FLiPが女子トークを繰り広げる「メストーク」。連載3回目にして、コイバナがヒートアップ!?

FLiP | 2012.10.05

FLiPのMOVIE+テキスト連載「メストーク」とは?

【出演者】
サチコ=FLiPのVo&G 1988年5月24日生。
ユウコ=FLiPのG&Cho. 1989年3月11日生。
サヤカ=FLiPのB&Cho. 1988年4月14日生。
ユウミ=FLiPのDr&Cho.1989年3月31日生。

【番組内容】
 FLiPのFLiPによる、FLiPについてのリアル・トーク!! 
 メンバーが、FLiPを形成しているキーワードが書かれたカードを引き、そのキーワードについて語ります。
 音楽やバンドにまつわる言葉はもちろん、メンバーのキャラクターを掘り下げる、様々なキーワードを用意。カードの裏にどんな言葉が書かれているか、誰がどの キーワードを引き当てるかは、取材当日、メンバーがカードをひくまでまでわかりません!
 この瞬発力勝負の、ミステリアス&スリリングな、パンク企画に、FLiPのメンバーが喜怒哀ROCK全開でチャレンジします。

 カードを引く瞬間の表情はMOVIEで、その後、キーワードについてのトークは、じっくりと彼女達の言葉をひも解いていけるよう、TEXTにて掲載!
 また、右上の「動画コメント」では、「FLiPの近況トーク」と題して、彼女達の活動を追った、リアルなコメントを配信していきます。

■キーワード・5『PRIDE』(サヤカ)


―今回は、冒頭からそれぞれの恋愛観に迫る質問です。

FLiP :
!!!!

―もしも、自分が付き合っている男性が“プライドの高い男性”だとします。どう付き合っていきます?

サチコ:
私、たぶん、プライドの高い男性と付き合うことが多いんですよね。だから、相手を尊重しながら、隙を見つけて、そこに突っ込んでいきますね。
ユウミ:
あぁ、うまい!(しみじみ)
サチコ:
(笑)。誰にでも、彼女にしか見せない顔があるわけじゃないですか。その顔を見せてくれた瞬間に、本心を聞いたりとか……って、リアルすぎるよね、これ(笑)。

―そうですね。今聞いていて、これ以上突っ込むべきか悩んでました。

一同 :
はははははははは(大爆笑)

―リアルさは、これからの連載で追及していくとして。ユウコさんどうですか?

ユウコ:
“プライドの高い人”って、真面目、一直線ってイメージがあるんで。逆に……転がしやすいかなぁ(笑)。
一同 :
おぉお、ははははは(笑)。

―あぁ、プライドを理解さえできれば、と。

ユウコ:
そうそう。その人のプライドの筋の通し方があると思うから、そのパターンさえわかれば(笑)。“こう言ったら、聞いてくれるんじゃないかな”とかは、操作できそうかなぁ?。
ユウミ:
プログラミングできそうだ(笑)。
サヤカ:
取説(=取扱い説明書)書けそうだね。
一同 :
あはははははは(大爆笑)。
サヤカ:
私は……プライド高すぎる人には、あまり近寄らない気がする。恋愛に発展しないと思います。そういう場面に、直面した事ないから、わかんないんですけど。友達くらいの感覚でしか、付き合わない気がします。
サチコ:
確かに、サーヤ、そんな感じする。
ユウミ:
その人が持ってるプライドの種類によるっていうか……例えば、小さな事になるかもしれないけど“洋服の畳み方はこうじゃなきゃいけない!”みたいな(笑いながら、嫌な顔をする)。
一同 :
あーははははは(大爆笑)。

