毎回、あるテーマ、もしくはある年代を元に、両出演者がルーツミュージックをセレクト。セレクトしたアルバム、楽曲、アーティストなどについてだけでは なく、その音楽を聴いていた当時、その音楽に出逢った当時の思い出などを、お互いがお互いに突っ込みあいながら“赤裸々に”語ります。
　また、右上の「動画コメント」では、両者の取材当時のヘヴィ―ローテーション＆リコメンド作品を紹介。爆笑のアドリヴコメントとともに、音楽三昧の日々を送 るリアルな２人についてもお楽しみいただけます。

U1： 『Ja,Zoo』hide with Spread Beaver

　hide。（1964年12月13日 - 1998年5月2日）は、日本のミュージシャン、アーティストであり、日本屈指のロックバンド、X JAPANのギタリスト。X JAPANでは大文字で「HIDE」、ソロ活動では小文字で「hide」と、表記を区別している。33歳没。他界後も絶大な人気を誇る。1994年2月、初のソロアルバム『HIDE YOUR FACE』を発売。同年3月から4月にかけて初のソロツアーを敢行。1996年、自らレーベルLEMONed（レモネード）を立ち上げる。1998年1月1日、hide with Spread Beaverとして朝日新聞紙上に全面広告を掲載。同年1月28日、シングル「ROCKET DIVE」をリリースした。5月2日、急逝。5月13日、シングル「ピンクスパイダー」、5月27日にシングル「ever free」を、生前に予定されていた通りにリリース。 7月23日、zilch（レイ・マクヴェイとポール・レイヴンと共に結成した音楽ユニット）としての1stアルバム『3・2・1』が発表される。10月21日、未発表曲としてシングル「HURRY GO ROUND」がリリース。これは生前に録っていた仮歌の音源を使用して、hideと共に最もレコーディング作業に深く関わっていたI.N.Aが完成させた。11月21日、アルバム『Ja,Zoo』発売。このアルバムは生前には未完成であったが、Spread Beaverのメンバーや、サーベルタイガー時代からの仲間であるkyoや菊地哲などの参加により完成に至った作品である。

UZ： 『FOLLOW THE LEADER』KORN

　1990年以降、世界的に台頭してきたラウドロックというジャンルのパイオニア的存在。米国出身。ラップというスタイルだけでなく、HiPHoP特有のリズム感を取り入れ、他のラウド系バンドとは一線を画す存在。ボーカルのジョナサン・ディヴィスが手掛ける歌詞のダークな世界観も特徴で、これは彼が幼少時に虐待を受けていたこと、若い頃に葬儀屋の死体防腐処理の仕事をしていたことに、影響されていると言われている。また、彼らの作品には、公式では歌詞が掲載されていない（日本盤などで掲載されているものもあるが、公式ではない）。これに関してジョナサンは、「目で読むのではなく、耳で聴いてほしい」と発言している。『FOLLOW THE LEADER』は、1998年リリースのサードアルバム。元N.W.Aのアイス・キューブやLimp Bizkitのフレッド・ダーストをゲスト・ボーカルに迎えている。なお、最初の12トラックは無音であり、曲は13曲目から始まる。全作品の中で最高の売上を記録した、彼らの代表作のひとつ。

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