日本のボーイズグループシーンを切り開く――何度も“初めて”を魅せるONE N’ ONLYの魅力とは
ONE N’ ONLY | 2020.07.23
BTSの世界的なヒットにより、日本でも徐々に空気が変わりつつあるボーイズグループシーン。かっこいいだけじゃない、笑顔を振りまくだけじゃない、歌やダンスのパフォーマンスでも魅せられるアーティストが今まさに渇望されている。
ONE N’ ONLYは、もしかするとそのような存在になりえるかもしれないダンス&ボーカルユニットだ。EBiSSH、さとり少年団(SBC)として培ってきた経験で日本のアイドル像を射ぬき、ONE N’ ONLYとしてパフォーマンスに妥協しない意志のある作品を発していく。今回は昨年11月に開催された「ONE N’ ONLY ~EBiSSH×SBC~ Zepp Tour 2019」のライブ映像を通して、彼らを紐解いていきたい。
ONE N’ ONLYの魅力は、大きく分けて3つだ。まず、楽曲がしっかりと本物志向であることがあげられる。サウンド・プロデューサーのJUNEが作詞・作曲を手掛ける作品は、日本のみならず世界的な評価も高い。ライブでオープニングを飾った「I’M SWAG」はYouTubeで147万回再生を突破(7月22日現在)、コメント欄にもいろいろな国からの声が並ぶ。世界の流行を捉えたサウンドに、英語のような乗せ方をする日本語リリックなど、J-POPとK-POPのいいとこどりをした楽曲はJK-POPの最先端。しかも、その曲のひとつひとつに“表現したいこと”がきちんとこめられているのだ。「Category」では独断・偏見にとらわれることへの疑問を投げかけ、「Shut Up! BREAKER」ではSNSでなくならぬ誹謗・中傷へ警鐘を鳴らす。言われた通りに歌詞や振り付けをなぞるだけでなく、音楽を通して自分たちの意志を彼らは届けているのだ。
一方で、メッセージ性の強い曲により過ぎないのもONE N’ ONLYのすごいところ。エッジなナンバーで力強く手を引っ張ったかと思えば、次の瞬間にはポップチューンで優しく手を伸ばしエスコートしてくれるのだ。「HOLIDAY」ではキラキラのアイドルスマイルを浮かべてオーディエンスを悩殺、「My Love」では正統派ラブソングを丁寧に歌い上げるという具合に。『ライブ鑑賞会』生配信の際、「感情が追い付かない」というコメントが付くくらい、6人は振り幅の広い楽曲で全く違った魅力を見せていく。バラエティー豊かな楽曲は、ONE N’ ONLYの強みと言っていいだろう
2つ目の魅力は、楽曲を活かすパフォーマンス力をメンバーがしっかりと持っていることだ。そもそもONE N’ ONLYは、ボーカリスト、ラップ&ダンサーとパートがしっかりと振られている。各々が自分の役割に責任を持ち注力しているからこそ、足りない部分を補いあえる関係性を築けているのだ。それこそ、アンコールを封切った「Only One For Me」は、ボーカリストの魅力がギュッと濃縮された1曲。世界をパアッと切り開いていくREIの歌いだし、伸びやかなハイトーンボイスを響かせるTETTA、歌詞の一つ一つに意味をこめていくEIKUと、三者三様の魅力を強く感じることができるはずだ。
ライブ鑑賞会時にはKENSHINがHAYATOに対して「ダンスの揃ってないところを探さなくていいから(笑)。」なんて茶化す場面もあったが、愚直に上を目指しているからこその一幕。どんな時だって本気で自分たちのパフォーマンスに向き合っているがゆえに、鑑賞会時ですら普段の研究熱心さが漏れ出てしまったのだろう。足りない部分が少しでもあったら攻略して上のステップに進んでいく、というルーティンが、すでに彼らのなかには根付いているのだ。
また、EBiSSH、さとり少年団(SBC)として培ってきた経験も侮れない。それぞれのユニットならではの表現を輸入しあえるのはもちろんのこと、今より少人数で活動してきたからこその魅せ方を6人は持っている。事実、曲ごとの表情づくりにはEBiSSHの面影を感じるし、ダンスのシンクロ率にはさとり少年団のこだわりを感じざるを得ない。それぞれが基礎を持ったうえで集結した意味を、ONE N’ ONLYは今の6人で発揮しているのだ。
本格的な楽曲と圧倒的なパフォーマンス力に加えて語るべき3つ目の魅力は、ギャップだ。鑑賞会時に「ギャップでファンを殺せるの知ってます?」とコメントを寄せられるほど、その時々によって6人は全く違う表情を覗かせる。「Black Hole」ではぎりぎりを攻める腹チラで色っぽい空気を放ち、「Don’t worry」では憂いを帯びた優しい表情を浮かべ、「Dark Knight」では目が合うと動けなくなりそうなほど鋭い視線で打ち抜く。さらにMCでは、等身大の少年っぽさだって見せてくれる。自由すぎるメンバーを相手に、少し困った表情を浮かべるNAOYAには素の表情を見ているような感覚に陥るほどだ。新たな曲が出るたび、新たなライブが行われるたび、違う一面に出会うことができる。だからこそONE N’ ONLYは魅力的だし、追いかけていてワクワクできるのではないだろうか。
