Bentham、注目のニューアルバム「MYNE」についてのオフィシャルインタビュー&全曲セルフライナーノーツ公開!!
Bentham | 2019.03.01
新作アルバムが話題となっている4人組ロックバンドBenthamが、リリースしたばかりの2ndフルアルバム『MYNE』のオフィシャルインタビューと、メンバーによる全曲セルフライナーノーツを公開した。
今回のオフィシャルインタビューとは別に、本インタビュー取材が大変盛り上がりロングインタビューとなった為、より深く掘り下げた内容の完全版オフィシャルインタビューと全曲解説をBenthamのオフィシャルHPに掲載している。こちらも是非チェックしてほしい。
また、今週末3月3日(日)にはタワーレコード渋谷店とタワーレコード新宿店の2会場でアルバム発売記念インストアライブを行う。
それぞれの会場で異なるセットリストとバンド編成でパフォーマンスするとの事、アルバム収録全10曲を、この日丸一日で聴けるイベントとなっているので、こちらのインストア・サーキットもお見逃しなく。
【オフィシャルインタビュー】
Bentham、リスナーの勘違いを解くために完成させた変化のニューアルバム『MYNE』
2017年のメジャーデビュー以降、数多くの大型フェスに出演して熱いパフォーマンスを繰り広げている生粋のライブバンドBenthamが、前作から約1年9ヵ月ぶりとなる2ndアルバム『MYNE』(読み:マイン)をリリースした。今作には「ウルトラマン」シリーズの最新作『ウルトラマン ニュージェネレーションクロニクル』のオープニング曲として話題の「Hope the youth」など、全10曲を収録。持ち味のキャッチーで骨太なバンドサウンドはそのままに華やかなダンスミュージックを取り入れるなど、これまで以上にバライエティ豊かなアレンジに踏み込んでいる。その変化の理由は何なのか。メンバー4人に聞いた。
――今回、初めてリード曲に「cymbidium」(読み:シンビジウム)っていうミディアムナンバーを選んでますね。大きな決断だったと思いますけど、どうしてですか?
小関竜矢(Vo/Gt):勘違いを解きたかったんです。僕らの曲をより多くの人に聴いてもらいたいって思たったときに、なぜ、いままでTシャツ、デッキーズ(ライブハウスで若者に人気のスタイル)の子たちを盛り上げることに対して躍起になっていたのかを考えたんですね。で、僕らの活動を振り返ったときに、「僕から君へ」とか「アナログマン」「夜明けの歌」みたいな、僕が本当に言いたいを書いた歌ごころのある曲がいちばんの魅力かなって思ったんですよ。必ずしも「ライブで盛り上げること」がいちばんじゃなかったというか。
須田原生(Gt):いままでは自信がなかったんですよね。みんなの体が動いてるとか、声が出てるとか、目に見えて盛り上がってるところしか見えてないところがあって。でも、最近は違いますね。体がノらなくても、ちゃんと良い顔で聴いてくれてれば、ちゃんと伝わってるんだなって感じてプレイできてるんです。だから今回は思い切ったことができたんです。
辻怜次(Ba):変わることを怖がらなくなったんですよね。
――「cymbidium」のプロデュースを手がけた野間康介さんとは、どういうコミュニケーションがありましたか?
小関:まず野間さんは「メロディが良いよね」って言ってくれたので、僕が持ってる一定のジャンルへの偏見をほぐしてくれる作業がありましたね。やっぱり僕はバンドでバーンッてやってるのが好きだから、ライブで再現できないいことをやるのは嫌だったんです。でも、「こう混ぜたら、美味しくなるよ」みたいなのを丁寧に教えてくれて。それで納得しながら作っていけたと思います。
須田:あとはテンポ感を大事にしました。制作の段階ではノリが出ないぐらいテンポを落としたんですけど、「うーん、ダメだ」ってなって。ミディアムテンポではあるけれど、ノリがなくても、ノリが出すぎてもダメっていうのは考えながら作りましたね。
――歌詞はオトコの女々しいラブソング?
小関:実は、主人公は「僕」なんですけど、女性目線のつもりで書いたんですよ。冬に共通する恋愛模様を書いてみたくて。言っておきたいのが、僕の実体験ではないんです。「雪が溶けるほどではないね。」って言ったことないですからね(笑)。この曲は、冬になったらキュンキュンしてほしいっていう気持ちで書いたんですよね。いままでは人のために歌詞を書くタイプじゃなかったから、こういうふうに作ったのは初めてですね。
――アレンジの幅が広いアルバムになりましたけど、これはプロデュースユニットのPRIMAGICがアレンジに関わっていることが大きいですか?
