Rakeと中孝介が台湾の映画『KANO』主題歌で共演、10万人の前で初披露!

Rake、中孝介 | 2014.01.01

Rakeと中孝介のふたりと、台湾のアーティスト范逸臣(ファン・イーチェン)、Suming舒米恩(スミン)、羅美玲(ルオ・メイリン)がコラボを組んで、2014年2月27日に台湾で公開され、3月7日に大阪アジアン映画祭のオープニング作として上映される映画『KANO』の主題歌を担当することが明らかになり、31日に台湾・台南市で行われたカウントダウンイベントで初披露された。

映画『KANO』は、台湾における1931年の日本統治時代に日本人・原住民・台湾人の三民族で構成された野球チーム、嘉義農林学校野球部が夏の甲子園で準優勝を果たした史実をもとに描いた作品で、『海角七号 君想う国境の南』『セデック・バレ』で台湾映画史上記録的な興行収入を上げ、“台湾のスピルバーグ”と呼び声の高い映画監督・魏徳聖(ウェイ・ダーシェン)とプロデューサー黄志明(ホアン・ジーミン)がタッグを組み、『セデック・バレ』にも出演した馬志翔(マー・ジーシャン)が初監督を務めた作品。

主題歌となった「勇者的浪漫~風になって~」は、同映画のプロデューサーを務めるウェイ監督の「嘉義農林学校野球部のように日本と台湾の混成チームでやりたい」という想いから始まり、2011年に日本で大ヒットした「100万回の「I love you」」を聴いた監督がRakeに楽曲制作を依頼、そして『海角七号~君想う国境の南』に出演した中孝介をはじめ、かねてからの仲間である范逸臣、原住民シンガーソングライターとして活躍するSuming舒米恩、『セデック・バレ』に出演した羅美玲ら、台湾で活躍中のアーティストにも参加依頼をして、海を越えた日本と台湾のスペシャル・コラボが実現した楽曲となった。

レコーディングは日本と台湾で行われ、楽曲の中にはウェイ監督の提案で中国語パートや原住民のコーラスが盛り込まれたり、映画制作スタッフとともに監督自らコーラスの歌入れに参加するなど想いが込められた作品に仕上がった。

この日行われたイベントは台湾・台南市で行われた年越しライブで、全11組のアーティストがパフォーマンスを行い、この日のスペシャルなライブを観ようと約10万人が集まった。

初めて台湾を訪れたRakeは、「僕は日本の仙台市に住んでいます。2011年3月11日に起きた東日本大震災で大変な被害を受けた時に、真っ先に沢山の援助をしてくれたのは台湾でした。ありがとう!」と話し、ワールドプレミアとして初披露された「勇者的浪漫~風になって~」はこのイベントの一番最後の大トリでパフォーマンスされ、集まった10万人の大観衆はこの日一番の熱狂的な盛り上がりをみせ、会場は興奮の渦に包まれ幕を閉じた。

なお、映画『KANO』は日本での公開はまだ未定となっている。

Rakeオフィシャルサイト: http://www.rake.jp/
中 孝介オフィシャルサイト: http://www.atarikousuke.jp/

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