さかいゆう 一人多重奏全国ツアー遂にファイナル!
さかいゆう | 2011.04.27
4月26日、渋谷Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREにて、さかいゆう全国ツアー「さかいゆうTOUR 2011”ONLY YU”#1」がファイナルを迎えた。
今ツアーは、2011年3月にリリースされたミニ・アルバム「ONLY YU」を引っ提げ、3月20日(日)広島県・広島cafe jiveを皮切りに全国8箇所9公演が行われた。当初、3月13日(日)に同所でスタートするはずだったが、東日本大震災の影響でやむなく延期となり、初日の振替公演:4月26日(火)の同公演がツアー・ファイナルとなったもの。
ツアーと連動したアルバム「ONLY YU」はタイトル通り、作詞、作曲、アレンジはもちろん、すべての楽器を一人で演奏したという“一人多重奏(ソロ・ケストラ)”による完全ハンドメイド・アルバム。シンプルでダイレクトな弾き語りから、重厚なバンドサウンド(あくまで一人多重奏)まで、シンガー・ソングライター“さかいゆう”の独自のポジションを確立したまさにオンリーワンな作品となった。
“一人多重奏(ソロ・ケストラ)”による作品の世界観をどの様に表現していくのか期待と注目が集まる中、ツアー・ファイナルが幕を開けた。ライブは、キーボードやループマシーンを器用に使いこなし、その場で即興的に声を重ねて作っていく~ONLY YU theme~からスタート。
徐々に曲を作り上げていく脅威的なパフォーマンスにオーディエンスはくぎ付けに!!
「さかいゆうTOUR2011 “ONLY YU”♯1 ファイナル始めるぞ!!」という掛け声と共にアルバム楽曲「AHEAD」「ケセラセLife」「ソングライダー」と続けて披露、早くも会場は一人多重奏(ソロ・ケストラ)ワールド全開になった。
「改めましてさかいゆうです。今日は事実上ファイナルということで、たくさんの友人やお客さんに来て頂いて…。皆さんお忙しい中 こうして遊びに来てくれて本当にありがとう。」 と会場に呼びかけると、さかいゆうの音楽人生の中で影響を受けた人の一人である山下達郎氏の楽曲「FUTARI」を落ち込んでいる時に助けられた曲であり、その曲を演奏する事が出来き本当に幸せだと述べ、しっとりと披露した。
ファーストアルバム「Yes!!」に収録の「ウシミツビト」やインディーズ時代からの名曲「無言の月」で会場は幻想的な空間へと変わっていくと、続く「週末モーニン」では打って変わってアップテンポのナンバーへ。オーディエンスからはクラップが沸き起こった。煽りながらもトラックを完成させた「SHIBUYA NIGHT」ではコール&レスポンスで会場を盛り上げた。
「勝てないことやどうにもならない事ってありますけど、負けたくないですよね。負けないコツって知ってますか?『諦めないことです。』長い旅になるかもしれないですけど、僕も含めて皆で日本を取り戻しましょう!!」
「次の曲は世界平和も大切ですが、『自分の周りの人を大切にしましょう』というマザーテレサさんの言葉からインスピレーションを受けて作った曲です。」と「It’s YOU」をパフォーマンス。人気楽曲「train」や、さかいゆうのデビュー曲「ストーリー」で本編は終了した。
アンコールでは、「BEAT CONECCTION 2010」出演時に伝説の名パフォーマンスとして話題となった「Rock With You」や「夏のラフマニノフ」、そして4月27日よりオーガスタサウンドにて配信が決定している童謡のカバー「ふるさと」を披露。
全14曲全てを一人多重奏(ソロ・ケストラ)で演奏し、さかいゆうのその唯一無二の存在を存分に魅せた「さかいゆうTOUR 2011 “ONLY YU”#1」はオーディンエンスの大歓声と拍手の中、は大盛況に幕を閉じた。
【最終公演詳細】
- さかいゆうTOUR 2011”ONLY YU”#1」最終公演
- 2011年4月26日(火) 18:30 OPEN / 19:00 START
- 動員数:320人
- SET LIST
- ~ONLY YU theme~
- 01:AHEAD
- 02:ケセラセLife
- 03:ソングライダー
- 04:FUTARI ※カバー曲(山下達郎)
- 05:ウシミツビト
- 06:無言の月
- 07:週末モーニン
- 08:SHIBUYA NIGHT
- 09:It’s YOU
- 10:train
- 11:ストーリー
- ~アンコール~
- 12:Rock With You ※カバー曲(マイケル・ジャクソン)
- 13:夏のラフマニノフ
- 14:故郷(ふるさと)※童謡カバー曲