―ちょっと嫌な顔しましたね。ダメなんですね、そういうの。

ユウミ:
(笑)。ダメというか、そういうところが、自分と違っていたら、絶対にぶつかると思うんですよ。だから、そういう人が、怖く見えるんですよね。“あれ、怒ってんのかな?”って思っても、自分は理由がわからないし。そうすると、自分は違うところで、気を張っちゃうんですよね。だから、ユウミもサーヤと同じで、プライドの高い男性とは、恋愛に発展しないような気がする。いいなぁと思っても、お兄さんみたいになっちゃうかなぁ、と。
サヤカ:
自分と価値観が違う気がするんですよね。例えば、車にめっちゃ詳しい人とかいて、ものすごくこだわってたりすると、そこがプライドになってたりするし。
サチコ:
そうだよね。自分がこだわっている事に対して、すごく知識が豊富だよね。でも私はそれが楽しい。違う価値観を100同士ぶつけられる、みたいな。そういうところが、楽しいと思うんですよね。
サヤカ:
うん。そこ、押しつけて来なければ、大丈夫なんだけど。
サチコ:
でもそれはもう、プライドとかじゃなく、その人の人間性だよ。
ユウコ:
そう、そう。
サヤカ:
そうだよね。うん、うん、ね、ちょっとね、そういう人がいたから。
サチコ
ユウコ:
ユウミ
!!!! はははははは(大爆笑)。
ユウミ:
いたね。
サチコ:
昔ねぇ(笑)。
ユウコ:
いたねぇ、いたねぇ(笑)。
サヤカ:
いたの、いたでしょ、いたもん!
サチコ:
やっぱ、恋愛の話は、リアルな話になるよね。
ユウミ:
あぁ、なんか楽しい?!
サヤカ:
楽しい、うん、楽しい(笑)。
サチコ:
楽しいねぇ?(笑)。
ユウコ:
あぁ、酒、呑みたい!(一同大爆笑)

―では、質問の方向をガラリと変えましょう。自分の中でプライドを意識するのはどういう時?

サヤカ:
やっぱり、ライブの時だと思います。常に自分を高く持つようにしてます。

―テンションをいうか、意気込み、志も含めてということ?

サヤカ:
そうです。いつも、ステージに上がる前に、そこを意識して持つようにしてますね。
ユウミ:
私は、音楽的な事からは、ちょっと離れちゃうかもしれないんですけど、ステージ以外……OFFの時の過ごし方を、意識して行かないといけないなと、思い始めてて。“ONとOFF、ギャップあるね”と言われる事も多いんですけど、実は自分の中では、差が無いように過ごしたいなと思っているんですよね。例えば、最近の話で言えば……電車に乗っていたら“FliPのユウミさんですよね?”って声をかけられたんですね。その時、私、完全にOFFで、ノーメイクで、ぼんやりしてたんですけど(笑)、これじゃがいけないんだなって思って。OFFもONにつながっていくと思うんで、自分の中で、意識を高くもっていかないと、いけないなと思ったんですよ。
サチコ:
プライド=譲れないモノって感覚ですね。自分を生かすのも殺すのも、プライドだと思うっていうか。だから大切にしていきたい。

―ライヴの中で、絶対に譲れない部分って?

サチコ:
自分という人間の、の心境や感情を投影できる歌を歌う事。例えば“ここは、もっとクールに歌った方がいいんじゃない?”って言われたとしても、その日その時、私自身が“ここはクールじゃなく、こう歌いたい”って思ったら、自分が思ったように歌う。すごく感覚的なもので、次の日には“今度は少し冷たく歌いたい”って思うかもしれない。だけど、ステージにたったら、その瞬間は、私達とお客さんだけのものなので、その瞬間瞬間の感覚は、絶対に譲れないですよね。

―自分のその日の気持ち、感情を大切にしたい、と。

サチコ:
そうですね。そこは譲れないです、本当に。

―曲に対する思いが、すごく強い。強すぎるくらいかもしれない。

サチコ:
ですよね(笑)。でも、昔はもっともっと強かったんですよね。でも、今はこう……誰の意見も何も聞かないってわけではなくて、聞いた上で、ちゃんと自分の意見も言えるっていうか。いい意味でツンとできる感じっていう。
ユウコ:
私が自分の中にプライドを感じるのは、曲を作っている時。バンドってたくさんあるけど、自分達の個性を意識して、そこを大切にするっていう心構えが、プライドかなって思うんです。でもその気持ちは、“この曲はこうじゃなきゃいけない”っていう感じじゃなくて、曲を作る時には、いつもよりもっと柔軟でありたいっていう気持ちと、自分の中で納得したいものを出したいっていう。曲を作ってて、今言ったような、2つの気持ちがどんどん強くなっていく時に、プライドを感じますね。

■キーワード・6『XX emotion』(サチコ)


―前回に続き、今のFliPの最重要ワードを引き当てた、サチコさんです(笑)

サチコ:
(笑)。びっくりしました?。

―“自分、ちょっと持ってるかも”とか、思いませんでしたか?(笑)

サチコ:
あはははは(笑)。そうだったら、ありがたいですね。今日は、いいぞ?!
ユウミ:
今日はいいぞ?!
ユウコ:
今日はいいぞ?ぉ!
サヤカ:
あはははははは(笑)。

―10月6日から、アルバム『XX emotion』のリリースツアー後半戦となるワンマンツアーがスタート、今までに無いFLiPの一面も観られるとか?

