ゆず、新曲MVを2曲同時公開!蜷川実花と6年ぶりコラボ&二階堂ふみが少女を熱演
ゆず | 2013.11.01
ゆずが11月13日にリリースする両A面シングル『雨のち晴レルヤ / 守ってあげたい』のミュージックビデオを、ゆずYouTube O?cial Channnelにて公開した。
NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』主題歌になっている「雨のち晴レルヤ」のミュージックビデオを手がけたのは、女性写真家で映画監督も務める蜷川実花。ゆずとは2007年に発表された楽曲「明日天気になぁれ」のミュージックビデオを手がけて以来、6年ぶりのタッグとなる。
本作では、哀愁と叙情ある “和テイスト”の楽曲を大正~明治時代の空気感や旧き良き日本の文化で表現。スタジオに舞台セットを特設し、楽曲の展開にあわせリアルタイムに舞台がめまぐるしく変化していく。人ごみの喧噪にまぎれ登場するゆずをはじめ、なにげない人々の生活や表情に触れ、自然と心が晴れやかになっていくさまを、温もり溢れるテイストと独自の色合いで表現した。映写機を用いたプロジェクションマッピングも随所に使用され、過去と現代の音楽・アートが融合されたミュージックビデオとなっている。また、本作では蜷川実花の父で演出家・蜷川幸雄氏も撮影協力として参加。“蜷川組”と称される役者たちが多数登場し、ゆずの脇を固めた。
ゆず「雨のち晴レルヤ」
一方、「守ってあげたい」は、若手女優・二階堂ふみが主演するショートムービー風ミュージックビデオ。幼い頃からバレエに打ち込み、大舞台を夢見てひたむきに前に進んでいくものの、周囲に馴染めず孤独な女の子・ふゆ(二階堂)と、ふゆが古びたおもちゃ屋で出会い、いつも傍らでふゆを見守ってきたクマのぬいぐるみ・クマタロ。人とぬいぐるみを通して、自分が「守りたいもの」「守られていたこと」を再認識することのできる、心温まる絆のストーリーになっている。
かつて何度かバレエ経験があったという二階堂だが、本作の撮影に向け、多忙な日々の合間を縫って数年ぶりにバレエの練習に励み、みゅーじっくビデオでは可憐なダンスシーンを披露。また、中盤には制服姿のまま学校のプールに飛び込む体当たりの演技にも挑戦した。
「守ってあげたい」のメガホンをとったのは、映画『百万円と苦虫女』や『ふがいない僕は空を見た』、そして11月9日に公開される映画『四十九日のレシピ』などを手掛けたタナダユキ。ラブソングを新たな視点で広げ、愛情を超えた深みのある物語を紡ぎだした。
また、ミュージックビデオ公開と同時に、蜷川実花が撮影した同シングルのジャケット写真と最新アーティスト写真も公開された。
■タナダユキ監督コメント
「守ってあげたい」という曲に導かれるように、ひとりぼっちの女の子「ふゆ」と、くまのぬいぐるみの「クマタロ」の物語が出来ました。
主演の二階堂ふみちゃんは、時間もなく忙しいさなか、必死にバレエのレッスンに通い、「ふゆ」という人物に瑞々しい命を吹き込んでくれました。
余談ですが、ふゆが通学する高校(関東のお嬢様学校という設定)の制服には「K」と「J」の刺繍が施されています。「クマタロ女学院」。これはスタッフの遊び心ですが、現場でふみちゃんが「通称“クマ女”と呼ばれている」と言っていました。豊かで広がりのある楽曲と、二階堂ふみちゃんのひたむきな姿が、多くの人に届くといいなと思っています。
ゆず「守ってあげたい」