鈴木敬(Dr):チームのほうから、「カラフルなアルバムにしよう」みたいな提案があって。いかに曲ごとのキャラづけをするかっていうのは意識したんです。いままで踏み込まなかったところまで踏み込んでみたりとか、逆にいままでどおり4人の音以外は足さずに作った「ASOBI」みたいな曲もあるし。幅が広いけど、自分たちらしくできたと思います
須田:ちゃんと自分たちの素を出せたんですよね。
――シンセを取り入れたダンスナンバー「MIRROR BALL」はすごく新しいです。
辻:ですよね。もともとの着想はダフト・パンクの『ランダム・アクセス・メモリーズ』なんですよ。人力でクラブミュージックをやってるのがかっこいいなと思って。それをBentham流に落とし込めないかなっていうところからはじまりましたね。
小関:僕のなかのテーマは「もしもクラブに行ったら」なんですよ。
辻:それ、「もしもピアノが弾けたなら」じゃん(笑)。
小関:うん。ガチガチのクラブには行ったことがないから。PRIMAGICの人たちとも、「やりすぎるぐらいのほうがダサくて面白いよね」って話したりしましたね。
――新しい曲調も多いけど、「Cry Cry Cry」とか「BASSBALL」みたいな曲もあることで、いままでのBenthamのかっこよさも際立ったと思います。
須田:うん、そこは考えましたね。
小関:僕がいままでと同じ仕事をしたのが「Cry Cry Cry」です。
辻:ちなみに、自分は「Cry Cry Cry」をリードにしたかったんです。これが、ザ・ベンサムだから。やっぱりメニューが多いと、お店の不安が見えるって言うじゃないですか(笑)。だから「俺はこれを食わせたいんだぜ!」っていう定番メニューを通したかった。でも、みんなで変わっていこうぜっていう方向性があったから、いまは納得してますね。
――アルバムのタイトルを「MYNE」にしたのは?
辻: MINEは鉱山っていう意味なんです。今回のアルバムを作っているなかで、「鉱山」っていう言葉がすごく頭にあって。掘っても、掘っても、俺らはどんどん良い曲を出していくし、良いライブをする。俺らは鉱山みたいなものだ、みたいなことを考えてたんです。でも、英語でMINEだと、所有代名詞のMINEにも捉えられちゃうじゃないですか。で、調べたら、違うスペルで「鉱山」って意味を持つ言葉があったんです。アフリカにアフリカーンス語っていうのがあって、そのMYNEの読みも、マインなんですね。で、いろいろ調べているうちに、この綴りでゲルマンの言葉だと、愛情、希望、自分たちが渇望しているもの、みたいな意味もあって。
――その意味も素敵です。
辻:そう。ひとつの言葉でこんなに意味があるから、これが良いと思いましたね。
小関:このタイトルはめちゃくちゃ気に入ってます。
――今回のアルバムは完全にバンドのターニングポイントになると思います。
辻:うん、すごく自信があります。
須田:「いろいろな要素があるのがBenthamだよ」っていうのを出せたし、いままで自分の好きなものとは違うと思ってた人も振り向かせることのできると思いますね。
小関:現段階の僕らの正解であり、嘘のないBenthamが詰まってる1枚ですね。ようやく純粋に音楽の良さを主張できるタイミングがきたんですよ。これを出すことで、いままででやってきたことも肯定ができると思うんです。勘違いもなくなるだろうし。だから、このアルバムは、今後も僕らはこうやってBenthamをやっていくよっていう意思表示でもありますね。僕らはこのままでは終われない。そういう覚悟を伝えたいです。
■2nd ALBUM『MYNE』オフィシャルインタビュー【完全版】&全曲解説
http://stg-bentham.emtg.xyz/news/detail/492
【Bentham 2月27日発売2nd Album『MYNE』発売記念リリースイベント】
★渋谷会場
<会場> タワーレコード渋谷店5Fイベントスペース
<日程> 2019年3月3日(日)
<時間> 16:00集合/16:30 START(集合場所:5Fイベントスペース)
<内容> ミニライブ&サイン会
■配券種類
<整理番号付きイベント入場券>
■イベント対象CD
2019年2月27日発売 Bentham 2nd Album『MYNE』
・初回盤/CD+DVD/PCCA.04751/¥3,500+税(税込¥3,780)
・期間限定スペシャルプライス盤/CD/PCCA.04752/¥2,000+税(税込¥2,160)
※「整理番号付きイベント入場券」は、初回盤・期間限定スペシャルプライス盤のどちらを購入されましても、1枚ご購入で1枚のみのお渡しとなります。あらかじめご了承ください。
★新宿会場
開催日時:2019年3月3日(日)21:00~
会場: タワーレコード新宿店 7Fイベントスペース
(東京都新宿区新宿3-37-1 フラッグス7F)
