TOC 自身のHIP HOPレーベルがユニバーサルJと契約しメジャーデビューすることを発表

TOC | 2016.02.29

 TOC(Hilcrhyme)が2ndソロツアーのファイナル公演で、自身のHIP HOPレーベル「DRESS RECORDS」がユニバーサルJと契約をしたことを発表。

 第1弾アーティストはTOC。今後はTOCがプロデュースするアーティストの作品もリリースしていく予定。

 HilcrhymeのMCとしても活動するTOCが、ソロとしての2ndアルバム「SAFARI PARK」を今年1月6日にリリース。そのリリース・ライヴとなる全国ツアー「TOC LIVE TOUR 2016【SAFARI PARK】」が、2月28日に東京は渋谷duo MUSIC EXCHANGEにてファイナルを迎えた。

 彼の地元である新潟から名古屋、大阪、福岡を駆け抜けたこのツアー、東京でも開場前から多くのTOCファンが渋谷duo前に集い、会場は超満員。このライヴの期待度の高さを伺わせる。

 開場の明かりが消え、真っ暗な舞台にTOCとバックDJであるDJ松永(Creepy Nuts)が登場。そして、TOCの「東京!」という煽り共に、“SAFARI PARK”からライヴはスタート。開場のテンションは一気に上がり、観客も全員が手を上げ、サビは大合唱し、TOCを迎える。「ご来園ありがとう。俺が当サファリ・パークの管理人、兼調教師のTOC」と挨拶すると、「俺が盛りあげるからついてこい!」との言葉から“MIGHTY CODE”~“TURN BANK LOOSE”~“HUMANOIDO”とメドレー形式で展開。曲間をノン・ビートでのフリースタイルで繋げて行く展開に、彼のラッパーとしてのタフなアピールを感じさせられた。そしてDJ松永のターンテーブル・プレイとTOCの掛け合いで構成される“CUTS IN THE KITCHEN”、会場全員がジャンプする“DISOBEY”など、ボルテージは最高潮に登り、TOC自身も身に付けていたネックレスが千切れてしまうほど、アグレッシヴに動き回り、会場を一体化させていく。

 「女の子の為に歌います」というMCに続いては、最前列の女性ファンに語りかけるように歌う“2 FACE”や、そこからの“X9X”~“Ray”などエモーショナルな楽曲を披露し、“JENGA”で観客とハイタッチしてライヴは一旦終了。

 アンコールのMCでは彼のHIP HOPレーベル「DRESS RECORDS」がメジャー・レーベル:ユニバーサルJと契約した事を発表。ソロとしてはインディで活動してきたTOCだが、これからの作品はメジャーとしてリリースされる事となる。それについて「リスナーにもっと楽しい物を提供する為に、より大きな広がりを持つ為に、メジャーと契約を結んで、その思いを形にしていきたい」と話した。また、アーティストとしてだけでは無く、レーベル・ヘッド/プロデューサーとして、新しいアーティストも発掘/リリースしていくと言う事なので、その展開にも期待したい。

 そして「もっと踊りたい」という観客からのコールに応えて“HATE”でライヴを締めくくったTOC。ライヴの最後に、Hilcrhymeのリリースが今後予定されていることも発表されたが、同時に「HilcrhymeのTOC(トク)としてだけでは無く、ソロMCのTOC(ティーオーシー)としても、もっと活動していく。生半可な覚悟じゃない!」と高らかに宣言。それは、これからの彼の行く先となるロード・マップと決意を明らかにしたとも言える。そして、その先にしっかりと期待を持たせるような、充実のライヴは、会場からの万雷の拍手で幕を閉じた。

リリース情報:
2nd Album「SAFARI PARK」発売中

NTOC-001 ¥2500(tax in)



Hilcrhymeライブ情報
Hilcrhyme 10th Anniversary LIVE 「PARALLEL WORLD」

日時/2016年4月15日(金) 18:00開場 19:00開演
会場/東京 ディファ有明
6月に結成10周年を迎えるHilcrhymeの2016年ワンマンライヴ第1弾!
Anniversary Yearの幕開けを飾る、一夜限りのスペシャル公演!!


2nd Album「SAFARI PARK」トレーラー

リリース情報

SAFARI PARK

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SAFARI PARK

発売日: 2016年01月06日

価格: ¥ 2,315(本体)+税

レーベル: naoplan

収録曲

1.WELCOME TO THE JUNGLE (Intro)
2.SAFARI PARK
3.MIGHTY CODE feat.ROWSHI
4.Mr.K (Interlude)
5.JIMOTO
6.TSUMETAI-NICHIYOBI
7.SOLDER (Interlude)
8.HATE
9.HUMANOID
10.TURN BANK LOOSE
11.SAIKORO(Interlude)
12.SUGOROKU
13.X9X
14.IAM(Interlude)
15.JENGA

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