DREAMS COME TRUEが12月20日、ネスレ日本の創業100周年を記念したイベント「the Nestle Japan 100th Anniversary SPECIAL LIVE 2013 ~MADE OF GOLD~」（横浜アリーナ）に出演。ヒット曲・代表曲を次々と披露し、約12,000人の観客を魅了した。

まずはオープニングアクトのFUZZY CONTROLが登場。WOWOW「NBAバスケットボール13-14シーズン」のイメージソングに決定した「The way you decide」など5曲を演奏、迫力あるロックサウンドをアピールした。

そして、ついにドリカムのライブがスタート。「ネスレ100周年のイベントに呼んでいただいたおかげで、年末にみんなと会える機会を持てたことがとても嬉しいです！」という吉田美和の言葉とともに、まずは「ネスカフェ　ゴールドブレンド」のタイアップソング「MADE OF GOLD ?featuring DABADA?」がライヴ初披露された。この曲は「ダバダ~」で知られる楽曲「めざめ」を取り入れたナンバー。豊かなグルーヴを感じさせるバンドサウンドと吉田のソウルフルなヴォーカルが心地よく響き、観客の興奮も一気に上がった。

「第64回NHK紅白歌合戦」の演奏曲として発表されている「さぁ鐘を鳴らせ」（ライヴ中のMCで吉田は「陸前高田に行って歌ってくるね。“大丈夫、大丈夫”ってテレパシー送って！　みんなの気持ちも持っていくからね」とコメント）、‘95年のヒットシングル「サンキュ.」、ポジティヴなメッセージが伝わる「何度でも」など、ドリカムのキャリアを象徴する楽曲もたっぷり。「年末のパーティ気分ということで、“ワンダーランド”でしかやらない曲もちょいちょい織り交ぜ てます」（吉田）というコメント通り、新旧のヒット曲を含む豪華なステージが展開された。さらに12月11日にリリースしたAEON SPECIAL 10WEEKS!コラボレーションソング「この街で」、ウィンターソング定番曲「WINTER SONG ~DANCING SNOWFLAKES VERSION~」といったきらびやかな冬の雰囲気を想起させるナンバーも披露され、会場に温かい一体感を生み出した。

また、この日だけのスペシャルな演出も。まずはドリカムのメンバーとも親交が深い絢香が登場、ネスレキットカット40周年記念テーマソング「ありがとうの輪」を歌い上げた。ラストは絢香を交えて「うれしい！たのしい！大好き！」をセッション、華やかなムードのなかイベントは終了した。

2014年にデビュー25周年のアニバーサリー・イヤーを迎えるDREAMS COME TRUE。奥深い音楽性、質の高いステージングを改めて示したこのイベントによって、ドリカムは新たな充実期を迎えることになりそうだ。