シクラメン、ニューシングル『マナザシ / ブチコメ!!』が初のドラマ主題歌に抜擢

シクラメン | 2013.11.19

 人気ボーカルグループ、シクラメンのニューシングルが初のドラマ主題歌に抜擢。「マナザシ」はドラマ『刑事のまなざし』の主題歌。ゆずの岩沢厚治と川村結花との共作だ。夢への秘めた強い想いと壮大でダイナミックな展開。アレンジ担当のsoundbreakersと共に辿り着いた大サビの転調が感動的な楽曲だ。そして、2曲目「ブチコメ!!」はアニメ『はじめの一歩 Rising』エンディングテーマ。GReeeeN等を手掛けたJINが共作&プロデュースを務め、疾走感溢れるサウンドと繰り出される力強いメッセージが聴く者の夢をガッツリと応援してくれる。
 夢への想いが各々のスタイルで表された今作。今の彼らの勢いに更なる加速がつくこと間違いなしな、幅広い人の心を捉える楽曲たちだ。

EMTG:今回のシングルは初のドラマ&アニメタイアップですね。それぞれの楽曲でブレイクの匂いがプンプンしますよ(笑)。
DEppa:と、毎度言って下さってますけど(笑)。いつもその匂いが、そよ風に乗ってどこかに飛んでっちゃうんですよね。だけど、これほどのタイアップは自分たちでも初なので、「今回こそは!!」と、密かに思ってます(笑)。とは言え、逆にそこにプレッシャーがあったのも正直なところで。僕らだけで、これらに立ち向かうのは難しいだろうと、色々な方に助けをいただきなから作りました。
EMTG:自身たちだけで立ち向かって下さいよ。せっかくなんだから(笑)。
DEppa:いやいや。このチャンス、是非ともものにしたかったんで。となると、やはりスーパープロデューサーさんと一緒に…と。特に『はじめの一歩』の方は、僕ら原作を全巻揃えてるぐらい好きでしたから。が故に、逆に見失っちゃうものもある懸念もあったし。そんな中、「ブチコメ!!」はJINさんと一緒に作った方がいいんじゃないか、とか、「マナザシ」の話がきた時も、ちょうどゆずの岩沢(厚治)さんと、「一緒に曲でも作ろうか」って話をしていた時だったんで、「これはいいタイミングだぞ」とこの機会に、みなさんと一緒に作らせてもらったんです。
桃紅茶:僕も最初は話を聞いてヒビりましたよ。今回のタイアップは大きいんで。最初はもう、どうしていいか分からなくて。だけど、プロデューサーさんを始め、みなさんの協力があって、チーム一丸となり、結果自信の持てる作品が出来ましたね。
肉だんご:今回はホント、最高に良い経験をさせてもらいました。「ドラマの曲ってこうやって作るんだ…」って勉強にもなったし。あと、今回は作詞作曲もメンバーとの共作なんですけど、それも実は初のことで。
DEppa:「ブチコメ!!」に関しては、原作(『はじめの一歩』)も熟知していたんで、それほど不安はなかったんですけど、逆に「マナザシ」の方は色々と考えちゃいました。シクラメンらしさを出すことはもとより、ドラマに寄り添い過ぎず、離れ過ぎずの着地点を目指し、わりかし試行錯誤しましたね。
EMTG:『月曜ミステリーシアター』の主題歌ですもんね、分かります。
DEppa:その冠だけ聞くと普通はサスペンスドラマが浮かぶと思うんですが、実はヒューマンドラマなんです、『刑事のまなざし』って。しかもかなりポジティヴな終わり方をする内容で。そこで流れることもあり、楽曲のリクエストも、「心が温まる、前向きになる曲を作って下さい」だったんです。
肉だんご:そうそう。かなりしっかりとシクラメンらしい曲が出来たなと自分でも思います。新たな一面を出せたかなって。
EMTG:壮大なナンバーですが、楽曲に秘めた、「いつかきっと夢を掴んでやる!!」みたいな強い意志が窺えますね。
DEppa:最初に岩沢さんから楽曲をいただいた時に、サビにかなり前向きな力強いワンフレーズがあって。最終的にはポジティヴで、聴いた人が希望を持ててくれると嬉しいですね。
桃紅茶:きちんとシクラメンらしさを持ちつつ、もう一段高いところを表せたんじゃないかな。
EMTG:しっとりと始まりつつ、曲が進むうちにブワーッと広がる楽曲の流れが印象的でした。
桃紅茶:僕の歌い出しから始まってるんですけど、感情の込め方には、かなり気を使いました。確信に触れるフレーズもあったけど、その辺りもシクラメンらしく変えられたし。
EMTG:岩沢さんのキーに合った曲調なんで、歌っていてもかなりキーが高かったのでは?
肉だんご:そうですね(笑)。特に大転調後は、ますますキーも高くなって、必死さも含め、かなり感情を込めて歌うことが出来ました。
EMTG:転調もダイナミックで、そこから入る大サビのドラマティックさには感動すら覚えました。
肉だんご:うーん、狙い通りだ(笑)。あそこまでの転調や感動的な大サビは、今までの僕たちにはなかったですからね。
桃紅茶:優しさだけでなく、力強さもこの楽曲の大事な要素ですから。その辺りが、あの転調と大サビでは特に出せたかなと。
DEppa:ゆずさんの「栄光の架け橋」やMr.Childrenさんの「Tomorrow never knows」を目指してましたからね。あの大転調後の大サビでパーッと光が差し込んでくる感じがこの曲の醍醐味でもありますからね。
EMTG:では是非、7年後のオリンピックで使ってもらいましょうよ(笑)。
一同:(笑)。
EMTG:2曲目の「ブチコメ!!」も夢に向かってが題材にありつつも、こっちはもっとハングリーですよね。
DEppa:どちらかといったら、こちらの方が従来の自分たちらしいかもしれません。これまでも感情を露わにする曲や熱い曲も歌ってきましたけど、今回はプロデューサーさんにJINさんが入ってくれることで、熱さとはと違うものも入れ込めたかなと。
EMTG:タイトルも「ブチコメ!!」ですからね。かなり力強い。
DEppa:実はこのタイトルのアイディアは、楽曲を作り始めている時からあって。JINさんの最初の、「じゃあ、今回はブチ込むか!」「ブチ込みましょう!!」って会話が気に入ってつけたんです。エッジの効いた、とがった曲ですよね、この曲は。「マナザシ」と対照的だけど、同じ目的に向かっているところも面白い。
桃紅茶:JINさんも忙しく、なかなか時間が取れなく、歌のテイクも自然と瞬発力重視になりました。とりあえず歌詞を書いて、その直後にレコーディング、みたいな。だけど、それが故のノリや気持ちが残せたかなと。
DEppa:JINさんは良いテイクよりも熱いテイクを良しとする方で。逆に「マナザシ」のプロデューサーのsoundbeakersさんは、ライヴ感よりは直観を大事にするタイプのプロデューサーさんでしたね。
肉だんご:この曲の歌詞が好きなんです。もうホントこの通りだなって。夢を持っている3人なので、これを歌った時に、より言葉の重みも表現出来るんじゃないかと。聴く人にも心を重ねてもらえると嬉しいですね。
EMTG:曲のテーマを除いても極めてボクシング的な曲ですよね「ブチコメ!!」は。なんか前のめりで、攻めてるし、フットワークは軽いし。
DEppa:「アニメにあまり寄り過ぎないでくれ」と言われたけど、好きだからやはりこうなっちゃいました(笑)。今回の2曲は、同じ目標に向かいながらも、かなり正反対ですよね。「マナザシ」は、どっしり腰を据て夢に向かっている感じなんですけど、この「ブチコメ!!」は、つま先でストトントントンってフットワーク軽く、ハングリーに<夢>へと向かってますから。是非多くの人に聴いてもらい、それぞれの夢へ各々のペースで向かって行って欲しいです。