http://tower.jp/store/Shinjuku
■イベント内容
ミニライブ&ポスターサイン会
■イベント対象CD
2019年2月27日発売 Bentham 2nd Album『MYNE』
・初回盤/CD+DVD/PCCA.04751/¥3,500+税(税込¥3,780)
・期間限定スペシャルプライス盤/CD/PCCA.04752/¥2,000+税(税込¥2,160)
※「サイン会参加券」は、初回盤・期間限定スペシャルプライス盤のどちらをご購入されましても、1枚ご購入で1枚のみのお渡しとなります。あらかじめご了承ください。
【全国ツアー情報】
Bentham『MYNE』リリース記念「 GOLD RUSH TOUR 2019」
4月5日(金)千葉LOOK 18:30 / 19:00
4月6日(土)横浜BAYSIS 17:30 / 18:00
4月11日(木)福岡Queblick 18:30 / 19:00
4月13日(土)大分club SPOT 17:30 / 18:00
4月14日(日)熊本Django 17:30 / 18:00
4月17日(水)松江AZTiC canova 18:30 / 19:00
4月18日(木)広島SECOND CRUTCH 18:30 / 19:00
4月20日(土)松山double-u studio 17:30 / 18:00
4月21日(日)高松DIME 17:30 / 18:00
4月23日(火)岡山PEPPERLAND 18:30 / 19:00
4月29日(月・祝)KYOTO MUSE 17:30 / 18:00
4月30日(火・祝)music zoo神戸太陽と虎 17:30 / 18:00
5月8日(水盛岡the five morioka 18:30 / 19:00
5月9日(木)仙台Hook 18:30 / 19:00
5月10日(金)郡山CLUB #9 18:30 / 19:00
5月17日(金)札幌BESSIE HALL 18:30 / 19:00
5月22日(水)新潟CLUB RIVERST 18:30 / 19:00
5月23日(木)松本ALECX 18:30 / 19:00
5月25日(土)金沢GOLD CREEK 17:30 / 18:00
5月26日(日)富山Soul Power 17:30 / 18:00
6月8日(土)Live House 静岡UMBER 17:30 / 18:00
6月14日(金)HEAVEN’S ROCK Utsunomiya Vj-2 18:30 / 19:00
6月22日(土)大阪Shangri-La 〈ワンマン〉 17:30 / 18:00
6月30日(日)名古屋CLUB UPSET 〈ワンマン〉 17:30 / 18:00
7月15日(月・祝)Shibuya WWW X 〈ワンマン〉 17:00 / 18:00
【ニューアルバム情報】
■タイトル
MYNE
■発売日
2019年2月27日
■商品形態
・初回盤 (CD+DVD)
¥3,780-(税込)/PCCA.4751
・通常盤:期間限定スペシャルプライス (CD)
¥2,160-(税込)/PCCA.4752
・通常盤 (CD) ※期間限定スペシャルプライス (PCCA.4752)の在庫がなくなり次第、販売開始
¥2,980-(税込)/PCCA.4768
■収録楽曲
1. cymbidium
2. Cry Cry Cry
3. Hope the youth
4. トワイライト
5. five
6. ASOBI
7. MIRROR BALL
8. BASSBALL
9. SUTTA MONDA
10.夜な夜な
■初回盤DVD収録内容
・TONIGHT @渋谷CLUB QUATTRO(2018.6.8)
・サテライト @渋谷CLUB QUATTRO(2018.6.8)
・僕から君へ @渋谷CLUB QUATTRO(2018.6.8)
・memento @渋谷CLUB QUATTRO(2018.6.8)
・FATEMOTION @渋谷CLUB QUATTRO(2018.6.8)
・Chicago @渋谷CLUB QUATTRO(2018.6.8)
・激しい雨 @渋谷CLUB QUATTRO(2018.6.8)
・パブリック @渋谷CLUB QUATTRO(2018.6.8)
・クレイジーガール @渋谷CLUB QUATTRO(2018.6.8)
・「MYNE」メイキング&オフショット映像
■各特典内容
★商品封入特典:
ツアーチケット先行応募券
※「ツアーチケット先行応募券」の対象は、6/22 大阪公演、6/30 名古屋公演、 7/15 東京公演 の3会場でのワンマン公演のみとなります。
★先着購入特典:
・MYNE オリジナルトートバッグ
・MYNE オリジナルトートバッグ (TOWER RECORDS ver.)
