「ジャパネクレディオ powered by EMTG MUSIC」 Shout it Out
Shout it Out | 2016.04.03
TOKYO FM「ジャパネクレディオ powered by EMTG MUSIC」
放送日時:毎週土曜 深夜25:30~26:00
ナビゲーター:小川智宏(ROCKIN’ON JAPAN 副編集長)
<第27回>ゲスト:Shout it Out
4月2日(土)25:30放送
―放送を終えて―
第27回目のジャパネクレディオには、Shout it OutのVo&Gt山内彰馬さんと、Dr細川千弘さんが遊びに来てくれました!
2012年4月、高校の軽音楽部のメンバーでバンドを結成し、現在は大阪府堺市を拠点に活動中のShout it Out。2015年に開催された「未確認フェスティバル2015」で3,254組の中からグランプリを獲得し、同年12月には初の全国流通盤『Teenage』をリリース。今や関西を代表する10代バンドの一組として、目覚ましい活躍を見せています。
この日が初対面である上、まだ10代だというShout it Outをゲストに迎えるということで、小川さん含め、Over30のスタッフたちも最初はちょっとだけ緊張気味だった今回の収録…。
しかしそんな緊張も束の間、10代の若さ溢れる2人があっという間にスタジオを賑やか且つ、爽やかに盛り上げてくれました!
まずは彼らが飛躍するきっかけとなった「未確認フェスティバル2015」の話に。
過去2度に渡り出場するも優勝には届かず、最後のチャンスだと思って出場したこのコンテストで見事グランプリに輝いたShout it Out。賞金はなんと100万円!その使い道について小川さんが尋ねると、「仲間たちを呼んで、渋谷O-EASTでフリーライブを開きました!」と驚きの回答が!これに対して小川さんは、「エライねー!僕だったら持ち逃げしますね!」とワルーい大人の顔…(笑)
そんな冗談がありつつも、彼らは「普段ライブハウスに足を運ばないような人たちが、ライブハウスに通うきっかけになればいいなと思って。」と、純粋な“音楽愛”を、“ライブ”という最高の形で届けてくれました。これは、誰もができることではないですよね。
そんな眩しいほど真っ直ぐな彼らに、音楽を始めるきっかけとなった原体験を尋ねてみました。
■山内くん「幼稚園の頃、お母さんがよく連れて行ってくれた公園にアコギで弾き語りをしている高校生くらいのお兄ちゃんがいて。そのお兄ちゃんと凄く仲良くなって、隣で歌を歌わせてもらったりしていたんです。その頃から漠然と“音楽に携わる仕事がしたい”と思っていました。」
■細川くん「僕には兄と姉がいて、兄はベース、姉はギターを弾いていたりと、家族がみんな音楽好きだったんです。なので、気づいたら僕もドラムに惹かれていて、中古の電子ドラムを買ってもらって練習をしていました。」
なんと、2人とも最初から現在のパートに魅力を感じて音楽をスタートさせていたとのこと。どちらも素敵な第一歩です。
そして、Shout it Outは、先月3月16日にEP『僕達が歌う明日のこと』をリリース。
なんと前作のミニアルバム『Teenage』のリリースから3ヵ月という短期間で新作を発表した彼ら。
「10代の感性で書いた曲は今しか出せないものだから、1曲でも多くの作品を作りたい」という想いで、前作の制作が終わった後すぐにまた制作に取り掛かったそうです。
今作、『僕達が歌う明日のこと』のコンセプトは、“未来”。
丁度周囲の環境が目まぐるしく変わっていく時期だったからこそ、しっかりと前を見て一歩ずつ着実に踏み出して行けるような曲を作ろうという強い想いで完成した作品だということで、今作に込めた溢れる想いをたっぷりと語ってくれました。
その新作を引っ提げ、3月には初の全国ツアーを無事終了させた彼ら。この収録の前日まで、なんと11日間連続でライブを行ってきたとのことでしたが、今後も続々とライブが決まってきているようです!
Shout it Outならではの若さ溢れる魅力を、皆さんも実際にライブ会場で味わってみてください!
=リスナーからの質問=
Q. ライブを何度か見ていますが、同い年なのに凄いな~といつも思わされます。
私は自分と人を比べて落ち込むことが多いんですが、皆さんはそういうことありますか?
また、そんな時どうやってモチベーションを上げていますか?(ラジオネーム:アンナさん)
A.
■山内彰馬
僕も自分と誰かを比べて落ち込むことは、人より多くあるんじゃないかと思います。でも、そう思うからこそ「あなたはあなたでいい」という内容の、ちゃんと自分の背中も押せるような曲を結構作るんです。そういう自分の曲に励まされるみたいなこともありますね。それでモチベーションを上げるようにしてます。
■細川千弘
僕も人と比べて落ち込むことは結構ありますね。山内は曲を作ってモチベーションを上げると言っていましたが、僕は曲を作らないので、山内が作ってくれた曲を聞いてモチベーションを上げたりしています。山内が作る曲は、聞いている人に寄り添ってくれるので、メンバーである僕も本当に背中を押されています。
※細川さんのこの回答に「照れますね…」とはにかむ山内さん。「一番身近なやつの背中を押せるっていうのは嬉しいことですね!」と笑顔で話す姿に、メンバー同士の絆を感じたと同時に、この4人だからこそ、人の心にしっかりと届く曲が生まれるんだなと納得ができました。素直に思ったことを言い合い、互いに成長し合える仲って本当に素敵ですよね。彼らがこれから先、更なる成長と共にどんな曲たちを生み出し、私たちに聞かせてくれるのか、今からとても楽しみです。
Shout it Out
【L→R】細川千弘(Dr)/ 山内彰馬(Vo,Gt)/新山大河(Ba)/露口仁也(Gt)
プロフィール:
大阪府堺市を拠点に活動中。
自らの「若さ」を認め、それを武器に突き進む、10代ギターロックバンド。
2012年4月、高校の軽音楽部のメンバーでバンドを結成。
高校時代の2014年からイベント・コンテストに出演を重ね、一躍、関西を代表する10代バンドの一組として名前を挙げられる存在となった。
2015年からは地元・大阪以外での活動も本格化させており、「未確認フェスティバル2015」では3,254組の中からグランプリを獲得。
青々しい感情をありのまま映した世界観に、同世代からの共感続出。
「僕らの春はまだまだ青い。」
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ビデオコメント
お知らせ
■ライブ情報
春の大感謝祭2016~新宿ロフト 1000円ライブ~
2016/04/05(火)新宿LOFT
Date fm / キョードー東北 presents 『Education Rock ~First Lesson~』
2016/05/01(日)仙台darwin
NIIGATA RAINBOW ROCK 2016
2016/05/04(水)新潟市内ライブハウス
※その他のライブ情報、詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。
■オンエア曲
ゲスト:Shout it Out
【M1】「逆行」
【M2】「ハナウタ」
(EP『僕たちが歌う明日のこと』より)
【オープニング】
「フライサイト」 / ココロオークション
※2016.4.27発売
メジャー1stミニアルバム『CANVAS』より
【エンディング】
「夜にダンス」 / フレンズ
※1st demo 『BEDSIDE MUSIC E.P』より