を表現して、それを全世界の皆さんに届けて、私の曲を聴いて幸せを感じてもらえるシンガーソングライターになりたいと思っています。
【取材・文:牧野りえ】
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LUSHですね。最近、LUSHのソープにハマってて。今、韓国でも人気なんですよ。最近マカロンみたいな形のシャンプーを買って使ったんですね。最初キシキシする感じで大丈夫かな? って思ったら、ドライヤーをかけたらすごく髪の毛が柔らかくなってよかったんですよ。香りもいいんです。それで、LUSHのレビューを見てました。効果とか、何が良かったとか、使った人の感想を知りたいなと思って。
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