全国のCDショップにて、2019年2月27日発売 Bentham 2ndフルアルバム「MYNE」をご購入の方に、先着で「MYNE オリジナルトートバッグ」をプレゼントいたします。
※特典は数に限りがございますので、お早めのご予約、ご購入をお勧めいたします。
※一部お取扱いの無い店舗もございますので、詳しくは店舗までお問い合わせください。
※イベントでのご予約・ご購入は特典対象外となります。
【主題歌映画情報】
「お前ら全員めんどくさい!」
2019年2月23日(土)より
池袋HUMAXシネマズ、シネマート新宿ほか
全国順次ロードショー
http://omaera-movie.com/
出演:小野賢章
小宮有紗 茜屋日海夏 大原優乃 都丸紗也華
原作:TOBI 「お前ら全員めんどくさい!」(COMICメテオ連載)
監督:宝来忠昭 脚本:中村能子
主題歌:Bentham「memento」(PONY CANYON)
製作:「お前ら全員めんどくさい!」製作委員会 配給:日本出版販売
?2018 TOBI・COMICメテオ/「お前ら全員めんどくさい!」製作委員会
【最新配信シングル情報】
■「Hope the youth」
配信品番:PCSP.02585
■「cymbidium」
配信品番:PCSP.02567
<配信サイトURL> https://lnk.to/Bentham
今回のオフィシャルインタビューとは別に、本インタビュー取材が大変盛り上がりロングインタビューとなった為、より深く掘り下げた内容の完全版オフィシャルインタビューと全曲解説をBenthamのオフィシャルHPに掲載している。こちらも是非チェックしてほしい。
また、今週末3月3日(日)にはタワーレコード渋谷店とタワーレコード新宿店の2会場でアルバム発売記念インストアライブを行う。
それぞれの会場で異なるセットリストとバンド編成でパフォーマンスするとの事、アルバム収録全10曲を、この日丸一日で聴けるイベントとなっているので、こちらのインストア・サーキットもお見逃しなく。
【オフィシャルインタビュー】
Bentham、リスナーの勘違いを解くために完成させた変化のニューアルバム『MYNE』
2017年のメジャーデビュー以降、数多くの大型フェスに出演して熱いパフォーマンスを繰り広げている生粋のライブバンドBenthamが、前作から約1年9ヵ月ぶりとなる2ndアルバム『MYNE』(読み:マイン)をリリースした。今作には「ウルトラマン」シリーズの最新作『ウルトラマン ニュージェネレーションクロニクル』のオープニング曲として話題の「Hope the youth」など、全10曲を収録。持ち味のキャッチーで骨太なバンドサウンドはそのままに華やかなダンスミュージックを取り入れるなど、これまで以上にバライエティ豊かなアレンジに踏み込んでいる。その変化の理由は何なのか。メンバー4人に聞いた。
――今回、初めてリード曲に「cymbidium」(読み:シンビジウム)っていうミディアムナンバーを選んでますね。大きな決断だったと思いますけど、どうしてですか?
