「テントウムシになりたい!」(UKI) 震災振替公演を行ったシャカラビ
SHAKALABBITS | 2011.04.13
SHAKALABBITSが、2010年の年末からスタートし、全国22公演のツアーのファイナルとなる「密林 ジャングルTOUR 2010-2011 FINAL」を4月10日に新木場STUDIO COASTで行った。
この公演は、去る3月12日(土)に開催予定だったツアーファイナルの大震災の為の延期公演。予定より約1ヶ月遅れで5ヶ月 にわたる全国ツアーを白熱のステージで締めくくった。
SHAKALABBITSは震災直後から、被災者の支援活動としてファンへ向け義援金の募集やコンサートグッズの売り上げの一部を義援金にあてるなど、積極的な発信を行ってきた。
この日、会場には再演を待ち望んでいた若い2,500人のファンが集結。全31曲、3時間にも及ぶ熱狂のライブを敢行した。
アンコールのMCでボーカルのUKIは、雨が降って、風が吹いて、何度草木から振り落とされても、常に休む事なくあきらめないで、上に駆け上り続けるテントウムシの姿に、自身の経験と今回の震災を重ね合わせ、「テントウムシになりたい!何度落とされても、それを飛び越えてやろう!」と会場のファンと被災地へエールを送った。
また、アンコールの最後にはSHAKALABBITSの代表曲であり、大きな世界中への人間愛を綴った「Monster Tree」のアコースティックバージョンをボーカルとアコースティックギターのみで披露。会場のオーディエンスと大合唱も印象的であった。
「Monster Tree」は現在、着うた(R) 配信サイト「レコチョク」にてチャリティ配信中だが、この日弾き語りで披露したアコースティックバージョンの模様をメンバー自身がiPhoneで撮影。現在、youtubeで公開中だ。「ニッポン」コールも沸き起こった、ポジティブなエネルギーに満ちた映像を是非一度は観て欲しい。