25周年の真心ブラザーズの全国ツアーが渋谷クアトロからスタート!

真心ブラザーズ | 2014.04.12

2014年にデビュー25周年を迎え、自身の新レーベル“Do Thing Recordings”を設立。第一弾シングル作品「I‘M SO GREAT!」を3月19日にリリースした真心ブラザーズ。今春に全国ロードショーされた劇場版『猫侍』の主題歌となった本作は、YO-KINGが映画を観て一気に書き下ろした、疾走感溢れるメロディーに自分自身を褒めて鼓舞する歌詞。まさに、今春新生活を迎えるにあたってピッタリの応援ソングである。

そのリリースツアー『WE ARE SO GREAT!~俺たち、エライよね~』の初日が4月11日(金)渋谷クアトロにて行われた。今回のツアーは以前からYO-KINGが「ライブハウスでロックン・ロールショーがやりたい!」と望んでいたことから、真心ブラザーズのYO-KINGと桜井秀俊に加えて伊藤大地(Dr)と岡部晴彦(Ba)のリズム隊のみの今ツアー用の4人編成を組んだ。そして、バンド名を“Low Down Roulettes”と名付け、セットリストもロックへのこだわりが垣間見られるものであった。

新曲「I‘M SO GREAT!」では、満員で埋め尽くされたフロアーとのコール・アンド・レスポンスで盛り上げると、ライブ終盤はこれぞ“ロック”を印象付ける圧巻のパフォーマンスであった。

もちろんロック色を打ち出した中にも、ハーモニカやアコースティックギターの温かみのある音色に酔いしれる楽曲もしっかりと披露。さらにMCでのYO-KINGと桜井秀俊のやり取りにはフロアーから大きな笑いが起こった。特にYO-KINGはライブハウスでのロックライブにも関わらずニットにシャツを着た姿で登場した桜井秀俊の姿が終始気になったようで、MCごとに突っ込みを入れてはフロアーを笑いに包んでいた。ライブ中にニットを脱ぐに脱げなくなった桜井が、今後のツアー公演もニット姿で登場するかどうかは、各会場で確かめてみてほしい。

真心ブラザーズの魅力を十分に堪能することができるツアーになることは間違いないと確信した一夜。ツアーを回ることで“Low Down Roulettes”が、より成熟しパワーアップしたかたりでファイナル公演のEXシアターに戻ってくると思うと、今から楽しみで仕方がない。

全国ツアーの合間にも真心ブラザーズは、ARABAKI ROCK FEST.14への出演や、桜井秀俊がスーパーバンド“桜井秀俊とザ・キラーストリート・スライダーズ”を編成して所属事務所40周年記念イベント「SMA AWARDS 2014 ~輝く!日本エスエムエー大賞~」へ出演することが発表されている。新譜リリースに全国ツアー開始、さらにはフェスへの出演と、デビュー25周年アニバーサリー・イヤーの動きが活発化し始めてきた。

スペシャル RSS

もっと見る

トップに戻る