小関竜矢(Vo/Gt):勘違いを解きたかったんです。僕らの曲をより多くの人に聴いてもらいたいって思たったときに、なぜ、いままでTシャツ、デッキーズ(ライブハウスで若者に人気のスタイル)の子たちを盛り上げることに対して躍起になっていたのかを考えたんですね。で、僕らの活動を振り返ったときに、「僕から君へ」とか「アナログマン」「夜明けの歌」みたいな、僕が本当に言いたいを書いた歌ごころのある曲がいちばんの魅力かなって思ったんですよ。必ずしも「ライブで盛り上げること」がいちばんじゃなかったというか。
須田原生(Gt):いままでは自信がなかったんですよね。みんなの体が動いてるとか、声が出てるとか、目に見えて盛り上がってるところしか見えてないところがあって。でも、最近は違いますね。体がノらなくても、ちゃんと良い顔で聴いてくれてれば、ちゃんと伝わってるんだなって感じてプレイできてるんです。だから今回は思い切ったことができたんです。
辻怜次(Ba):変わることを怖がらなくなったんですよね。
――「cymbidium」のプロデュースを手がけた野間康介さんとは、どういうコミュニケーションがありましたか?
小関:まず野間さんは「メロディが良いよね」って言ってくれたので、僕が持ってる一定のジャンルへの偏見をほぐしてくれる作業がありましたね。やっぱり僕はバンドでバーンッてやってるのが好きだから、ライブで再現できないいことをやるのは嫌だったんです。でも、「こう混ぜたら、美味しくなるよ」みたいなのを丁寧に教えてくれて。それで納得しながら作っていけたと思います。
須田:あとはテンポ感を大事にしました。制作の段階ではノリが出ないぐらいテンポを落としたんですけど、「うーん、ダメだ」ってなって。ミディアムテンポではあるけれど、ノリがなくても、ノリが出すぎてもダメっていうのは考えながら作りましたね。
――歌詞はオトコの女々しいラブソング?
小関:実は、主人公は「僕」なんですけど、女性目線のつもりで書いたんですよ。冬に共通する恋愛模様を書いてみたくて。言っておきたいのが、僕の実体験ではないんです。「雪が溶けるほどではないね。」って言ったことないですからね(笑)。この曲は、冬になったらキュンキュンしてほしいっていう気持ちで書いたんですよね。いままでは人のために歌詞を書くタイプじゃなかったから、こういうふうに作ったのは初めてですね。
▼Bentham / cymbidium【Official Music Video】
――アレンジの幅が広いアルバムになりましたけど、これはプロデュースユニットのPRIMAGICがアレンジに関わっていることが大きいですか?
鈴木敬(Dr):チームのほうから、「カラフルなアルバムにしよう」みたいな提案があって。いかに曲ごとのキャラづけをするかっていうのは意識したんです。いままで踏み込まなかったところまで踏み込んでみたりとか、逆にいままでどおり4人の音以外は足さずに作った「ASOBI」みたいな曲もあるし。幅が広いけど、自分たちらしくできたと思います
須田:ちゃんと自分たちの素を出せたんですよね。
――シンセを取り入れたダンスナンバー「MIRROR BALL」はすごく新しいです。
辻:ですよね。もともとの着想はダフト・パンクの『ランダム・アクセス・メモリーズ』なんですよ。人力でクラブミュージックをやってるのがかっこいいなと思って。それをBentham流に落とし込めないかなっていうところからはじまりましたね。
小関:僕のなかのテーマは「もしもクラブに行ったら」なんですよ。
辻:それ、「もしもピアノが弾けたなら」じゃん(笑)。
小関:うん。ガチガチのクラブには行ったことがないから。PRIMAGICの人たちとも、「やりすぎるぐらいのほうがダサくて面白いよね」って話したりしましたね。
▼Bentham / MIRROR BALL【Official Lyric Video】
――新しい曲調も多いけど、「Cry Cry Cry」とか「BASSBALL」みたいな曲もあることで、いままでのBenthamのかっこよさも際立ったと思います。
須田:うん、そこは考えましたね。
小関:僕がいままでと同じ仕事をしたのが「Cry Cry Cry」です。
辻:ちなみに、自分は「Cry Cry Cry」をリードにしたかったんです。これが、ザ・ベンサムだから。やっぱりメニューが多いと、お店の不安が見えるって言うじゃないですか(笑)。だから「俺はこれを食わせたいんだぜ!」っていう定番メニューを通したかった。でも、みんなで変わっていこうぜっていう方向性があったから、いまは納得してますね。
――アルバムのタイトルを「MYNE」にしたのは?
