レビュー

the pillows | 2011.09.13

 9月上旬から米国ツアー中のthe pillows。
 彼らから、2タイトル当時発売のニュースが届いた。

 ひとつは、LIVE DVD『BORN AGAIN』。  2011 年4 月24 日、Zepp Tokyo で行われたthe pillows“HORN AGAIN TOUR”。結成20 周年を過ぎ“ ツノよ再び” と、新たな決意表明と共に更なる一歩を踏み出した彼らの最新ライブを完全収録した作品。
 さらに映像特典には、仙台でのファイナル公演の模様を収録した“BUSTERS’ NO SURRENDER!2011”、メンバーが自ら踊る“Dancing the pillows!TABASCO DISCO!”を収録。

 そしてもうひとつは、the pillows のソングライター山中さわおのソロアルバム第2弾『退屈な男』。
  ロックの枠にでさえ形式に囚われ無い、まさにオルタネイティブロックであり、そう言った意味でロックでありながらポップセンスを突き詰め続けるthe pillows。とにかく音楽として楽しく、ロックの高揚感をダイレクトに感じられる楽曲。そんなthe pillows の音楽が、音楽というよりロックミュージックとして長く信頼感を勝ち得続けている一つの側面には、山中さわおの人間としての拭い去れない孤独感、変わることの無い、変わることが出来ない個人の本質にたいする訴求力があるに違いない。
 前回のソロアルバムは音楽的振れ幅を華麗にやってのけた印象。よりオルタネイティブでありながら、よりポップであり、身軽で自由でありながらロックの本質も感じさせた。 今回の作品は、楽曲的にはさらに自由きままにロックに対する欲求を表現し、その分伸びやかに、よりポップに、現在のピロウズでは聴く事は出来ないロックの解釈が全曲詰まっている。

 誰もが抱える不安に軽薄な言葉で応えるのでは無く、音楽的濃さで表現した今回。the pillows に信頼を寄せるファンのみならず、ロックに魅了されている全ての人が、ソングライター山中さわおの魅力、ロックの魅力に気付けるアルバムとなった。
 自分を受け止めた“ 退屈な男” の日常にこそ人を魅了するロックの真実がある。

 ゲストミュージシャンも、鹿島達也(the pillows 初代サポートベーシスト、他)福岡晃子(チャットモンチー) 阿部耕作(THE COLLECTORS)クハラカズユキなど、多彩な顔ぶれが揃い、フェイバリットミュージシャンとしてのthe pillows、そして音楽人・山中さわおの人となりの力も確認できる内容になった。

 なお、当サイトではthe pillowsの全米ツアーの模様を、期間限定ツイッターで紹介している。

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リリース情報

BORN AGAIN 2011.04.24 at Zepp Tokyo“HORN AGAIN TOUR”

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BORN AGAIN 2011.04.24 at Zepp Tokyo“HORN AGAIN TOUR”

発売日: 2011年10月12日

価格: ¥ 4,000(本体)+税

レーベル: avex trax

収録曲

1. Limp tomorrow
2. Give me up!
3. 空中レジスター
4. Nobody Knows What Blooms
5. Purple Apple
6. Moon is mine
7. Sad Fad Love
8. Comic Sonic
9. Biography
10. オレンジ・フィルム・ガーデン
11. Lily,my sun
12. カーニバル
13. サードアイ
14. Brilliant Crown
15. EMERALD CITY
16. Movement
17. その未来は今
18. LITTLE BUSTERS
19. Doggie Howl
20. TABASCO DISCO
21. HEART IS THERE
22. No Surrender

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退屈な男

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退屈な男

発売日: 2011年10月12日

価格: ¥ 2,858(本体)+税

レーベル: DELICIOUS LABEL

収録曲

1. Absurd Song
2. Do you like a walk?
3. Old sundial
4. Rehabilitation
5. The Besutiful Lip
6. The Devil’s Pub
7. Vacant House
8. Youth club(Two members)

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