コブクロ、大阪で原点回帰となる5年ぶりの電撃ストリートライブを敢行!
コブクロ | 2013.10.17
12月18日に4年4ヶ月ぶりのオリジナルニューアルバム『One Song From Two Hearts』をリリースするコブクロが、結成の地大阪で久々かつ告知なしでの電撃ストリートライブを行った。
ストリートライブは、2008年12月にスタッフにすら予告なしで行った東京でのストリートライブ以来5年ぶりだが、大阪では本人たちの記憶にもほとんどなく、イベントやプロモーションビデオの撮影以外では、恐らくメジャーデビュー以来初となるストリートライブとなった。
今年2013年は全国ツアー「One Song From Two Hearts」を開催して、ファイナルは京セラドームで3万6,000人の前でのパフォーマンスだったコブクロだが、もともとストリートでお客さんとの距離が近いところでライブをやってきた。ふたりは久々に近い距離でのライブをやりたいと自ら思いたち、コブクロならではの方法ということで、スタッフの心配もよそに、ストリートライブを行うことを決めた。
前日に看板やチラシを手づくりしたコブクロのふたり。もちろんストリートライブは音響も立てず、小渕のギターと2人の歌のみで、告知も一切なし。ギターケースに「コブクロ」という看板を自ら立て、12月のアルバム告知チラシも自分たちで配った。
全くお客さんがいない夕方の大阪駅前に、おもむろに出ていったふたり。通行人は本当にコブクロなのかと目を疑ったが、身長差を見てコブクロとわかると、瞬く間に本人たちの前に人だかりができた。スタート直後には300人程度の人だかりになった。
「大阪でストリートはメジャーデビュー以降やっていないので、どうしてもやりたいとお願いしました」と小渕。ストリートでずっとやってきた「轍―わだちー」からスタートした。2曲目は、今ふたりがもっとも歌いたい曲「One Song From Two Hearts」。ツアーでも1曲目、今回のアルバムでも1曲目、今のコブクロを象徴する楽曲のひとつであり、休養からあけて、2つの車輪が順調に回転していること、ふたりでコブクロであること、そして見てくれている人とコブクロで曲ができてくるということを歌っている。
すでに広場は人でいっぱいになり、結果1,000人もの人だかりとなった。「路上ではじめて歌った「桜」といううたを聴いて下さい」というMCとともに、「桜」を披露。「スピーカーは入れませんでした。これが本当のストリート、聞こえずらいかもしれないけど、楽しんで下さい」と、ラストに「YELL~エール~」をパフォーマンス。
終了後、ふたりは、「昔を思い出した…」とコメント。「ドームをやって2ヶ月経つけどどうしてもストリートをやりたかった。原点回帰というありきたりのいい方だけど、「One Song From Two Hearts」というタイトルにふさわしくストリートができてよかった」と語った。ふたりでコブクロ、ストリートが原点ということを強く印象付けたストリートライブだった。
コブクロの最新アルバム『One Song From Two Hearts』は12月18日リリース。久々のアルバムということで、まだまだ企画も目白押しのようなので、今年のコブクロの動向に注目しよう。
セットリスト
1. 轍-わだち-
2. One Song From Two Hearts
3. 桜
4. YELL~エール~
リリース情報
One Song From Two Hearts(初回生産限定盤)[CD+DVD]
発売日: 2013年12月18日
価格: ¥ 3,429(本体)+税
レーベル: ワーナーミュージックジャパン
収録曲
1. (Are you all set?)
2. One Song From Two Hearts
3. 紙飛行機
4. リンゴの花
5. ダイヤモンド
6. SPLASH
7. 未来切手
8. モノクローム
9. あの太陽が、この世界を照らし続けるように。
10. GAME
11. 流星
12. Blue Bird
13. LIFE GOES ON
14. 蜜
15. 今、咲き誇る花たちよ