辻: MINEは鉱山っていう意味なんです。今回のアルバムを作っているなかで、「鉱山」っていう言葉がすごく頭にあって。掘っても、掘っても、俺らはどんどん良い曲を出していくし、良いライブをする。俺らは鉱山みたいなものだ、みたいなことを考えてたんです。でも、英語でMINEだと、所有代名詞のMINEにも捉えられちゃうじゃないですか。で、調べたら、違うスペルで「鉱山」って意味を持つ言葉があったんです。アフリカにアフリカーンス語っていうのがあって、そのMYNEの読みも、マインなんですね。で、いろいろ調べているうちに、この綴りでゲルマンの言葉だと、愛情、希望、自分たちが渇望しているもの、みたいな意味もあって。
――その意味も素敵です。
辻:そう。ひとつの言葉でこんなに意味があるから、これが良いと思いましたね。
小関:このタイトルはめちゃくちゃ気に入ってます。
――今回のアルバムは完全にバンドのターニングポイントになると思います。
辻:うん、すごく自信があります。
須田:「いろいろな要素があるのがBenthamだよ」っていうのを出せたし、いままで自分の好きなものとは違うと思ってた人も振り向かせることのできると思いますね。
小関:現段階の僕らの正解であり、嘘のないBenthamが詰まってる1枚ですね。ようやく純粋に音楽の良さを主張できるタイミングがきたんですよ。これを出すことで、いままででやってきたことも肯定ができると思うんです。勘違いもなくなるだろうし。だから、このアルバムは、今後も僕らはこうやってBenthamをやっていくよっていう意思表示でもありますね。僕らはこのままでは終われない。そういう覚悟を伝えたいです。
取材・文=秦理絵
■2nd ALBUM『MYNE』オフィシャルインタビュー【完全版】&全曲解説
http://stg-bentham.emtg.xyz/news/detail/492
【Bentham 2月27日発売2nd Album『MYNE』発売記念リリースイベント】
★渋谷会場
<会場> タワーレコード渋谷店5Fイベントスペース
<日程> 2019年3月3日(日)
<時間> 16:00集合/16:30 START(集合場所:5Fイベントスペース)
<内容> ミニライブ&サイン会
■配券種類
<整理番号付きイベント入場券>
■イベント対象CD
2019年2月27日発売 Bentham 2nd Album『MYNE』
・初回盤/CD+DVD/PCCA.04751/¥3,500+税(税込¥3,780)
・期間限定スペシャルプライス盤/CD/PCCA.04752/¥2,000+税(税込¥2,160)
※「整理番号付きイベント入場券」は、初回盤・期間限定スペシャルプライス盤のどちらを購入されましても、1枚ご購入で1枚のみのお渡しとなります。あらかじめご了承ください。
★新宿会場
開催日時:2019年3月3日(日)21:00~
会場: タワーレコード新宿店 7Fイベントスペース
(東京都新宿区新宿3-37-1 フラッグス7F)
http://tower.jp/store/Shinjuku
■イベント内容
ミニライブ&ポスターサイン会
■イベント対象CD
2019年2月27日発売 Bentham 2nd Album『MYNE』
・初回盤/CD+DVD/PCCA.04751/¥3,500+税(税込¥3,780)
・期間限定スペシャルプライス盤/CD/PCCA.04752/¥2,000+税(税込¥2,160)
※「サイン会参加券」は、初回盤・期間限定スペシャルプライス盤のどちらをご購入されましても、1枚ご購入で1枚のみのお渡しとなります。あらかじめご了承ください。
【全国ツアー情報】
Bentham『MYNE』リリース記念「 GOLD RUSH TOUR 2019」
4月5日(金)千葉LOOK 18:30 / 19:00
4月6日(土)横浜BAYSIS 17:30 / 18:00
4月11日(木)福岡Queblick 18:30 / 19:00
4月13日(土)大分club SPOT 17:30 / 18:00
4月14日(日)熊本Django 17:30 / 18:00
4月17日(水)松江AZTiC canova 18:30 / 19:00
4月18日(木)広島SECOND CRUTCH 18:30 / 19:00
4月20日(土)松山double-u studio 17:30 / 18:00
4月21日(日)高松DIME 17:30 / 18:00
4月23日(火)岡山PEPPERLAND 18:30 / 19:00
4月29日(月・祝)KYOTO MUSE 17:30 / 18:00
4月30日(火・祝)music zoo神戸太陽と虎 17:30 / 18:00
5月8日(水盛岡the five morioka 18:30 / 19:00