サチコ:
そうですね。ヒトコトで言うと、FliPは、激しいだけじゃないんだぞ、と。もちろんそこが主体だし、エッジの効いた感じとか、感情を研ぎ澄まして……とか、スピリット感が強い。そういうイメージが強いと思うんですね。でも激しさは、エレキをかき鳴らすだけじゃないんだよっていうか。そういう新しさですかね。だから、曲によってはアレンジを変えたりしてるんですよね。

―なるほど。こう……これまでFLiPのライヴではあまり観た事が無い、ギターやベースが登場したりとかも?

ユウコ:
そういう事でも……ありますね。
サヤカ:
それも……間違ってないです。
ユウコ:
確かに、間違ってない(笑)。

―自分の中で、日々、ライヴを変化させていこうって意識は?

ユウミ:
ありますね。
サチコ:
それは、全員、あると思う。

―そこを具体的に言うと?

ユウコ:
んー、難しいですけど……その日の自分の気持ちを大事にしようというか。今日は今日の気持ちで、この曲をやろう、みたいな。そこは意識して、日々、変えていこうというのがありますね。だからお客さんも、そこを感じれくれるといいなぁ、と、思ってやってます。

―なるほど。その意識を、メンバーと共有したりすることも?

ユウコ:
そうですね。リハーサルが終わって、ライヴ前に、皆で楽器触って合わせている時に、そういう話をする事もあったりとか。その時、例えば“この曲は、ちょっと違う向きで立ってみよう”とか、自分の中で本番に向けてイメトレしつつ。まぁ、微妙な変化なんですけど(笑)。
ユウミ:
でもユウコがドラムの台の上に乗って来るだけでも、全然見た目が変わるんですよね。それでユウミもテンションが上がるから、アンサンブルが全然違ってくるんですよね。そういう変化があって、毎日、本当にライヴって違うんだなって思いますね。

―アルバムの曲が、ツアーで成長してるなぁって実感は?

サチコ:
すごくあります。ライヴで、バンドと曲、音と曲が、すごくリンクしている感じがあって。頭で考えて楽器を弾いているっていう感じじゃなくて、私達が鳴らしたいから、楽器がその音で鳴っているっていう、そういう感覚。それが、ツアーを重ねていくにつれ、どんどん強くなっていってますね。なんかこう……最初の曲、一発目からのギアの入れ方が、すごく気持ち良くできるんですよ。体が、この曲を覚えてるみたいな、そういう感じ。
ユウコ:
あぁ、わかる。
サチコ:
あるよね、そういうのね?
ユウミ:
うん、あるある。
サチコ:
だよね。こういう感覚は、やっぱりライヴでずっと曲をやってきたからこそ、今、自分達が感じられてる感覚なんじゃないかなって思います。

―曲が三次元になった……みたいな、感覚に近いのかなぁ?

サチコ:
あぁ、確かに確かに。
ユウコ:
そう、平面じゃなくなって来たんですよね。
サチコ:
飽和してるというか……いい意味で、空間に詰まっている、そういう音になってきてると思うし、そこを実感できている事が、すごく嬉しいですね。

tag一覧 動画インタビュー 女性ボーカル FLiP

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ビデオコメント

リリース情報

XX emotion(初回盤)

XX emotion(初回盤)

2012年05月16日

DefSTAR RECORDS

ディスク:1
1.CHERRY BOMB
2.ワルサー
3.エミモア
4.ワンダーランド
5.Everything is alright
6.YUKEMURI DJ
7.最後の晩餐
8.Shut Up, Men!
9.ホシイモノハ
10.でも maybe
11.今夜月で会いましょう
12.ふつつか少女
13.GHOST BUSTER

ディスク:2
ライラ MV
カザーナ MV
カートニアゴ MV
ナガイキス MV
ホシイモノハ MV
ワンダーランド MV
CHERRY BOMB MV

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お知らせ

■ライブ情報

FLiP 2nd Album「XX emotion」リリースツアー
~喜怒愛ROCK ワンマンVer.~(後半)

2012/10/06(土)名古屋CLUB QUATTRO
2012/10/14(日)札幌DUCE
2012/10/21(日)仙台PARK SQUARE
2012/10/26(金)大阪CLUB QUATTRO
2012/10/28(日)福岡DRUM SON
2012/11/02(金)渋谷CLUB QUATTRO
2012/11/17(土)沖縄桜坂セントラル

※その他のライブ情報、詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。

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