平井堅、コンセプト・ライヴ「Ken’s Bar」開催!
平井堅 | 2013.05.31
デビューから約20年に渡り“唄”にこだわり続けた日本を代表する稀代の男性ソロシンガー平井堅が、1998年よりマスターとしてトータルプロデュースを務め、自身のライフワークとして開催してきたコンセプト・ライヴ「Ken’s Bar」の、記念すべき開店15周年にあたる2013年5月29日に、日本武道館にてファンクラブ会員限定1万人を動員した「Ken’s Bar 15th Anniversary Special Vol.1」が開催された。
この日のステージは、平井堅自身が幼少期に熱狂して見ていたTV音楽番組「ザ・ベストテン」や「ザ・トップテン」等々を彷彿させる演出で、ミラーゲートから、Ken’s Bar15周年に相応しい正装のスーツ姿で登場。もちろん恒例のバーカウンターも設置されている。
さっそく1曲目から自身の代表曲の1つでもある「瞳をとじて」、そして2曲目には最新シングル「告白」を、立て続けに披露。Ken’s Barの魅力の1つであるアコースティック編成でのパフォーマンス・歌声に、冒頭からファンは酔いしれた。そして挨拶代わりのMCで「Ken’s Barへようこそ! 平日の夜にも関わらずたくさんの方にお越しいただき、ありがとうございます。Ken’s Barは1998年5月29日にON AIR Okubo PLUS(現在は閉店)で始まり、今日でめでたく15周年を迎えられました。いままで続けてこられて感謝の気持ちで一杯です。今日はKen’s Bar 15th Anniversary Special Vol.1ということで、事前にファンクラブの皆さまに歌ってほしいオリジナル曲、カバー曲のリクエストを募りました。15にちなみ、カウントダウン形式で第15位から発表させていただきます。ちなみに、やらせ、操作は無しです(笑)」と、ジョーク交じりでファンの笑いを誘った。
続いてKen’s Barの醍醐味とも言えるカバー曲をメドレー形式でTOP5から披露。名曲、ヒット曲のオンパレードで、スティーヴィー・ワンダーの「I Just Called To Say I Love You(邦題:心の愛)」、EXILEの「Ti Amo」、福山雅治の「桜坂」を、そして会場がアッと驚くゴールデンボンバーの「女々しくて」、最後には数々のビッグアーティストたちもカヴァーして歌い継がれている中島みゆきの「時代」と、全曲初披露のカバー曲となり、ファンを心から楽しませた。そして平井堅直筆のカバーアーティストにまつわる似顔絵入り曲紹介も、会場をほっこりさせる演出となった。本人は「(平井堅直筆の)この似顔絵、会場で1枚50円で販売しています(笑)。」と愛嬌のあるMCに、会場がドッ沸いた。
七夕に開催されることが恒例化しているこの祭典だが、今年の7月6日・7月7日に「Ken’s Bar 15th Anniversary Special!Vol.2」が、2003年の七夕以来となる10年ぶりの沖縄県・宜野湾海浜公園屋外劇場にて開店されることが発表され、会場は歓喜の渦に巻き込まれた!
今回の「Ken’s Bar」は記念すべき15周年開店ということで、自身初となる2夜連続の武道館公演が用意され、2日目の5月30日はその模様を全国の映画館で同時生中継するライブビューイングも実施(5月30日は一般公演)。ライブビューイングも自身初の試み。
【Ken’s Bar 15th Anniversary Special!Vol.2 】 2013年7月6日(土)、7月7日(日)沖縄県・宜野湾海浜公園屋外劇場