SEKAI NO OWARIの新しい始まりを告げるシングルが登場!
SEKAI NO OWARI | 2013.05.01
メジャー1stアルバム『ENTERTAINMENT』のリリース以降さらに拡大している衆望、ネクスト・レベルのエンターテイメント空間を創造し大成功に終わった初のアリーナ・ツアー、そして“End Of The World”名義での世界進出。SEKAI NO OWARIの快進撃が止まらない。いや、それは彼らが音楽シーンに現れたときからずっと続いていることだ。彼らがそのバンド・ストーリーをひとつの現象にできているのは偶然などではない。戦いに挑んで、勝ち続けるということ。SEKAI NO OWARIはその重みと必要性を強く理解している。
「同じ時代にいるアーティストを見ていると、浮かれてる場合じゃないと思う。音楽は戦いじゃないっていうけど、負けたい理由もないし、せっかくやるなら勝ちたいから。もちろん、蹴落とすとかいう意味ではないですけどね。たとえば同時期に注目され始めたバンドがテレビの音楽番組に出演していたりするとすごく嬉しいし、自分たちも負けたくないと思う。そうやってロック・バンドが積極的に世間に出ることで、ロックの既存のイメージや固定観念を更新できると思うから」(Fukase)
2013年、SEKAI NO OWARIはどんな音楽表現を描き、鳴らし、響かせるのか。先のアリーナ・ツアーでも披露されたニュー・シングル 「RPG」(作詞:Saori , Fukase 作曲:Fukase 編曲:SEKAI NO OWARI , CHRYSANTHEMUM BRIDGE/ 『映画クレヨンしんちゃん バカうまっ! B級グルメサバイバル!!』主題歌)が、いよいよリリースされる。ティンパニとハンドクラップを交えた軽快なリズム。オルガン、バンドネオン、ホーン、ストリングスなど、様々な楽器の旋律が有機的に共鳴するシンフォニック・ポップなサウンド。サビで壮大な合唱を迎えるどこまでも力強く行進するメロディ。そして、一心同体で道なき道を歩んでいくSEKAI NO OWARIのバンド・ストーリーと絆を結ぶリリック。ここからまた彼らの新たな物語が刻まれていくことを高らかに示す、ファンファーレのような楽曲だ。
「2011年の夏の話になるんですけど、私のFukaseに対する不満が溜まりに溜まって家出したことがきっかけになってこの曲ができたんです。でも、やっぱりバンドから逃げることなんてできなくて。そうやって逃げられないことがバンドに対する愛だと思った。そのとき感じたことを書いたのが、〈空は青く澄み渡り 海を目指して歩く 怖いものなんてない 僕らはもう一人じゃない〉というサビの歌詞なんです。そこからサビ以外の部分はFukaseに託して、続きを書いてもらいました」(Saori)
「Saoriちゃんからもらった手紙の返事を書くような気持ちで残りの歌詞を書きました。僕は“RPG”を作っているころから自分の考えが大きく変わっていったんですよね。音楽をクリエイトすることにもっと自由になろうと思ったし、ファンタジックなものでも過激なものでも、作りたい曲を作っていこうと決めたんです。そういう音楽をこの4人で共有したい。この曲にはそういう思いも込めています」(Fukase)
「アレンジ的にもどこにもないポップ・サウンドを作れているというワクワクした実感がありました。ジャンルやバンドのイメージからも解放されて作れたんですよね。シンフォニックなアプローチは、海外用に曲を作っているなかでひとつ確立できたものです。音楽的な意味でも、今後の僕らにとって重要な1曲になると思います」(Nakajin)
「うん。“RPG”はまさに新しい始まりのシングルですね。ここからどんどん面白い曲が生まれていくと思います」(DJ LOVE)
彼らの原点であるライヴハウス、club EARTHをテーマに描かれたM2「アースチャイルド」(作詞:Saori 作曲:Nakajin 編曲:SEKAI NO OWARI , CHRYSANTHEMUM BRIDGE)も「RPG」と遜色ない求心力を誇る、ドリーミーなポップネスが躍動する楽曲だ。
「私たちがデビューする前に自分たちの手で造り、共同生活をしていたclub EARTHの話をいつか書きたいとずっと思っていて。今回Nakajinから作詞の話を受けて、曲もアッパーな感じだったから、自分の思っていたイメージに合うなと。実話をちょっとファンタジックに描いた曲になりましたね」(Saori)
10月には初のセルフ・プロデュース野外イベント「炎と森のカーニバル」を富士急ハイランドで開催することも決定している。
「僕が夢に見た内容を全部、富士急ハイランドで具現化します。空間として、ライヴとして、相当こだわって作るので、楽しみにしていて下さい」(Fukase)
「詳しいことは当日を迎えるまでのお楽しみですけど、ひとつ明かすと、巨大樹を作って、その下でライヴをします」(Saori)
2013年も“必然の勝利”を重ねていくであろうSEKAI NO OWARIの動向から目を離さないでほしい。
【取材・文:三宅正一(ONBU)】
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リリース情報
お知らせ
TOKYO METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2013
2013/05/26(日)新木場若洲公園
JOIN ALIVE
2013/07/28(日)北海道 いわみざわ公園
炎と森のカーニバル
2013/10/12(土)富士急ハイランド
2013/10/13(日)富士急ハイランド
※その他のライブ情報、詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。」