山崎まさよし、木村大作監督最新作『春を背負って』の主題歌に決定!
山崎まさよし | 2014.01.25
山崎まさよしが、『八甲田山』『火宅の人』『鉄道員(ぽっぽや)』など、日本映画の不朽の名作の撮影を手がけてきたカメラマン・木村大作監督が手がける映画『春を背負って』(6月14日(土)全国東宝系にて公開)の主題歌を担当することが決定した。
今作「心の手紙」は、今年デビュー20周年イヤーをスタートさせる山崎まさよしの2014年第一弾の作品となる。映画を観てから作品作りに入ったという山崎は、今作について「息子が父に向けて書いた手紙のようになればという想いを込めた」と語り、映画本編同様“自分の居場所”をテーマとするバラード曲に仕上げている。
今回、山崎まさよしを起用した経緯として映画プロデューサーの片山怜子は「山崎まさよしさんが紡ぐ情感あふれる歌詞と柔らかく伸びやかな歌声が、本作で描く厳しい自然の中で強く生き抜く人々を優しく包み込んでくれると思いオファーした」という。
主題歌を聞いた松山ケンイチは「山崎まさよしさんが撮影現場に一緒にいらっしゃったと思える様な楽曲で心にしみました。」と語り、木村監督は「エンドロールには立山連峰の美しい自然と四季が描かれていますが、その画に詞も見事に調和した素晴らしい曲」と大絶賛。スタッフ・キャストが待ち望んだ主題歌が誕生した。
映画は、標高3,000mの立山連峰に立つ“菫(すみれ)小屋”を舞台に描かれる父と子、そして“家族”の物語。主演は松山ケンイチ。共演には蒼井優、豊川悦司、小林薫、檀ふみなど、若手からベテランまで、日本映画を代表する演技派が集結している。
■山崎まさよし コメント
この映画を観ていてすごく印象を受けたのは、山そのものが先に逝った父親の残した財産であり、遺書であるという事。主題歌「心の手紙」は、息子が父に向けて書いた手紙のようになればという想いからこのような歌になりました。先立った人の意思をゆっくり受け継いで生きていけば、おのずと自分の“居場所”というのが見つかる気がしました。今、木村監督の居場所はこの映画の中にあるような気がしました。