5月9日(木)仙台Hook 18:30 / 19:00
5月10日(金)郡山CLUB #9 18:30 / 19:00
5月17日(金)札幌BESSIE HALL 18:30 / 19:00
5月22日(水)新潟CLUB RIVERST 18:30 / 19:00
5月23日(木)松本ALECX 18:30 / 19:00
5月25日(土)金沢GOLD CREEK 17:30 / 18:00
5月26日(日)富山Soul Power 17:30 / 18:00
6月8日(土)Live House 静岡UMBER 17:30 / 18:00
6月14日(金)HEAVEN’S ROCK Utsunomiya Vj-2 18:30 / 19:00
6月22日(土)大阪Shangri-La 〈ワンマン〉 17:30 / 18:00
6月30日(日)名古屋CLUB UPSET 〈ワンマン〉 17:30 / 18:00
7月15日(月・祝)Shibuya WWW X 〈ワンマン〉 17:00 / 18:00
【ニューアルバム情報】
■タイトル
MYNE
■発売日
2019年2月27日
■商品形態
・初回盤 (CD+DVD)
¥3,780-(税込)/PCCA.4751
・通常盤:期間限定スペシャルプライス (CD)
¥2,160-(税込)/PCCA.4752
・通常盤 (CD) ※期間限定スペシャルプライス (PCCA.4752)の在庫がなくなり次第、販売開始
¥2,980-(税込)/PCCA.4768
■収録楽曲
1. cymbidium
2. Cry Cry Cry
3. Hope the youth
4. トワイライト
5. five
6. ASOBI
7. MIRROR BALL
8. BASSBALL
9. SUTTA MONDA
10.夜な夜な
■初回盤DVD収録内容
・TONIGHT @渋谷CLUB QUATTRO(2018.6.8)
・サテライト @渋谷CLUB QUATTRO(2018.6.8)
・僕から君へ @渋谷CLUB QUATTRO(2018.6.8)
・memento @渋谷CLUB QUATTRO(2018.6.8)
・FATEMOTION @渋谷CLUB QUATTRO(2018.6.8)
・Chicago @渋谷CLUB QUATTRO(2018.6.8)
・激しい雨 @渋谷CLUB QUATTRO(2018.6.8)
・パブリック @渋谷CLUB QUATTRO(2018.6.8)
・クレイジーガール @渋谷CLUB QUATTRO(2018.6.8)
・「MYNE」メイキング&オフショット映像
■各特典内容
★商品封入特典:
ツアーチケット先行応募券
※「ツアーチケット先行応募券」の対象は、6/22 大阪公演、6/30 名古屋公演、 7/15 東京公演 の3会場でのワンマン公演のみとなります。
★先着購入特典:
・MYNE オリジナルトートバッグ
・MYNE オリジナルトートバッグ (TOWER RECORDS ver.)
全国のCDショップにて、2019年2月27日発売 Bentham 2ndフルアルバム「MYNE」をご購入の方に、先着で「MYNE オリジナルトートバッグ」をプレゼントいたします。
※特典は数に限りがございますので、お早めのご予約、ご購入をお勧めいたします。
※一部お取扱いの無い店舗もございますので、詳しくは店舗までお問い合わせください。
※イベントでのご予約・ご購入は特典対象外となります。
【主題歌映画情報】
「お前ら全員めんどくさい!」
2019年2月23日(土)より
池袋HUMAXシネマズ、シネマート新宿ほか
全国順次ロードショー
http://omaera-movie.com/
出演:小野賢章
小宮有紗 茜屋日海夏 大原優乃 都丸紗也華
原作:TOBI 「お前ら全員めんどくさい!」(COMICメテオ連載)
監督:宝来忠昭 脚本:中村能子
主題歌:Bentham「memento」(PONY CANYON)
製作:「お前ら全員めんどくさい!」製作委員会 配給:日本出版販売
?2018 TOBI・COMICメテオ/「お前ら全員めんどくさい!」製作委員会
【最新配信シングル情報】
■「Hope the youth」
配信品番:PCSP.02585
■「cymbidium」
配信品番:PCSP.02567
<配信サイトURL> https://lnk.to/Bentham
リリース情報
MYNE
発売日: 2019年02月27日
価格: ¥ 2,759(本体)+税
レーベル: ポニーキャニオン
収録曲
1.cymbidium
2.Cry Cry Cry
3.Hope the youth
4.トワイライト
5.five
6.ASOBI
7.MIRROR BALL
8.BASSBALL
9.SUTTA MONDA
10.夜な夜な