今年9月にアルバム『僕は君に武器を渡したい』でメジャー・デビューを果たした、それでも世界が続くならが、前作からわずか4ヵ月でリリースするミニアルバム『明日は君に会いに行くから』のリード曲「成長痛」ミュージックビデオが日本クラウン公式You Tubeにて公開された。

これまで「シーソーと消えない歌」、「水色の反撃」、「参加賞」と衝撃的なドラマ仕立てのミュージックビデオが話題となってきた“それせか”だが、今作も過去作品と同様にメンバーの盟友でもある映像ディレクター藤井健氏が監督を務めている。

ただし作風はこれまでと異なり、ドラマ要素は排除されている。演奏シーンと両軸を成しているのは、これもインディーズ時代から彼らの全ジャケットを手がけているイラストレイター・おおはましのぶが作品を描いている光景だ。

「成長痛」という楽曲のテーマに即し、飾ることなくバンドの現在地を表現したいという監督の狙いで制作された今回のミュージックビデオでは、インサート・カットにレコーディング風景やメンバーのオフショットが使われるなど、これまで以上にバンドの人間性が垣間見られる作品となっている。

それでも世界が続くなら「成長痛」

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