U1＆UZの音楽年表-ジェネレーション・ミュージック-とは？

　毎回、あるテーマ、もしくはある年代を元に、両出演者がルーツミュージックをセレクト。セレクトしたアルバム、楽曲、アーティストなどについてだけではなく、その音楽を聴いていた当時、その音楽に出逢った当時の思い出などを、お互いがお互いに突っ込みあいながら“赤裸々に”語ります。
　また、右上の「動画コメント」では、両者の取材当時のヘヴィ―ローテーション＆リコメンド作品を紹介。爆笑のアドリヴコメントとともに、音楽三昧の日々を送るリアルな２人についてもお楽しみいただけます。

U1： 『LIVE!』Bob Marley and the Wailers

ジャマイカ出身のレゲエミュージシャン、ボブ・マーリー。1930年代にジャマイカの労働者階級や農民らの間で発生した宗教的思想運動ラスタファリ運動の影響を受けた思想、そしてレゲエという音楽スタイルは、多くの人々に影響を与えた。同世代、そして後世のミュージシャン達からもリスペクトされ、エリック・クラプトンなどを筆頭に、彼の曲をカバーしているアーティストも多い。1972年ソロでメジャーデビュー。その後、バンドを結成。そのバンドが、ボブ・マーリー・アンド・ザ・ウェイラーズである。リードボーカル、ギター、ソングライティングを担当した本人を含み、メンバーは11人。ボブ・マーリーの妻もコーラスとして参加した。1981年、脳腫瘍のため36歳で死去。ジャマイカの首都・キングストンで国葬が行われた。

UZ： 『U2 18 SINGLES』U2

アイルランド出身の4人組ロックバンド。1980年デビュー以降、アルバムの総売り上げは世界で1億7000万枚を突破。グラミー賞獲得数22（ロックバンド最多）など、知名度、実績ともに、全世界から認められるモンスター・バンドのひとつである。政治、宗教、平和、愛といったテーマを掲げた、メッセージ性の強い歌詞が特徴。音楽で社会問題を提起する楽曲が多く、社会派ロックバンドと呼ばれる事もある。初期の頃は、バンドサウンドを全面に押し出した骨太なロックだったが、1990年代に入ると、ハウスやシンセミュージックを取り込んだサウンドに。これまでライヴで何度か来日している。2006年に来日公演では、オープニングで、ボーカルのボノが日本国旗を振りながら登場し、ファンを喜ばせた。『U2 18 SINGLES』は、彼らの代表曲に加え、新曲とグリーンディとのコラボレーション曲（カバー曲）を収録したベスト盤。ベスト盤としては3枚目の作品となるが、デビュー以降から現在と、リリース当時までの活動期間のすべてを網羅しているのは、このアルバムだけである。

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