毎回、あるテーマ、もしくはある年代を元に、両出演者がルーツミュージックをセレクト。セレクトしたアルバム、楽曲、アーティストなどについてだけでは なく、その音楽を聴いていた当時、その音楽に出逢った当時の思い出などを、お互いがお互いに突っ込みあいながら“赤裸々に”語ります。
　また、右上の「動画コメント」では、両者の取材当時のヘヴィ―ローテーション＆リコメンド作品を紹介。爆笑のアドリヴコメントとともに、音楽三昧の日々を送 るリアルな２人についてもお楽しみいただけます。

U1： 「すばらしい日々」ユニコーン

　1986年、広島で結成。1987年メジャーデビュー。5人組の日本のロックバンド。キーボードの脱退を経て阿部義晴が加入し、奥田民生(Vo&G)、手島いさむ(G)、川西幸一(Dr)、EBI(B)、阿部（Key)の現メンバーに。奥田民生の存在感、コミックバンド的な要素も含む“なんでもありの音楽性”、メンバー全員が作詞と作曲、さらにボーカルを担当できるスタイルなど、80年代バンドブームの中心的存在であると同時に、異質な存在でもあった。1993年9月に解散。解散後は、各メンバーが、ソロや新たなバンド、他のミュージシャンのプロデュース等、各方面で活動。2009年に再始動を発表。チャート初登場1位を記録した『シャンブル』を含む、3枚のアルバムをハイペースでリリースするなど、ハイペースで活動を展開。全国ツアーは、各箇所でソールドアウトするなど、根強い人気を印象づけた。「すばらしい日々」は、発表当初からファンには人気の高かった1曲。リリース後、何年かして、映画やテレビCMのタイアップ曲に使われるなど、ユニコーンを代表する曲となった。ちなみにユニコーンのシングルは解散するまでの全作品が廃盤になっているが、本作に関してはオリジナル盤も現在廃盤にはなっていない。2009年1月30日、16年ぶりのTV出演となったテレビ朝日系「ミュージックステーション」にて、復活第1弾シングルとなった「WAO!」、そして本曲「すばらしい日々」の2曲を披露した。川西は当時、本シングルの発売前に脱退したため、この曲を公の場で演奏するのは初めてのことであった。

UZ： 「Walk with dream」Dragon Ash

　ミクスチャーというジャンル、そしてHIP HOPを、日本の音楽シーンのひとつの主流におしあげたバンド。また、エネルギッシュなライヴにも定評があり、ライヴ中、観客のモッシュやダイヴが頻繁に飛び出すことでも有名。その音楽性と自由なスタイル、そして中心人物kjの圧倒的な存在感から、ミュージシャンにファンも多い。1997年メジャーデビュー。1999年のアルバム『Viva La Revolution』はチャート1位を記録。以降のアルバム『『HARVEST』、『Rio de Emocion』でも、1位を獲得した。『MIXTURE』（ミクスチャー）は、彼らの14枚目のアルバム。2010年12月8日にリリースされた。タイトルどおり、バンドの原点を確認・更新する内容になっている。また、この作品のレコーディング風景が、同年12月9日放送のNEWS ZERO「カルチャー」コーナーでドキュメンタリーとして取り上げられるなど、熱心な音楽リスナーだけでなく、世間がひとつのカルチャーとして注目する存在である。「ROCK BAND (feat. SATOSHI, KO-JI ZERO THREE」は、前述したアルバムの他に、2010年11月3日に発売となった「SPIRIT OF PROGRESS E.P.」にも収録されている。なお、メンバーのKjは他アーティストの楽曲プロデュースやリミックスも多数手掛けている。2012年春、ベーシストIKUZONEが急逝。「Walk with dream」（大塚製薬「ポカリスウェット」CMソング）は、彼らの2枚目の配信シングル。IKUZONEのラストレコーディングとなった楽曲である。ジャケットには、生前IKUZONEがギターや自身のファッションに多用していた赤と青に色づけされた15周年ロゴが採用されている。

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