【取材・文:池田スカオ和宏】

関連記事

ビデオコメント

リリース情報

マナザシ/ブチコメ!! (期間限定盤) [CD+DVD]

マナザシ/ブチコメ!! (期間限定盤) [CD+DVD]

2013年11月20日

トイズファクトリー

ディスク:1
1. マナザシ
2. ブチコメ!!
3. ダメ社員でもいいじゃない。
4. マナザシ (Inst)
5. ブチコメ!! (Inst)
6. ダメ社員でもいいじゃない。 (Inst)

ディスク:2
1. マナザシ (Music Video)
2. ブチコメ!! (Music Video)
3. ダメ社員でもいいじゃない。 (Music Video)

このアルバムを購入

お知らせ

■マイ検索ワード

●肉だんご
ゆでたまごの作り方

たまごが大好きなんです!(「朝たまご、昼たまご、夜たまごを食べてるもんね」(by DEppa))歩くコレステロールですから(笑)。

●桃紅茶
刑事のまなざし

毎日検索して、どれだけ広がってるのかなと思って。気にしいなんです。

●DEppa
鬼怒川温泉

冬に向けて休みのことしか考えてないです!


■ライブ情報

シクラメン 3rd Single「マナザシ / ブチコメ!!」発売記念 フリーライブ!! ~あなたのマナザシにブチコメ!!そんなタイトルでもいいじゃないw~
2013/11/19(火)プレ葉ウォーク浜北 1Fプレ葉コート
2013/11/20(水)あべのキューズモール 3F スカイコート
2013/11/21(木)アスナル金山 (明日なる!広場)
2013/11/24(日)ららぽーと新三郷 1Fスカイガーデン

シクライブ2013-2014~シックスセンスを研ぎ澄ませて♡~
2013/12/27(金)Zepp Nagoya
2013/12/29(日)Zepp Tokyo
2014/01/04(土)金沢EIGHT HALL
2014/01/09(木)松山サロンキティ
2014/01/11(土)高松MONSTER
2014/01/12(日)なんばHatch
2014/01/15(水)浜松窓枠
2014/01/18(土)札幌ペニーレーン24
2014/01/19(日)仙台Rensa
2014/01/23(木)熊本DRUM Be-9 V1
2014/01/25(土)福岡DRUM LOGOS
2014/01/26(日)広島クラブクアトロ
2014/01/28(火)岡山CRAZYMAMA KINGDOM

※その他のライブ情報、詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。

トップに戻る