毎回、あるテーマ、もしくはある年代を元に、両出演者がルーツミュージックをセレクト。セレクトしたアルバム、楽曲、アーティストなどについてだけではなく、その音楽を聴いていた当時、その音楽に出逢った当時の思い出などを、お互いがお互いに突っ込みあいながら“赤裸々に”語ります。
　また、右上の「動画コメント」では、両者の取材当時のヘヴィ―ローテーション＆リコメンド作品を紹介。爆笑のアドリヴコメントとともに、音楽三昧の日々を送るリアルな２人についてもお楽しみいただけます。

U1： 「Summer In The City」The Lovin’ Spoonful

　アメリカのバンド。ハーモニカ奏者であるジョン・セバスチャンとコード・カッティングの名手であるギタリスト、ザル・ヤノフスキーの2人を中心に結成され、1965年にデビュー。フォークをベースとしながら、当時の一代ムーブメント“ブリティッシュ・インヴェイジョン”の影響によるバンド感やロック性を取り入れた音楽性で、デビュー曲の「魔法を信じるかい?」は全米9位のヒットを記録。1966年の「デイドリーム」は全米2位、「サマー・イン・ザ・シティ」は3週連続1位の大ヒットとなった。 メンバーの逮捕（麻薬所持）による脱退、リーダーのセバスチャンの脱退などから、活動継続が不可能となり、1960年代後半に解散した。2000年にロックの殿堂入りを果たした。

UZ： 「Through the Never 」METALLICA（『METALLICA（通称:ブラック・アルバム）』収録曲）

　1981年にアメリカ合衆国ロサンゼルスで結成されたヘヴィメタル・バンド。初期はスレイヤー、アンスラックス、メガデスと共に「スラッシュメタル四天王」の一角と言われており、1990年代の全米アルバム総売り上げ4位を記録した名実ともにモンスター・バンドである。デビュー当時は“ニュー・ウェイヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィメタル”の影響を大きく受けたスラッシュメタルが特徴だったが、その後、抒情的なフレーズなどを取り入れるなど音楽性が変化。5枚目のオリジナルアルバムとなる『METALLICA』は、通称“ブラック・アルバム”と呼ばれ、世界的に大ヒット。このアルバムのスピードよりもグルーヴを重視した作風は、当時のヘヴィメタルに留まらず、後のニューメタルやラウドロック等のロックミュージック・シーンに多大な影響を与えた。また、メタルやロックに限らず、幅広いジャンルのアーティスト（ゴスペルシンガーのパット・ブーンや、ウィーン少年合唱団など）に楽曲がカバーされている事でも知られている。

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