兵庫県警が進めるチケット高額転売への取り締まりに対し音楽関連3団体が感謝状を贈呈

Fanplus Music NEWS | 2020.10.12

 一般社団法人日本音楽事業者協会、一般社団法人日本音楽制作者連盟、一般社団法人コンサートプロモーターズ協会の音楽関連3団体は、10月10日、兵庫県尼崎南警察署に対し、コンサートチケット等の高額転売の取り締まりに関する感謝状を贈呈した。
 同署は、悪質なチケット高額転売者並びに仲介事業者への捜査を長期にわたり取り組んでおり、チケットの高額転売を巡る状況の改善に大きく貢献している。
 贈呈式には兵庫県警尼崎南署を代表し、生活安全課長小平宝生警部が出席。音楽関連3団体を代表して一般社団法人コンサートプロモーターズ協会の中西健夫会長より、同署捜査員の尽力に対する感謝とともに、今後のさらなる取り締まり強化への期待を伝えるスピーチが行われた後、小平氏に感謝状を贈呈した。


※写真左より:一般社団法人日本音楽制作者連盟 理事長 野村達矢、兵庫県警尼崎南署生活安全課長 小平宝生警部、一般社団法人コンサートプロモーターズ協会 会長 中西健夫、一般社団法人日本音楽事業者協会 専務理事 中井秀範、

 音楽関連3団体は、2016年頃から高額転売対策に本格的に取り組み始め、同年8月には新聞全面広告により「私たちは、音楽の未来を奪うチケットの高額転売に反対します」というメッシージを強く社会に訴えた。これは大きな社会的反響を呼び、SNSなどではさまざまな議論が巻き起こったことは記憶に新しい。
 このような活動を経て、2018年12月に「特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律(チケット不正転売禁止法)」が成立。翌2019年の6月より施行された。これにより、コンサートチケットの不正な転売件数は大幅に減少しているものの、完全撲滅には至っていない。
 本年のコロナ禍において、コンサート主催者並びに運営関係者は大変厳しい状況に立たされており、また音楽ファンに対しても感染拡大防止に関する様々な協力を要請せざるを得ない事情から、音楽ファンにかかる負担を少しでも軽減し、安心して会場に足を運んでいただくためにも、音楽関係団体としては、より一層の監視、摘発に注力していきたい。

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