Superflyニューアルバムのラストナンバーは、メロディと声のみの究極の1曲!
Superfly | 2011.04.25
ドラマ『BOSS』主題歌「Rollin’Days」に続く、3rdアルバム「Mind Travel」からの新曲第2弾は歌詞無し。なんと声のみ楽曲「Ah」(※読み:アー)となった。
ちなみにこの楽曲「Ah」は元々歌詞もあり、歌詞有りのものも同じ日に教会でレコーディングされたもの。何故歌詞無しバージョンを制作したかは、越智志帆が楽曲のテーマ「溜息」、そして言葉に出来ない想いを、あえて声(溜息)だけで歌詞の世界観を表現してみたいとの思いに駆られてのこと。歌詞に込めた想いを声(大きなため息)にのせた、メロディと声のみという究極の歌(表現)と言えよう。
いわば、この「Ah」でSuperfly越智志帆が楽曲に込めたのは、言葉にはできない、どんな言葉を重ねても言いつくせない祈り。言葉にしきれないから歌うということ。このきっかけは、自分の周りにいた人との永遠の別れや心の病と闘うファンからの手紙で、そこに綴られた、その悲しみやいろんな感情の持っていきどころを見つけられずにいた志帆は、やがてそうした思いを「小さなため息ではなく、大きなため息として解き放たせたい」と、レコーディング場所に教会を選び、気持ちをこめて歌ったという。
ロックなM-1「Rollin’Days」で幕を開け、アカペラのM-14「Ah」で最後を飾る、このニューアルバム。Superflyの新たなるエポリューションを是非このアルバムより感じて欲しい。