毎回、あるテーマ、もしくはある年代を元に、両出演者がルーツミュージックをセレクト。セレクトしたアルバム、楽曲、アーティストなどについてだけでは なく、その音楽を聴いていた当時、その音楽に出逢った当時の思い出などを、お互いがお互いに突っ込みあいながら“赤裸々に”語ります。
　また、右上の「動画コメント」では、両者の取材当時のヘヴィ―ローテーション＆リコメンド作品を紹介。爆笑のアドリヴコメントとともに、音楽三昧の日々を送 るリアルな２人についてもお楽しみいただけます。

U1： 『THE GLORY DAY』MISIA　

　日本の女性ボーカリスト。長崎県対馬市出身。福岡へ進学後ゴスペルに触れ、黒人のヴォイストレーナーに師事する。5オクターブの声を持つと言われているが、現在作品やライヴなどで確認されているのは、3オクターブ半。1998年、シングル「つつみ込むように…」でデビュー。先行発売したアナログ盤5000枚は即完売。同年のデビューアルバム『Mother Father Brother Sister』は300万枚近い売り上げを記録。2000年、フジテレビ系テレビドラマ『やまとなでしこ』主題歌の「Everything」が出荷でダブルミリオンを超すヒットを記録。2004年には、女性ソロ・アーティストとしての初の5大ドームツアー完全制覇を達成した。2010年、国際連合より生物多様性条約第10回締約国会議名誉大使に任命される。『THE GLORY DAY』は、1998年11月21日発売されたミニアルバム。同年12月2日、初の日本武道館ライヴを行う。デビューライヴ（同年3月3日、渋谷ハーレムにて）から約9カ月で日本武道館のステージに立った。

UZ： 『BIG BIGGER BIGGEST』Mr.BIG

　アメリカのハードロックバンド。デイヴィッド・リー・ロスのバンド等で活躍していた技巧派ベーシスト、ビリー・シーンが、サンフランシスコの実力派シンガー、エリック・マーティンと出会い、後にレーサーXの光速ギタリスト、ポール・ギルバートと、インペリテリなどで活躍していたドラマー、パット・トーピーが加わり、バンドを結成。ポール・ロジャース率いるロックバンド、Freeの楽曲タイトルからMR.BIGを名乗り、1989年に、アルバム『MR.BIG』でデビュー。前述したメンバーの経歴もあり、結成当初から、その華やかな顔ぶれからスーパーバンドと呼ばれた。1991年、2作目のアルバム『Lean Into It』を発売。全米No.1シングルとなる「To Be With You」などが収録されており、バンドの代表作となる。また、同アルバム収録曲でみせた、電気ドリルの先端にギターピックを取り付けたトリックプレイが話題になった。日本で大人気となったため、1989年の初来日以来、これまで10回の来日ツアーを行っている。4度目の来日ツアーとなった「MR.BIG Japandemonium Tour」で、初めて日本武道館のステージに立った。メンバー、はインタビューなどで事あるごとに、日本のファンへの感謝の念を口にし、日本のファンを単なるファンという概念をこえて「Brothers（兄弟）」と呼ぶ。ベスト・アルバム『BIG, BIGGER, BIGGEST!』日本盤ボーナストラックに「I Love You Japan」という曲が収録されている事などからも、日本のファンを大事にしている事が伺える。2011年の来日ツアーの際、盛岡公演は、海外アーティストとしては震災後初の東北地方でのコンサートとなった。

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