レビュー
馬場俊英 | 2012.04.07
幾度の挫折を繰り返し「ボーイズ・オン・ザ・ラン」「スタートライン?新しい風」等のヒットにより倒れては立ち上がりファイティングポーズをとり続ける馬場俊英。2012年に入り、新たなスタートを切った。
きっかけは、2011年にデビュー15周年を迎え、10枚目のオリジナルアルバム「HEARTBEAT RUSH」を発売する際、尾崎豊のプロデューサー須藤晃氏より尾崎豊の名曲「僕が僕であるために」をドラマのエンディグテーマとしてカバーして欲しいと依頼を受けたことから。
デビュー15年目で初のカバー曲に挑戦し、その制作過程で意気投合した二人は2011年夏のある日に何の予定もなくスタジオに入り、語り合い、ギターを掻き鳴らし合いながらセッションを行いデモ音源を作成。完成するまでに費やした時間は3時間という新曲「平凡」は、「平凡に勝るものはないだろう、額に汗して働くのは素晴らしいことだろう」という思いが込めらており、デビュー16年目を迎える馬場俊英の新たな夜明けを感じさせる楽曲。昨年末に行われた全国ツアーでは8月に3時間で出来上がったデモ音源をライブ会場限定販売し、5000枚以上を売り上げた。その後、5分程のサイズからある楽曲を合体させ組曲「平凡」として9分を超える作品として完成した。間違いなく今後の馬場俊英の代表曲になるだろう。
さて4月25日にリリースされる『馬場俊英EP1?平凡』はこの「平凡」の他にもバラエティーに富んだ3曲が収録されている。
「EP」とはExtended Play:レコードのコンパクト盤をイメージするが、今作タイトルに込められた意味は「EXPRESS」(略して「EP」)のこと。「伝えたいことや表現したいことをすぐに曲にして、すぐにレコーディングをして、すぐに届ける。」という馬場俊英の新たな試みが込められたタイトル作品になっている。
【Information】
今思って・感じていることをすぐに歌にして、すぐ皆様に届けるというEXPRESS CD企画がスタート!記念すべき第一弾「平凡」のラジオエディットの着うた・着うたフルを、期間限定で無料配信いたします。
ぜひ下記よりDLし新生馬場俊英を感じて下さい。
- [配信期間]4月7日?4月13日
- http://wa-mo.jp/front/feature/?fid=1426
※フィーチャーフォンにてアクセスしてください。