妥協しないパフォーマンスで本格的な楽曲を表現し、オーディエンスにエンターテインメントを届けるONE N’ ONLY。彼らなら、かっこいいだけじゃない、笑顔を振りまくだけじゃない、歌やダンスのパフォーマンスでも魅せられるアーティストになりえるのではないだろうか。
7月26日には、生配信視聴専用アプリ「FanStream」(https://fanstream.jp/)にて「"Shut Up! BREAKER" Special Live」が開催される。時代を変えるかもしれないボーイズグループの躍進を、ぜひその目に焼き付けてほしい。
ONE N’ ONLY "Shut Up! BREAKER" Special Live
公演日:2020年7月26日(日)
時間:OPEN 16:00 / START 17:00
会場:FanStream( https://fanstream.jp/ )
※配信の視聴には、「StreamPass」にて視聴チケットをご購入後、生配信視聴専用アプリ「FanStream」の事前のダウンロード・ログインが必要となります。
料金:2,800円(税抜)
チケット販売開始:2020年7月4日(土)12:00~8月29日(土)17:00
決済方法:クレジットカード決済/コンビニ決済/キャリア決済
https://tixplus.jp/feature/one-n-only_200726/
Tickets for overseas (when viewing from overseas)
https://tixplus.jp/feature/one-n-only_200726_os/
・If you live overseas, please purchase from here.
(海外にお住まいの方はこちらからお買い求めください。)
・This will be a live stream from Japan and will not include English subtitles.
(日本からのリアルタイム配信のため、英語字幕はございません。)
リリース情報
ON’O [TYPE-A]
2020年04月15日
SDR
02.Dark Knight
03.Breathe
04.HOLIDAY
05.POP! POP!
06.Beautiful
07.Everything’s Changing
08.Don’t worry
09.Sexy Beach Party Yes!!
10.Category
11.Shut Up! BREAKER
12.My Love
13.もっと大きな愛で包み込むから... (ONE N’ ONLY feat. K)
14.Destiny (ONE N’ ONLY feat. JUNE)
15.Only One For Me
リリース情報
ON’O [TYPE-B]
2020年04月15日
SDR
02.Dark Knight
03.Breathe
04.HOLIDAY
05.POP! POP!
06.Beautiful
07.Everything’s Changing
08.Don’t worry
09.Sexy Beach Party Yes!!
10.Category
11.Shut Up! BREAKER
12.My Love
13.もっと大きな愛で包み込むから... (ONE N’ ONLY feat. K)
14.Destiny (ONE N’ ONLY feat. JUNE)
15.Only One For Me
16.恋はタイミング / EBiSSH
17.夏へダイビング / SBC
リリース情報
ON’O [TYPE-C]
2020年04月15日
SDR
01.I’M SWAG
02.Dark Knight
03.Breathe
04.HOLIDAY
05.POP! POP!
06.Beautiful
07.Everything’s Changing
08.Don’t worry
09.Sexy Beach Party Yes!!
10.Category
11.Shut Up! BREAKER
12.My Love
13.もっと大きな愛で包み込むから... (ONE N’ ONLY feat. K)
14.Destiny (ONE N’ ONLY feat. JUNE)
15.Only One For Me
[DISC 2]
ONE N’ ONLY ~EBiSSH×SBC~ Zepp Tour 2019
2019.11.24 @Zepp DiverCity
01.LA DI DA
02.Black Hole
03.Don’t worry
04.Dance section
05.Bla Bla Bla
お知らせ
ONE N’ ONLY "Shut Up! BREAKER" Special Live
07/26(日)OPEN 16:00 / START 17:00